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なら斬り開く?!

アジもホッケも、物事さえをも、斬り開く。

目が合った?!

2016年03月20日 | 音楽
ライブを観に行ってさ、
演奏中のときにミュージシャンのひとと目が合った!
とか言えばそれはそうじぶんが思っただけなんじゃないの?
のように言われてしまうとも思うんだけど。
あとで冷静になって振り返ってみて、
やはりあれは思い違いだったかなとか考えながら・・・

でも、その目が合ったことが真実かどうかは別にして、
「目が合った!」と感じられるようなライブって
とってもすばらしいじゃん!! とおもったの。

ぼくが「目が合った!」と感じたライブはねぇ、
これまで1度だけございまして。
それは2006年の愛知県芸術劇場大ホールでの、
奥田民生さんライブなのですが。
ライブ中たのしくてめっちゃすごいノリノリで聴いていて。
そしてライブ終わり民生さんが客席に向かって
あいさつとして手を振られたとき、
どーしてかぼくへ向けて手を振ってるような気がして。
目が合ったような気がして…
これって、こう書くとやっぱし変に思えるんだけれど、
でもそのときはそのように感じたのよねぇ。。。

the pillowsのあるライブでは、
ぼくもみんなもめっちゃ盛り上がり過ぎて、
それでさわおさんが客席フロアに向かってダイブされて
みんなで「おぉー!」みたいになったり~。

2011年6月浜松の「天神蔵」という酒蔵さんでの、
クラムボンのライブでは、
ライブ終盤『Folklore』のときにねぇ、
♪ラー ラーララーララァー
ってみんなで歌うところで郁子さん
「じぶんの歌いたい、すきなメロディーで歌って!」
とおっしゃったのでぼくもなにか適当に歌ってみたら、
ぼくの出したラララのメロディーを郁子さんが受け取って
おんなじように歌ってくれ(たような気がし)て。

このときの出来事は、とくに印象に残ってる。。。

それらのような「目が合った」的なことがさ、
たとえぼくの思い違いだったとしても
そのときにじぶんのなかでそう「思えた」ということは、
大事だと思うのよ。
勘違いでしょ? と問われても、そうかもしれんけれど、
そうじゃねぇかもしれないぜ! 真実かもだぜ!!!
と心の中では思っていたい。

2016年3月20日 @ Slight Slight -e.p.ver.-

Saying no but meaning yes

2016年03月19日 | 音楽


先日、じぶんは誕生日だったんだけども。
このまえのブログエントリ末尾でも書いた
デヴィッド・ボウイの『★』を誕生祝いで購入しましたっ。
「34歳の誕生日、ぼくは『ボウイ』を買った。」
ていうのはどこか思い出に残せそうかなとおもって・・・

何回かCDを聴きながら、
最終7曲めの『I Can't Give Everything Away』がさ、
なんだかすごいーと感じて。
曲の最後まで【I can't give everything away】という
リフレインがずっと続いてゆき、
ぼくには「エブリシング」って唄われてるのだけは
聞こえましたのでそこから何と言っているのかを、
歌詞カードで確認してみると… それは
【I can't give everything away】とのことで。
掲載和訳によりますと、
【私は全てを与えきることはできない】、、、

【私は全てを与えることはできない】
【全てを与えきることは】
【私は全てを与えきることはできない】

そう、そのように、それが、ずっとずっと続くの。

その【I can't give everything away】とはさ、
いったいどういうことなんだろう??
なぜボウイは【できない】と唄い続けるのだろう???

と、曲の歌詞のなかには‥‥





Seeing more and feeling less
Saying no but meaning yes
This is all I ever meant
That's the message that I sent

(見るほどに感覚を失い
 否定を口にしつつ肯定する
 これが今まで私が伝えたかった全てだ
 私の送り続けた伝言だ)


I Can't Give Everything Away / David Bowie





‥‥という節があるのだけれど。ふと、これはその
【Saying no but meaning yes
 /否定を口にしつつ肯定する】
というのと関係しているかも?! っておもった。

『I Can't Give Everything Away』のなかで唄われる
【can't】つまり「no」は逆にここでは、
「yes」の意味なのであって。
例えばもしも「私は全てを与えることができる。」や、
「全てを与えた。」と言うような「yes」を言ってしまえば
それはもう口にした時点ですぐ嘘に成ってしまい、
だからそのような嘘と成らないためにも
【I can't give everything away】として。それは、
ことば上では「no」なのですが、
ほんとうは「yes」の意味が込められてるのではないか?!

そーいえば以前のエントリでぼくは、
「ない」ということばの事について書いたんだけども。
ボウイの唄う「no」と「yes」のこと、
どこか関連しているのかもしれない。。。

ぼくは、全てを受け取りたいが、
その全てを受け取ることは、できない。

2016年3月19日 @ Lazarus

どんなだろう?(検索しない編)

2016年03月18日 | 音楽
U-zhaanさんのAL『Tabla Rock Mountain』を、
ふとしたときに聴きたくなるもんでそのときには
CD出してきてクルマで聴いてるんだけどねー。

3曲めの『Tabla'n Rap』でさ、
KAKATOのおふたりによるラップの歌詞に入ってる
「チャパティ」っていうことばを、
ぼくはこの曲を聴いて初めて知りまして。
U-zhaanさん曰く、
カレーにはナンよりライスより「チャパティ」が合う。
というインドの食べ物らしいけれど。
どんなのか食べてみたい! よりもねぇ、
どんな食べ物なのかさっぱりよくわからないので、
どんなのかちょっと頭の中で想像している。。。

穀物なのか。パンみたいなのか。麺類とか。野菜系とか。
葉っぱで巻いたりくるんだり。はたまた果物的な感じ???
「チャパティ」という響きだけでは、
もうぜんぜんわからない~!!!

ネットで検索すれば一発なんだけども、
今回はあんまりしたくないんだよね。検索。
それじゃあなんだかつまらない、とゆーか、、、
ふとしたときに「あぁーこれがチャパティか」みたいにして
知りたい。たまたま見た雑誌に掲載されているとか、
たまたま入ったお店のメニューに書いてあって
オーダーしてみるとか。
その時が来るまではどんなのか想像しながら妄想しながら、
それであそびたい。「チャパティ」ってどんなだろう???

♪食べたことないもの食べてみたい

2016年3月18日 @ Chicken Masala Bomb

あるオマージュのこと。

2016年03月03日 | 音楽
赤く咲くのは けしの花
白く咲くのは 百合の花
どう咲きゃいいのさ この私
夢は夜ひらく


圭子の夢は夜ひらく/藤圭子





いろいろな音楽を聴いてみたいとおもって。
その一環で、図書館で藤圭子さん借りてまいりまして。
(図書館でCD借りられるのありがたい~!)
そのなかでもね、
『圭子の夢は夜ひらく』を聴いてふと感じたのですが。

それは‥‥





十五 十六 十七と
私の人生 暗かった
過去はどんなに 暗くとも
夢は夜ひらく


圭子の夢は夜ひらく/藤圭子





‥‥という歌詞での
【十五 十六 十七と】の箇所ってば、
ぼくはどこかで聴いたことあったよなぁー???
っておもって。ちょっと考えますと、、、





一つ 人より目が細い
二つ 二重にあこがれて
三つ 見切れるカメラ目線
四つ 呼んでも聞こえない


川西五〇数え唄/UNICORN





UNICORNの川西さん・五十歳記念シングル
『半世紀少年』のカップリング曲『川西五〇数え唄』でさ。
と、あの補足説明を申しあげますと。
『川西五〇数え唄』とは、
「一つ」「二つ」「三つ」「四つ」から
「四十七」「四十八」「四十九」そして「五十」まで。
ひとつひとつ、川西さん以外のメンバーが、
なにかメッセージを歌い継ぎながら





嗚呼~ 川西~
嗚呼~ 半世紀


川西五〇数え唄/UNICORN





って、川西さんの
五十歳をお祝い(?!)する唄なのですが。
この唄の中でねぇ、





十三 いさむの先輩で
十四 一史と朝帰り
十五 十六、十七と
十八 嫌々リーダーだ


川西五〇数え唄/UNICORN





というように「十五」と「十六」と「十七」とを、
一気につづけて歌われる箇所がありまして。
そこがよぉ、どーしてそこだけつづけてなのか?! が、
ぼくはそういえばこれまでわからなかったんだけど。
謎が解けたー!! つまりこれは藤圭子さんの、
『圭子の夢は夜ひらく』へのオマージュだったのねぇ。
聴けば、曲調も似ているし。。。

知らないことって、まだまだたくさんあるな~。

2016年3月3日 @ 新宿の女

壁際

2016年02月23日 | 音楽
デヴィッド・ボウイが当時西ベルリンでコンサートをして、
それが「ベルリンの壁」を崩す手助けになった。
というのはね、ボウイが逝去されたときに、
ネットですこし読んだけれども。
録画しておいて昨日夜観ました、
21日放送のNHK総合「新・映像の世紀」でさ、
そのコンサートの映像を観て。泣いてしまった。。。

コンサートは、西ベルリンの壁際でおこなわれ。
全スピーカーの4分の3はコンサートのお客さんへ、
残り4分の1を壁の向こうの東ベルリン側へ向け演奏された。
そのとき東ベルリンの路上では、
おおぜいの若者たちがボウイを聴きに来ていて、、

というぼくの説明では、やはりうまく言えないだけど。
なぜか最近ぼくはブログで「壁」について書いて。
「壁」というのはなにか? ていうのは、
ぼくにはきちんとことばにできないが。
じぶん自身を囲んでいる「壁」なのかどうか、的なことも、
よくわからないっちゃぁよくわからないし。

先日CDショップの棚をたまたま見てたらね、
ボウイのアルバム『The Next Day』が、どーしてなのか
半額セールで売ってて意を決して(?!)購入したのよ~!
すごい。めっちゃかっこよい。聴けば聴くほど、
どんどん惹かれてゆく感覚をおもう。。。
ぼくはまだ新AL『★』は聞いていなくって、
いつ聞こう? いつ買おう? てのもちょっと考えながら…

ボウイを聴きたい。ぼくの中の壁際でボウイを聴きたい。

2016年2月23日 @ (You Will) Set The World On Fire

「発売日」と「発表日」と。

2016年02月17日 | 音楽
リスナーとしてのわたしがさ、
大すきなバンドや歌手やミュージシャンの
あたらしいCDが発売される日ってやはりうれしくって。
その日が来るのをこころ待ちにしながら過ごして‥‥
っていうような【発売日】とは、
特別な日だと感じるけれど。さらに言えば、
「発売は◯月◯日です。」とアナウンスされる【発表日】も
とっても重要なのかもしれない。。。

2009年1月1日、元日。
突如UNICORN再結成のニュースが流れてまいりまして。
おどろきながらも最高にうれしかったー!!
Newアルバム&先行シングル『WAO!』およびライブツアー。
そのまえ段階で再結成の噂とかあったのだっけ?!
詳しいことは覚えてないけどめっちゃわくわくしたぁ。
その後やって来た【発売日】はもちろんのこと、
元日の【発表】が、すごかった。。

【発表】のことで申しますと。
Mr.Childrenのねぇ、2014年秋から2015年を駆けぬけた
FC限定ライブ→シングル→映画公開→アルバム発表→
アルバム発売前アリーナツアー→発売後スタジアムツアー→
さらなる秋の「2マン」Zeppライブツアー。と、
どとうのラッシュがすごかった。たのしかった~。
(ぼくはライブ「スタジアムツアー」に参加したよん!)
今振り返って考えますと、もしかしたら
【発表】の各タイミングが絶妙だったのかもしれない。

2016年2月14日、先日「バレンタインデー」での、
Perfumeの【発表】がすてきー。
このまえNHKニュースでもバレンタインの話題のときには、
ピアノBGMの『チョコレイト・ディスコ』が流れていて。
「バレンタインデー」というのは、もう、
Perfumeのアイデンティティのひとつに成っておるのだと
存じますが。
メタファーとしても、実際的においても、
【発表】がPerfumeからの贈りもの。というのがさ、
すてきだなーとおもいました。

【制作】や【発売日】はとても大事だけれども、
「【発表】をいつどうするか?」が重要だと言うのって、
ぼくは、じぶんの生活の中にでも使えるんではないか?!
ともおもって。つまり、このことからさ、
なにかを学べるような気がしているのよねぇー。

それについては次回エントリで書きますです。

2016年2月17日 @ Sweet Refrain

地名入ル歌

2016年02月15日 | 音楽
母がどこか棚の中を整理しておったら、
なにかを見つけたと言って。
それは昔、父親がね、
たぶん慰安旅行のときに配布され貰った「歌集」で。
おもしろそうだったので捨てる前にいただいた。



拝見いたしますと、昔の歌ってば、
よく言われるけれど歌詞に超インパクトあって、
かっこよいなぁと思った。この中の掲載曲で申しますと、
『時には娼婦のように』や『昔の名前で出ています』は、
すごい~!! 現在ではなかなかこのような歌は、
ぼくは知らないですので、逆に新鮮。
どんなメロディなのか聴きたいっ。

そして、ここにはタイトルに「地名」の入る歌が、
多いなぁーと思ったの。たとえば、
以前『モヤさま』仙台編でさまぁ~ずのおふたりが
口ずさんでいてそこで知りました、
『青葉城恋唄』から始まり。
『カナダからの手紙』『東京ららばい』、
『飛んでイスタンブール』『津軽海峡冬景色』『襟裳岬』、
『有楽町で逢いましょう』『銀座の恋の物語』『知床旅情』
とのように。。。

(『いい湯だな』が、1番から4番までそれぞれ、
 「登別」「草津」「白浜」「別府」の温泉名所を
 唄う歌だと知らなかった…)

たくさんある「ことば」のなかでもさ、
「地名」ていうのはなんて言いますか、
独特な、特別な、パワーがあるような気がしてる‥‥





四条烏丸西入ル 鉾町生まれのお嬢さん
えらいちゃんとしたカッコして 何処行かはんにゃろか?
夢にまで見たフランス 凱旋門をくぐって 巴里
目指すはモンマルトル パリジャンと待ち合わせ


京都の大学生/くるり





ぼくは、くるりのカップリングベストアルバム
僕の住んでいた街』収録のねぇ、
『京都の大学生』がすきなのだけども。
(以前2009年のライブで聴いてかっこよかったー!!)
昭和歌謡のようなピアノの雰囲気と、
「方言」で唄われます歌詞がすてき。そして、

【四条烏丸西入ル 鉾町生まれのお嬢さん】
【うちの彼氏は北区の 役所務めの20歳】
【今日もデートは左京区 大学近くの喫茶店】

という京都の「地名」と。さらに歌の最後では、、、





206番来たから とり合えず後ろに座った
バス巴里まで 飛んでゆけ
ラララ シャンゼリゼ






京都路線バスの「206番」ということばが、
京都へは旅行で数回しか行ったことのないぼくでも
なんだかグッとくる。。。

パリまでも、どこまでも、飛んでゆけ!!!

2016年2月15日 @ Hotel California

音楽を聴く時間。

2016年02月10日 | 音楽
前回エントリの最後で、
「より音楽を、いろいろな音楽を聴きたい」というふうに
書いたけれども。
そーいえば、「音楽を聴く」とは言っても、
今じゃあ音楽「だけ」を聴く時間ってぼくの場合は、
皆無だと気がついた。

なにかの作業中だとか、
クルマに乗ってる運転中だとか、
のぐらいしか無いもんね。音楽を聴くときって。

学生のころは、コンポにもうかじりつきながら、
集中して音楽を聴くことって
もっとあったような気がするだけど。
今ではどうだろう?? なんていうのか、たとえば、
すぐに本を読んじまうからねー。
そういうゆっくりする時間があればさ。あとはスマホか。
(ぼくは音楽を流しながら読書ができない~。)

本が、本のリズムが、音楽代わりなのかもしれねぇ。

いつ音楽を聴いているか?!
ってぇのはやはり、
「なにかをしながら。」になってるんだわー。

たぶん、ライブやコンサート鑑賞中でしか、
音楽を集中して聴くことって無いのかもしれない。
でもそれって、ぼく自身へ、ちょっとどーなん???
て思ったの。たとえばすぐ本を読もうとしてしまうってば、
なんだか「知識貧乏」的な。。。

2016年2月10日 @ ミュージック(Cornelius Remix)

感謝をつたえに‥‥

2016年02月09日 | 音楽
先週の火曜日、
サカナクションのライブへ行ってまいりまして。
ある日のブログで『ネイティブダンサー』のことを
書きましたのはその日のライブへ向けて気合い入れよーと、
思ったからなんだけどー。ライブ、すばらしかった!!

初めてのサカナクションだったですが。
これまで、絶対いつか観に行きたいっておもいながら、
なかなか機会はなくて。
昨年。映画『バクマン。』観てから主題歌『新宝島』の、
豪華盤「BAKUMAN。BOX」購入いたしまして。
封入されておりました「購入者対象チケット抽選」の期限が
CD届いたちょうどその日でさ、応募をしたのね。

ライブ当日のブログで書きました
『ネイティブダンサー』演奏のときには、曲のスタートで
山口一郎さん「一緒に踊ろう!」とおっしゃって。
それがうれしかったり。。。(めっちゃ踊った~!)

数年か前のこと。
もうなんだか人生どん詰まりを感じてしまっていたときに、
アジカン後藤正文さんがオススメされておりました
サカナクション『シンシロ』を初めて聴いて。
アルバム1曲目『Ame(B)』のもう冒頭から、救われた。
なんと言うのかあんまりまだよくわからないだけど、
曲、というか、歌、というか、音、というか、で、
じぶんの世界がどこか広がったような気がして・・・

その節の、御礼を、つたえに行きたかったの。

ライブやコンサートってば、
行けば確実に「たのしい」けれども。
そんな「たのしさ」を感じるだけでよいかどうか?!
ってのは以前からすこし悩んでおって。
観客であるぼくは娯楽を「もらう」だけでよいのかどうか??
こちらからはチケット代などの「お金」は払うけど。
「お金」以外で「わたす」ことができるものは、
なにかあるかなーって考えてみれば。
ぼくには、音楽を聴いて救われた「ご恩」があり、
その「感謝」を「つたえる」という動機で、
ライブへ行くっていうのはアリかもなぁとおもった。

だから、そのためにもさ、
まずは家やじぶんの生活のなかで、
より音楽を、いろいろな音楽を聴きたいって感じたんだよね。

2016年2月9日 @ セントレイ

「死にたい。」ということばのポジティブ性

2015年12月27日 | 音楽
肥大したモンスターの頭を
隠し持った散弾銃で仕留める
今度こそ 躊躇などせずに
その引き金を引きたい


Starting Over / Mr.Children





まだまだ、ぜんぜん普段使いで、
ミスチルの『REFLECTION』を聴いておりまして。

本年6月のアルバム発売直後は、そのあまりの曲の多さに
どれからどう聴けばよいのかちょっと混乱しながらも、
聴くうちに少しずつ馴染んでいって。
そして、その後放送されましたNHK総合「SONGS」の、
スペシャル密着ドキュメントを観てから、
アルバムのことがもうちょっとわかったり。。。

その日から『Starting Over』がだいすきになっただわー!





僕だけが行ける世界で銃声が轟く
眩い 儚い 閃光が駆けていった
「何かが終わり また何かが始まるんだ」
そう きっとその光は僕にそう叫んでいる






今に成ってもまだ、
じぶんのだめさを見てしまったりするとどーにも
【死にたい。】っておもってしまうんだけれど。
ぼくはその【死にたい。】と想う感受性のことを、
ときに大事にしなきゃいけないかもとも感じてる~。
(感受性の鋭さのデメリットは一応理解しているつもり…)

【死にたい。】とは、
【死んで、生まれ変わりたい。】の略なんだと思うだけど。

たとえば、じぶんが「変わる」ためには、
もしかしたら「生まれ変わる」しか方法はなくって。
「生まれ変わる」ためには、
そのまえに「死ぬ」ことが必要となってくる。
「死ぬ」とは申しましても本当に体が「死ぬ」のではなく、
比喩としての、メタファーとしての、
「死」を経験するという意味なのですが。

「【死にたい。】とおもってしまうとき」ていうのは、
もしやそのじぶんが「変化する」時期のタイミングを、
ぼくがぼくに教えようとしてるんじゃないかやー?!





穏やか過ぎる夕暮れ
真夜中の静寂
またモンスターが暴れだす
僕はそうっと息を殺し
弾倉に弾を込める
この静かな殺気を感づかれちまわぬように






もしもそーだとすればさ、ぼくは、
ぼくの【死にたい。】っていう思いをきちんと受け止め、
なんとしてでもそれを踏まえて活かしたい。的な。。。

『Starting Over』という曲は、
ぼくにそのように叫んでいるんじゃないかなー???
っておもった。きっと。きっと。だから、今日も‥‥

2015年12月27日 @ ひびき

飲む達人の胃袋。

2015年12月11日 | 音楽
あぁ風の噂で君の話を聞いたんだよ
結婚はしたけれどあまり幸せではないらしい
僕にだってそれなりに守る生活があるから
何をしてあげられるという訳じゃないけど
友よ 友よ 友よ


友とコーヒーと嘘と胃袋/Mr.Children





読書や、鑑賞や、傾聴や、のときにだいじなのは、
それらを丸ごとに飲み込んで消化できる
「胃袋」なんだとおもったさいしょはさ、
ミスチルの『友とコーヒーと嘘と胃袋』なんだけれども。

当初、収録アルバム『Q』のCDで聴いたときにはね、
その歌の意味がまだよくわからなくて。でもそれから
『Concert Tour Q 2000~2001』のライブDVDを観て、
アンコール演奏での『友とコーヒーと嘘と胃袋』に
感動して。そして初めてちょっとわかった、みたいな‥‥





さぁ見てみろよ今や世紀末は遠い過去の話だ
そもそもキリスト教に僕はなんの信仰もない
罰当たりと言われてもクジラやイルカの肉も食べる
悲しみも 憎しみも 愛しさも 優しさも いやらしさも
食べるよ 食べるよ 食べるよ






ぼくは行くことが叶いませんでした先月の
ミスチル対バンツアーで『友とコーヒーと嘘と胃袋』が、
演奏されたってぇのがよいなぁーと思いながら。
さらに昨日はもうなんかどーーしても、
『友とコーヒーと嘘と胃袋』を聴きたくなり、
『Q』と『Tour Q』ひさしぶりに棚から出してきまして。
聴いてた~。





だから胃袋よ あぁ僕の胃袋よ
もっと強靭たれ もっと貪欲たれ
なんだって飲み込んで なんだって消化して
全部 エネルギーに変えてしまおう






聴きながら感じておりましたのは、
CDバージョン間奏での桜井さんによる語り、
【飲む達人に成りたいねぇー!】
のことをじぶんでも実践させたいっ!!!

んでも【飲む】とは言ってもお酒とかだけに限らなくて。
『Tour Q』のコンサート演奏でのさ、
【やり場のない怒り】【こらえきれない悲しみ】
【愛する人との別れ】【突然訪れる天変地異】さえをも、
飲み込んで、消化して、、、
全部エネルギーに筋肉に変えてしまえるような「胃袋」を持つ
【飲む】達人に成りたいねぇー。

そーいう強靭な「胃袋」を持つあのひとに、憧れる~っ!

2015年12月11日 @ 口笛

おんがくを聴きながら‥‥(最終回)

2015年11月25日 | 音楽
これまでけっこう長いこと【おんがくを聴きながら‥‥】の
ブログシリーズ書いてしまってるんだけれど。
書きながらずっと考えていたのは、
「聞く」と「聴く」のちがい、なのでして。

これまでブログで申しました「おんがく」のことですと、
例えば「歌う」や「リズムに乗る」や「楽器を弾く」や、
「曲に身をくぐらせる。」とか
「歌を身にまとう。」とか、
すべてが「からだを動かす」系なのだと感じまして。
んでもべつにからだを動かさなくたって直立不動のままでも
こころやたましいが揺れ動かされるような、
「感動」系だってよいと思うんですが。

なんかさ、それとしても、
「動く」が肝かも?? って感じたんだよね。
じぶんのからだの中のどこかが動けばそれは「聴く」で、
動いていないならば「聞く」なのだと。。

‥‥ていうよーな「聴く=動く」ってコトはだよ、
それは、その「おんがく」によって
じぶんのからだの挙動が変化させられるてことでねぇ。
「聞く」の場合では挙動が変化させられることはない。

と、さらにそこから考えを派生いたしまして。
「おんがく」だけでなく「話」を「きく」ていうときでも、
「おんがくを聴く」の場合みたいにさ、
じぶんのからだを動かすように「きく」ことができれば
よいんじゃないかなーと思って。
「あいづち」や「身振り手振り」でからだが動いたり、
じぶんの「思考」における挙動が変化させられたり。
そーいうなんていうか、えーっと、柔軟さ?!
みたいなのをじぶんでは持っていたいと思いました~。

2015年11月25日 @ Sinfonietta

おんがくを聴きながら‥‥(その11)

2015年11月24日 | 音楽
前回エントリではゲーム『MOTHER2』より、
バンド「トンズラブラザーズ」のおんがくのおかげで
おばけが出るトンネルをくぐり抜けられた。
というストーリーについて申しまして。の、そこからね、
スピーカーから流れる曲や歌や演奏や、というのと
他にはたとえばじぶんでうたう歌や演奏での、
効果ていうか影響ていうかってどんだけか?!
のよーなことを考えておりまして。

じぶんではもっぱら鑑賞なんだけれど。
いちおうアコースティックのギターを持っているもんでよ、
家でひとりで弾きがたりの真似ごとみたいなことも
してたりするですが。それで、
これまでにいちばん弾いている曲はねぇ、
奥田民生さんの『荒野を行く』なのでございまして‥‥





めらめら燃える空は赤く
遥かな荒野を スピードを上げて僕等は行く
全てが染まった


荒野を行く/奥田民生





2004年のコンサート
『ひとり股旅スペシャル@広島市民球場』DVD観ていたら、
弾き語りの民生さんめっちゃかっこよくってぇ。
そのなかでも『荒野を行く』がだいすきでよ!!
以来ギターを持つとなんか『荒野を行く』の前奏(Em)を、
ジャカジャカ弾きたくなって、そのままうたう。みたいな。

何と言うかこの感覚ってば、
「歌&曲(コード進行)の中にからだをくぐらせる。」や、
「歌&曲(コード進行)をからだにまとう。」的な???
その「くぐらせる」や「まとう」をすることによって、
じぶんのからだにはどんだけ影響があるのか。
ていうよな疑問もすこし立ちながら。。。
今、終わりそうで、続きそうな、旅を行く。

2015年11月24日 @ トロフィー

おんがくを聴きながら‥‥(その10)

2015年11月23日 | 音楽
ゲーム『MOTHER2』でさ。
バスに乗りトンネル越えてつぎの町へ進みたいんだけれど、
トンネルにはおばけがはびこり、
おばけの影響で乗っているバスが
どーしても元のばしょへと戻されてしまう。。。

の、そんなとき、
ある劇場で出合った「トンズラブラザーズ」というバンドの
トラベリング・バスに乗せてもらって。
バス運転中、バンドのノリノリなおんがくのおかげで、
おばけも寄って来れなくって。なんとかトンネルを抜け、
無事につぎの町までたどりつくことができた!!

‥‥というストーリーがございまして。

おんがくってさ、なんか、そーいう
おばけ的な存在を寄せつけないたのしげなムードをつくる、
みたいな?! 先へ進む勇気を奮い立たせる、的な‥‥

(ドラマ『あまちゃん』の震災直後シーンで、
 トンネルのなかで『ゴースト・バスターズ』を歌う
 大吉っつぁんを思い出した。)

どうやってみても同じところへ戻ってしまうようなときに
おんがくをノリノリでかけながら進むってのは、
なかなか有効だぜ。という知恵を、
『MOTHER2』のその場面では示されてるですかねぇ???
なんていうか「局面を変える」とゆーかさ~。

2015年11月23日 @ ラッキー ナイス ブルース