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なら斬り開く?!

アジもホッケも、物事さえをも、斬り開く。

ミッフィーはどうやって生まれたの?

2007年06月08日 | デザイン/芸術
ディック・ブルーナさんの絵本のつくりかた」を
図書館でたまたま見つけて、借りて読んでみた。

すげぇー!!

ミッフィーはマジかわいいし、
ブルーナさんの笑顔はマジかっこいいし。

なんか読んでて、泣きそうになってきた。

絵本つくる裏側とか、制作風景とか、
線のこととか、色のこととか、デザインのこととか

その他いろんなことで、凄く励まされた感じ。

もうこうなったら、
「ミッフィー=ブルーナさん」みたいな感じなんじゃん!!


仕事とか生活とか、他のいろんな苦しいことさえも、
家でくつろいでるような感じでできたらいいなぁ。

苦しむためだけに生まれてきたわけじゃないもんでさ、多分。

なにかひとつでも「生活の一部」みたいに
打ち込めることがあれば、それ、すげぇいい生き方なんやろな。

ま、打ち込めることがあったらあったで、
また、打ち込む辛さもあるかもしれんけど。


ディック・ブルーナさんの存在感は感動的やわー。
ほんといい本読めたっす!

ま、文章切れてんやけどね

2007年05月30日 | デザイン/芸術

これ、艶やかな表現やわねー。

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追記。

この本は、松田行正さんの「眼の冒険 デザインの道具箱」で、
まだ途中なんだけどマジ面白いわー!

物理的とゆーか数学的とゆーか、かなりカチッとしたデザイン論で。
カクカクフェチな俺としては、ほんと読み応えあるっす。

オススメっす!

ダリ展 創造する多面体

2007年05月27日 | デザイン/芸術

昨日名古屋市美術館
ダリ展 創造する多面体」へ行ってきました。

いやー、やっぱねー。ダリいいわー!

なんつーか、自由とゆーか、縛られてないとゆーか。
ものすごく真面目に変なことやってるよなー。


すげぇー!


てかてか、やっぱしヒト多かった。

皆が、順路どおりに列つくって、並びながら作品見てて、
てのを、これダリが見たらどう思うんかなぁ、と。

俺的には、せっかく自由な作品いっぱいなんだから、
展示見るのももっと自由でいいんじゃん。とかも思うけど。

やっぱ、そうしたらヒトに迷惑かけちゃうし…。

昨日もしきりに、係りのヒトが

「他のお客様のご迷惑になりますので、
 入口付近で立ち止まらないでください」って言ってて。

それ聞いてたら、ちょっと無性に落ち込んできたりして…。


ダリって、やっぱめっちゃヒト集めるけども、
俺も含めて、みんな、ダリに何を求めてるんかなぁ?

自由なんかな。好奇心なんかな。束縛ない感じなんかな。

どうやったら、ダリみたいに
真面目に自由なことやっていけるんかねぇー。

とか考えてる時点で、俺ってば全然自由じゃねぇーやん!!!


ダリのその距離感ほんとすげぇーなぁ、と思いました。

Re:

2007年05月13日 | デザイン/芸術
「飛び出せ
   世界は広く深くそして限りなく
 続いているのさ
   壁は僕らの中」

    スタンドバイミー/レミオロメン

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MUJI AWARD 02のテーマが「RE」だから
今いちど「RE DESIGN 日常の21世紀」読み返してみた。

なんて、デザイナーじみたことでは全然なくて、

たまたま図書館の棚に並んでて、
あんまじっくり読んだことなかったし、まぁ暇だったし、

んだもんで「RE DESIGN」借りて読んでみた。


なんか創ってるときホント思うだけど、
既成概念に捕われ過ぎちゃってるんだよなぁー。

「壊したい」とか思っても、

その壊したい範囲がすごくすごく狭くて、
そのなかで小さく壊す素振りだけしてたりなんかして…。

めっちゃいいアイデアを、
ヒトから言われて「あぁー!!」って思うのは簡単だけど。

その「めっちゃいいアイデア」を自分で生みだすのは、
ほんとほんとめちゃくちゃむずかしいわ!

勝手につくっちゃてる壁を少しずつでもいいから
「壊す」とゆーか「溶かす」とゆーか「削る」とゆーか、

そんな感じなことして、脳の情報を「RE」させてかんとな。


松本弦人さんのボウリングのスコアはめっちゃ笑ったー!

格言

2007年04月24日 | デザイン/芸術

押入れ見てたら、中学のとき創った木彫りの作品でてきた。

俺、こんなの、なんのために創ったんやろか…。
上の2人、目ん玉無いしよ。

ってそれの理由は多分、
最初は全員目玉ある予定だっただけど、

彫ってくうちに、どれかの目、彫るの失敗しちゃって
「もう上の奴らの目、全部彫っちゃえー」みたいな。

失敗が成功に繋がる、ってよく言うらしい…。

デザインについて最近思うこと。

2007年04月23日 | デザイン/芸術
最近ちょっと思うことがあって…。

人と人とのコミュニケーションに、
デザインっていう概念が介在しないとやっていけない社会って

いったいどーなんやろー、と。

多分、古墳時代とか奈良時代とか、大昔には、
デザイナーっていう職業はあんまり無かったのかもなぁって思う。

昔はデザインって概念がなくても
コミュニケーションうまく取れてたんじゃないかなー。

んでも今は、世のなかが複雑になったのか、
人との関係性が殺伐としてきたのかよくわからんけど、

人と人とのあいだに何かしらの「デザイン」を意識させてかんと
いろんなことうまく伝わらんのかもしれんわー。

なんか、そーいう時代ってどーなんかなぁ?


憎みあったり、喧嘩しあったり、傷つけあったり、じゃなくて。

もっとお互いが、
褒めあったり、笑いあったり、認めあったりするためのデザインが

この世のなかいっぱい溢れたらいいなぁー。


とかいう理想論、並べてみたりして…。

ほんとぺーぺーな俺がなに言っとるんだか!
今できることを地道にやってかんとな。

てなわけでー。

考えてみた

2007年04月18日 | デザイン/芸術
グラフィックデザイナーが拳銃について関われることと言ったら

拳銃メーカーのロゴマークとか、
拳銃の製品パッケージとか、取扱説明書とか。

あとは登録の証明書とかもあるんかなぁ。
あとあと、もちろん、拳銃本体がデザインって言えるやねぇ。

拳銃の存在が悪いことばかりじゃないけど。

なんか考えてたら、デザインって
ヒトを傷つける要素も含んでるんやなぁ、って。


グラフィックデザイナーは、おもに紙を扱うんだと思うけど。
紙って、ほんといろんな使い道があるんだなー。

選挙の投票用紙に名前書けば
それで地域のいろんなことが変わってくるし。

婚姻届とか離婚届とかは、それで家族が変化して。

おみくじ引けば、気持ち変わってくるかもしんないし。
手紙書けば、なにかが相手に伝わったりして。

はたまた、お金で人間充たされたり傷ついたり。


うーん、紙って怖いんかもなぁ。

「ペンは剣より強い」ってんなら「紙は神より強い」んかなー。


紙をうまく使えるようになりたいわー。
なるべくならヒトを傷つける目的にはしたくねぇーな。

今日はずっと拳銃のこと考えてしまって…。

長崎市長 伊藤一長さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

Pup up the Dog

2007年04月16日 | デザイン/芸術


以前行った奈良美智さんの展覧会のカタログが、昨日届きました。

やっぱいろいろかわいいなぁー!
カタログのなかのいろんな写真や言葉が、またこれほんと心地いいっす。


んでんで、本読んでひとつ衝撃が…。


上の写真のいぬ、俺行ったときごく普通に見てただけど。

実は展覧会はじまったときは、体ぺっちゃんこで
(本によると、疲れてお腹すかしてたみたい)

展覧会の期間中、みんなが着れなくなった服持ちよって
それをいぬの体につめこんでいったらしくて…。

俺、ぜんぜんそんなの知らんかったわー!!

なんかそれ読んで、めっちゃ感動した。
あのいぬ、いろんなヒトたちの服で出来てたんやなぁーって。

やっぱ半年間って、どんどん成長していくんやのー。




元気になってよかったね。

謎をめぐる不思議な旅

2007年04月15日 | デザイン/芸術

今日は岡崎市美術博物館
シュルレアリスム展 謎をめぐる不思議な旅」を見てきました。

いやー、まじ楽しかったー!

ダリもデュシャンもピカソも、
その他いろんな作品見れてほんと良かったっす。

美術館着いたらちょうど学芸員の解説が始まってて、
それ聞きながら見てて、なんとも不思議やなぁー、と。

ポール・デルヴォーとクルト・セリグマンの作品が
ある時期からガラッと作風が変わった、とのことで。

デルヴォーは禁じられた恋愛が叶ってから、優しい絵になって。
セリグマンは戦争前と戦争後で違いがあるらしくて。

なんかそーいうの面白いなぁー。

展示された作品しか見てないもんで
実際はどうかよくわからんけども。

やっぱ人間って時によって変わっていくもんやなー、
って妙に感心しながら、絵見てた。

シュルレアリスムほんとすげぇーなぁ!

なんか不思議だけど、なんとなく納得できたり、
アイデア満載なのが、まじですげぇー!

5月からやる名古屋市美術館の「ダリ展」も楽しみやー。

もう1つ作品見ながら思ったことあったけど、
それはまた今度書くとゆーことで。

でわでわ。

われらデザインの時代

2007年04月12日 | デザイン/芸術
「田中一光自伝 われらデザインの時代」を読みました。

とゆーか、まじで凄い本でした!

田中一光さんって、ほんとなんか、もうなんちゅーか
言葉がでないくらい凄いヒトっす!

文章からも田中一光さんの力強さや行動力がにじみでてて、
また、俯瞰で眺めるような考え方がほんとカッコいいっす。

「尊敬してます」とか恐れ多くて全く言えないくらい、
とてつもないオーラが本からヒシヒシ伝わってきた。

本のなかの、東京オリンピックのとき、夜中行われた会議の話が、
学校の先生から聞くより、あまりにリアルで感動したっす。


今の時代には、どんなデザインが必要か。

なんてことより。

今がどんな時代なのか。ってことさえあんまりわかってないけど…。

自分にできること、自分がしたいことをうまく見つけて
それをひとつずつこなしてくしか、俺には出来んなぁ。

やるしかねぇーわ!

ファンタジア

2007年04月02日 | デザイン/芸術

兼六園行ったとき、この、折れた橋の写真とりました。

実際に橋見て渡って思ったのは、楽しそうとか、わくわくとか、
なんかそーいう言葉にならない好奇心で、

なんでそんなこと思ったのか、とゆーより

思ったのが、あまりに無意識過ぎて、
そのとき自分がそんなこと思ったことすら気付かなかっただけど。

ブルーノ・ムナーリの「ファンタジア」読んで、
俺が感じたその好奇心がちょっと理解できたかもしれんっす。


本のなかで、ある庭園の折れた橋を紹介してて、

「日本の風景では直線的な橋が一般的である。
 歩行用の橋の場合は特にそうだ。
 このように折れた橋はファンタジアの行為であり、
 いろいろな方向へと思考が向かう。」って説明が書かれてます。

ここでいう「ファンタジア」ってのは、

「これまでに存在しない、何よりも自由な能力。
 最高にバカげたことだろうが、
 絶対に信じられないことだろうが、
 どんなに不可能なことだろうが、それでいいのだ」ってことやけど。


「橋を折る」っちゅーホントに些細な行為だけで、
いままでの常識をくつがえしてるんやなぁ、って思った。

「わざわざ曲げんでえぇやん!」とか「予算もったいないやん!」とか、
まぁいろいろあるかもしれんけど。

こーいうちょっとした行為が、ちいさいスパイスになるんやなぁ。


アイデアだすのって大変だし、めっちゃ難しいけど、
こう考えたら、ちょっと楽しくなってくるんかも。

もっと自由にならんといかんなぁ!


と、たまには真面目にブログ書いてみた。

Moonlight Serenade ー 月夜曲

2007年03月23日 | デザイン/芸術

念願の金沢21世紀美術館行ってきました!

想像以上にいいとこだったわぁー。
ある種、遊園地みたいな。

旅行含めて、美術館めっちゃ楽しかったです。


んで、特に印象残ってるのが、
「奈良美智展 Moonlight Serenade ー 月夜曲」です。

やっぱ奈良さんすげぇーなぁ!
いろいろかわいかったし、楽しかったし、勉強になりました。

ちょうどこの日はこの展示の最終日で、
いろいろ考えながら見てて…。

「Moonlight Serenade ー 月夜曲」がはじまったのが、去年の9月30日。

それからの半年で、作品にいろんなことが巻き起これば、
そこに関わるヒトたちにもいろんなことがあって。

そーいうことが、ヒトと作品を成長させてきたのかなぁ。
って考えたら、なんかちょっと感動した。


そんで当時の俺はなに考えてたのかなぁ、って思って、
その日のブログ読んでみたら、「イルマーレ」見てやがった!

とかで、まぁ最後まで読むと、
「金沢21世紀美術館見に行きてー」とか書いてあんじゃん!

俺、夢叶ったやん!!!
よかったなぁ、俺。


てなわけで、
感動ながらカタログも注文したので、届くのたのしみっす!

でわでわー!

「森」としての絵画

2007年03月10日 | デザイン/芸術

今日は岡崎市美術博物館へ行ってきました。

今行われてる企画は、
「「森」としての絵画 ー「絵」のなかで考える」です。

自然いっぱいあって、建築も面白くて、いいところやったなぁ。
展示も奈良美智さんはじめ、いろんな作品あって楽しかったっす!


「森」って、考えてみると
いろんなことを象徴してるキーワードなんやなぁ。

展覧会の説明では、

「現代の絵画は、森のなかを一歩一歩さまようように
 思考の積み重ねによって紡ぎ出されている」

ってあるけど、「森」なかなか興味深ぇーわ。


「自然」であったり、「迷宮」であったり、
「こころのなか」であったり、「命」であったり、

「表現」=「森」って、面白い解釈かもしれん。

村上春樹さんの本でも、「森」いっぱいでてくるし。


このまえ先生と話してたら「表現ってほんと難しいね」って。

表現しようと思って気張っても、伝わらないし、
だったら表現しなきゃ良いじゃん、ってことでもないし。

じゃあどうすりゃいいの?みたいな…。

なにか考えることがあっても、表現力が足りなかったり、
それを、ただ表現することだけに縛られちゃったり。

とか考え出したら、なにがいいのかわかんなくなって。

わけわからんくても
ひたすら森んなか、歩いて、迷って、さまよって。

そうすりゃどっか辿り着くんじゃねぇの、俺。


はじめて岡崎市美術博物館行ってみたけど、
いいとこやったわー。

次の企画のときも、また来ようかなぁ。

黒い白を

2007年02月13日 | デザイン/芸術
「白」って黒い字で書いても、伝わるけど、伝わんねぇ。

「白」「白」「白」「白」「白」「白」
「白」「白」「白」「白」「白」「白」

全部同じ「白」なのかな?

いろんな色で、街なかとか煩雑になってるかもしれんけど。
だったら、日本的な伝統色を使えば良いのかなぁ。

時代と意味と場所と目的と…。

物事に見合った色見つけなきゃ!

デザインを勉強する?!

2007年02月10日 | デザイン/芸術
一昨年、アートディレクターの松永真さんとお会いできる機会があり、
そのとき緊張ながらも、質問したなぁってことを思い出した。

「私は今、専門学校で
 グラフィックデザインを勉強している○○です。」てな感じで

自己紹介して質問しようと思った矢先、間髪入れずに、

「デザインの勉強なんてしちゃダメだよ」

っておっしゃられたのが、めっちゃ印象に残ってる。

めっちゃ緊張しまくりだったもんで、意味わからずに
そう言われたことで、すげぇ冷や汗出て、

それから何て質問したか、どう答えていただいたかは
ほとんど覚えてないだけど。

「デザインの勉強なんてしちゃダメだよ」

って言葉が、今さらになって少し理解できるような気もする。


専門学校では技術とかスキルとかを短期間で教えられ、
それには、俺やっぱめっちゃ感謝してるわけだけど。

技術だけじゃ、いろんなことダメなんよなー。

もちろん技術は必要だし、
全て技術あってのことだと思うけど。

こころっつーか、ヒトとの関わりっつーか、
よく言えんけど、人格みたいなもの…。

そーいうのが重要なんかなぁ、って思う。

俺には全然足りてないわー。

んでも、そーいうのって教科書とか辞書には載ってないんよな。
いくらそーいう文献読んでも身に付かんわ…。

多分それは、経験でしか味わえんくて。

でもでも、ヒトより優れたすごい経験しなくても、
いつも日常の些細な経験のなかでも感じ取れて、

どれだけ物事から吸収できるか、ってのが重要なんだろーな。


てか、
技術全くねぇ俺が言うのもちょっとどーかと思ってきた…。

もっと勉強しんとだわ、まぢで。