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なら斬り開く?!

アジもホッケも、物事さえをも、斬り開く。

凱旋門を浴びる

2007年02月05日 | デザイン/芸術

凱旋門を見上げてみた。

こーいうの見ちゃうと、ほげーってなるとゆーか、
すげぇーちゅーか、ため息でるっちゅーか、

なんか、ちょっと気だるくなった。


見た目だけ良くても、それだけじゃ伝わらない。
本質を見極めないと意味をなさない。

って。

いつも物事語るときは、
もう飽きるほど、本質、本質、本質、本質…。

「本質」ばっか。

ほんと「本質」って、こーいうとき便利な言葉やなぁー。
いつでも「本質」って言っとけばOKみたいな。

でもさ、実際「本質」ってなんやねん。

見た目とか思考とか行動が、全て「本質」と結びついてたら、
そりゃ凄いもの生まれるかもしれんけど。

そんなね、俺みたいな奴がすぐに簡単にできるわけねぇじゃん。

いろんなものたくさん見れば、
そのうち見る目が養われてくるってんなら、

じゃあ何をどうチョイスして、どんだけ頑張ればいいねん。


ふわぁー。もうなんかあくびでてきた。


もうすぐ専門学校も卒業で。
専門のデザイン教育に限界があるのかよく知らんけど。

今さらになって、この2年間どーだったんだろうなー。

少しぐらいは技術磨かれたかもしれんけど、
内面的には、俺、なんも変わってねぇじゃん!

ほんま何が重要なのか、ようわからんくなってきたわ。

すべての出来事に意味があるなら、
俺の今も意味あんのかなぁ。

忍耐強く待って、適度にやっていけるようになりてぇー。


ってのは、そいやロンドンで思ったんだった…。
パリとはいっさい関係なかったー。

とゆーこと。

矢印

2007年02月03日 | デザイン/芸術

海外研修で、自分の作品として
街なかにある矢印を写真撮ってきた。

数えてないけど、多分300枚くらい。

道とか標識とか、駅とか、美術館とかお店とか
どんな場所にもあって、

形も色も大きさもバリエーションがあって。

矢印って、使いやすくて、わかりやすくて、
便利で、シンプルで、柔軟で、コミュニケーションできて、

ほんとすげぇデザインだわー!

矢印がこの世になかったらと思うと…、
まぢかなり怖ぇー。

海外研修でも多分迷ってばっかで、
とゆーより、成田空港までも辿り着けてないかも。


「—」から「→」にするのって
「—」にたった「>」を付け加えるだけなんよね。

たったそんだけで、
こんだけすげぇデザインができるなんて…。

「線」がデザイン界のビートルズだとしたら、
矢印はいったい誰だろうなぁ??

クラプトンか、オアシスか、民生さんか。

ん………、ちょっと話が脱線してもーたけど。
これだけ世界中のヒトが認識できるデザインまぢすげぇや!

本質から目的と手段を考える

2006年12月13日 | デザイン/芸術
このまえ最後までブログ書いてみたけど、
なんとなくボツにしたやつを、今日更新してみよー!

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電車の窓のブラインドを止める位置って、ほんま絶妙やわー!

太陽がガンガンにまぶしくて、
でも外の景色も見たいとき、

この、下から約20cmのとこで止めとけば良いんね。

この部分が、これより少し上でも少し下でも
多分快適じゃないだろーなぁ。

だって、ここで止めるのちょうど良いもん。

この位置で止める!って決めたヒトすげぇー。


ここから見えてくることは、
「ブラインドを止める」のは手段であって、目的ではない。

目的は「電車乗るヒトが快適に過ごせる」こと。


「手段」を考えるのは、とても重要なことだけど。
「目的」をいつも忘れてはいけない。


そんで、

学生の「目的」は、勉強することであって、
将来をより良い生活にしていくための基盤をつくること。

学校の課題をこなすことは「手段」であって、「目的」じゃない。

それを忘れてしまうと、途端に現実に縛られて、
課題をこなすのが苦しくなってくる。ような気がする。


良い仕事するって、ほんと大変そうだわ!
本質を見つけられるようになれたら良いなぁ。

って、俺のこの考えってホントのところ正しいんか?!


て考えるのは、めんどいしやめとこう。


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とゆーことでしたっす!

うーん、外は寒いねぇ。

GARDENS

2006年12月02日 | デザイン/芸術

こんばんはー。
今日は、久々に豊田市美術館行ってきました。

今やってる企画は、
GARDENS ガーデンズ-小さな秘密の庭へ-」です。

すげぇ面白かったー!

とゆーより、めっちゃ癒されました。


「庭」って、なんだろーなぁ。

すげぇ自由な空間であり、私的な空間でもあり、
ときには公共な場で、自然な場でもあったりする。

「庭」の定義は、ヒトそれぞれ
独自なものを持ってるんだろーなぁ、って感じた。


やっぱ「庭」がなきゃ生きていけねぇわ!


お菓子でつくっても良いし、覗いても良いし、
裸足になっても良いし、寝転んでも良いし、

いちご育てても良いし、水汲んでも良いし、
瞑想しても良いし、流れ落ちていっても良いし。

なんか、自分のしたいこと出来る実験の場でもあるんかなぁ。


そんな場所なかなか無いなー。


美術館入ると、いきなり甘いニオイがしてきて、
それが居心地めっちゃ良かったっす。

今までニオイの作品って、
あんま見たことなかったもんで感動しました。

そいや、ほぼ日で今やってる矢野顕子さんの対談
「香り」のこと話してたよなぁ。


やっぱ良いニオイは良いねぇ!


この数日、ちょっと極限的にしんどかったけど、
今日なんかホント癒されたわー。

今の感じが少しずつ良くなるためにも、
自分だけの「庭」に、ともだち誘ってみんなで遊ぼう!

横断車道

2006年12月01日 | デザイン/芸術

「横断歩道」って、見た目ちょっとストレス…。

とゆーのも、なんで歩行者の
進行方向遮るように平行になってるんやろ。

  ーーーーー        |||||
  ーーーーー        |||||
  ーーーーー じゃなくて  ||||| だったら、
  ーーーーー        |||||
  ーーーーー        |||||
    ↑             ↑

歩行者スーッと行けそうな気がするのに。

って思ったとき、
クルマの立場になって、ちょっとわかった。

  |||||
  |||||
  ||||| ⇦(クルマ)
  |||||
  |||||
    ↑
  (歩行者)

だと、クルマがここ通ったら、
走ってるときガタガタして、しゃーないっぽい。

やっぱ、

  ーーーーー
  ーーーーー
  ーーーーー ⇦(クルマ)
  ーーーーー
  ーーーーー
    ↑
  (歩行者)

じゃないとなぁー。


ん?! でも、ちょっと待てよ。
社会で何よりも一番クルマが優先なんだっけ。

もちろん、クルマって便利だし、
カッコ良かったり、すごかったり、楽しかったり、

もうクルマが無いと生きていけないけど。


歩行者の存在って、どーなのかなぁ。


弱い立場でもある歩行者の気持ちを
もう少しだけ汲んでみたかったりも…。

「横断歩道」ていう言葉って、なんとなく
ヒトが車道を申し訳なく歩くって感じがするもんで、

じゃあ、クルマが
歩道を気をつけて走る「横断車道」ってどーなん。

いや、意味合いとか機能は
「横断歩道」と全く一緒なんやけどね。

要は気持ち次第ってことなんかもなぁ。


全ての交通事故が無くなったら良いねぇ。

傘がないこともない

2006年11月27日 | デザイン/芸術

傘の持つとこ、丸くなってるのってすごくね?


傘の歴史よく知らんで何とも言えんけど、

多分はじめはまっすぐになってて
あとから丸くなったような気がする。

持つとこ丸くなってると、やっぱすげぇ持ちやすいし、
他にちょっと荷物持ってるときとかは腕かけたりで、

ほんま便利だわー!

木とかうまく曲げるのって、技術的にも難しそうやし、
丸くするって思いついたヒト、ほんとすげぇーなぁ。


これから先、傘はどう進化していくんや?

GOOD DESIGN AWARD

2006年11月22日 | デザイン/芸術

このまえアジカンライブ行った日、
ついでに栄も行ってきて、2つギャラリー見てきた。

1つは「線の引き方次第で、世界が変わる_織咲誠×名芸生」、
もう1つは「Good Design Award 1957-2006」です。


どっちも面白かったー!


名古屋芸大のほうは雑誌見てたら載ってて、
面白そうだなーって思って、

行ったら期待以上で、とても勉強になりました。


んで、「Good Design Award」は、
俺、これやってるの全然知らんくて、

アジカンまで時間もあるし、
どっかで時間潰そうとか思ってフラフラ歩いてたら、

たまたまナディアパークに辿り着いて、
見たらやってた!みたいな感じで。

見れてほんと良かったっす。


この展示会は、グッドデザイン賞創設50年を迎え、
各時代、100のデザインが展示されています。

「AIBO」とか「プレステ」とか「おいしい牛乳」とか
「プリウス」とか「無印良品」とか「キッコーマンの醤油」とか、

めっちゃ様々なデザインがありました。


んで、そのなかでも「こりゃすげぇなー」って思ったのが。

東洋佐々木ガラスの強化グラスです。
(商品はリンクから見てくださいっす)

見て、「これもデザインなんやなぁ!」って思った。

どこの食堂やファミレスでも使われてて、
もうありふれ過ぎてる、ってのが凄いよなぁ。

コップと言えばコレ みたいな。

カッコいいデザインでも、美しいデザインでも、
奇抜なデザインでも、斬新なデザインでもなくて、

でも、良いデザイン なんよなぁ。

「このコップがこの世に無かったら」
と思うと、少しゾッとするかも…。


俺が思ってる以上に、
周りにはデザインで溢れてるんだなーって

まぢで目からウロコ状態でしたっす。


名古屋では今月26日までやっているので、
興味ある方は是非!

アイデアを出すということ。

2006年11月12日 | デザイン/芸術
「浮かぶアイデア
     刻む1センテンス
 其処には意味だけ
     ただそれだけ」

     夕暮れの紅/ASIAN KUNG-FU GENERATION

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課題のアイデア考えてるときに、ふと思ったのが…。

アイデア考えるってことが、自分の今までの経験やら知識を
脳内からただ検索してるだけなんよなぁ、と。

だもんで、いつも通り全くもってアイデア出てこないってのも、
俺の経験や知識が人より少な過ぎるんだって思って、

納得できた!


最近感じてるのは、「アイデアを出す」って、

難しいコンセプトとか、自分だけの考えを産み出すこと
じゃないんだよなぁ、と。

難しいコンセプトや自分だけの考えを必死に産み出しても
それはヒトには絶対に伝わらん。

とゆーより、
自分に存在しないことは、自分でもわかんないんよなぁ。


って言ってる自分が
何書いてるかよくわかんなくなってきてるけど…。


「アイデアを出す」ってことをずっと誤解してたような…。


色んなモノ見ようと思って世界中見に行くと、
情報が果てしなくて、はたはた疲れ果てちまうもんで、

それこそ運命に流れるように、今見えるものをゆっくり見たら
それで良いんじゃねぇかな。

とか考えてみた。


其処には今だけ ただそれだけ

佐藤卓展

2006年11月10日 | デザイン/芸術

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「痛いよ痛いよ
    だれかそこをなでておくれ
 ともに過ごしたあなたとの
    歓びだけがよみがえり痛いよ」

              arizona/稲葉浩志

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稲葉さんの「マグマ」聴きながら、ほぼ日読んでたら、
今日の「日常のデザイン」佐藤卓展 第二会場で感動してしまって…。

このまえの佐藤卓展の感想は今だ!と。


先週の日曜日、水戸芸術館佐藤卓展「日常のデザイン」
展覧会と講演会を見てきました。

展覧会はボリュームがすごくて、
講演会はお話がとても面白くて、

ほんとにすごく良い時間を過ごすことができました。

サインも握手もしていただいて、また、質問にも答えてくださり、
ほんとにほんとに感激しました。

んでも、なにかなんかわかんないけど
胸の奥のどっかで何かがつっかえてて…。



今日学校の先生と課題のことで話してて、

どうにも煮つまって、俺が
「デザイン辞めたくなってくる」って言ったら、

先生が
「普通の人なら、もう、そう思うよね」っておっしゃって…。


ガーン!と。


「デザイン」って何や?! とか
「生きる」って何や?! ってのが、マジわからんくなって。

そんで悩んでたとき、ほぼ日読んで、
「うわー、すげぇー!」って思ったんす。


やっぱ、やるべきことやる、ってのと
ヒトと会う、ってのが大事なんやなぁ。


考え過ぎて、
どんどん、どんどん「先」に行ってしまうとき、

そのブレーキをかけるのが「自分」なのか、
それとも「誰か」なのかはわからないけど。

なるようになるって思って、やってかんとなぁ。
思い出だけにすがらんように。


とゆーか、"arizona" の歌詞の

「結ばれること離れることで
    人の絆は強くなっていく」

ってとこまでリンクしなくても良いのによ。


ホントうまくできてんなぁー!

ダリ回顧展

2006年11月06日 | デザイン/芸術

東京に行く用事があったので、

ついでに上野の森美術館でやってる「ダリ回顧展」と
水戸芸術館佐藤卓展「日常のデザイン」見てきました。

2つともすんごく良かったです。

めっちゃ勉強になった佐藤卓展については
また今度感想書こうかなぁと思います。


んで、ダリ回顧展!

すごかったー!
ヒトもすごくいっぱい居たし、作品もすごかったっす。

ダリについて全然知識ないので、
あんま深いとこには辿りつけないんけど。

見た感想として、

ぶっちゃけ、
よくわかんないっちゃー、よくわかんなかったっす。

んでも、すごかった。
科学的なとことか、見てて楽しかったなぁ。


色んな思想や考えが入り乱れて、
複雑な感じがするんけど。

なんか、もしかしたらある意味シンプルなのかもって思った。

「パン」とか「アリ」とか「卵」とか「時計」とか
あるキーワードを持ち出して、

それをなにかと結びつけて、
ダリ自身の方法で表現する、みたいな。

そのキーワードの結びつけ方が絶妙やわー、って感じた。


今、学校の課題で、ある象徴的なキーワードを選んで、
そのキーワードから街を活性化させるってのがあるだけど。

ダリが、それに応用できるかも、って

そりゃ無いな…。
ちょっと難しすぎるっぽい。


でもでも、自分のなかで
「キーワード」っていう考え方が勉強になりました。


ガラが亡くなったあとのダリって、どんなだったのかなぁ。
それ思うと、ちょっと辛いかも…。

ダリがガラを想うような、そんなヒトと出会いたいなー

とかなんとか。


ダリ回顧展、すんごく良かったです!

秋野不矩美術館へと

2006年10月25日 | デザイン/芸術

学校の遠足的に、秋野不矩美術館行ってきました。

今日は1日、天竜のハイキングコース廻ってて、

最後美術館着いたときはちょっとクタクタだったけど、
やっぱ美術館見てるとパワーでてくるんよね。

まぢ良かったっす!


○○県立美術館みたいな、その地域の美術館にも
めっちゃ良いトコいっぱいあるけど、

いわさきちひろさんや秋野不矩さんのような
人物の美術館もすごく良いわぁー。


秋野不矩美術館は、建物の説明を読むと、

地元の天竜杉を使用し、壁には土壁と漆喰を用い、
自然素材をふんだんに取り入れた美術館とのこと。


最初パッと見たとき、どこか異国っぽいような気がして、

んで、建物のなか入ったら
靴脱いでスリッパに履き替えるように言われて、

「はー、珍しいわー」と。

そしたらすぐ、1階の展示室はスリッパ脱いで、
靴下のまま見学するってことで…、

「なぬっ!」て感じで、ちょっとビビった。

そのまま、床がござになってる廊下的な展示室を抜けると、
部屋全体が真っ白い正方形の部屋に着いて。

なんかそこすごく居心地よかったー。


美術館全体が、まさに秋野不矩さん自身なような、
建物内部が秋野さんの体内みたいな印象受けました。

裸足で作品見ることできたり、

壁のコーナーや窓わくが丸くなってたり、
壁の素材があったかく感じたり。

ほんますごく良いとこでした。

「なか」と「そと」行き来できたような気がして
めっちゃ良い気分な1日でしたっす!

んー、ちょっと眠くなってきたー。

ろうそく

2006年10月16日 | デザイン/芸術
ほぼ日で連載してる「The Apple in My Heart」という
奈良美智さんと糸井さんの対談、めっちゃ面白いっす!

A to Z 展」ほんと行ってみたかったなぁ。

うちの学校の Y 先生が行かれたみたいで、
このまえ、そのお話を楽しく聞かせていただきました。

ほんと良いなぁ。


んでも、弘前遠いわー。

東北って全然行ったことないもんなぁ。
今度是非行ってみたいっす!


ここんとこなんだかんだで、やるコト考えるコト多くて、
ちょっと頭んなか混乱してる。

色んなこと把握するの難しいわー。

考え過ぎて頭パンパンになってるときは、
安定したいなって思うけど。

逆に安定してるときは、
もっと考えなくちゃ、って思っちゃって…。

自分勝手なんやわね。


んでも、今日の「The Apple in My Heart」のなかで、

糸井さんと奈良さんが、
「両方を極端に移動することが必要なんですよ。」
っておっしゃてて。


なんかそれ読んで、少し勇気でてきた。


往復運動してる当の本人は、苦し過ぎるのかもしれんけど、
そーいうことできるときは、積極的にやっていきたいのう。

「安定」か「運動」かで迷ったら、
自分自身が保つ限り「運動」を選んでいこう!


あと数回の「The Apple in My Heart」マジ楽しみっす!

104.5°

2006年10月12日 | デザイン/芸術

T-1 WORLD CUP」で買った佐藤卓さんのTシャツ、
今さらだけど、めっちゃ気に入っています。

色やら、コンセプトやら、文字やら
Tシャツの要素全部が創り込まれてて、

ほんと大好きっす!

みたいな。そんな、ちょっとデザインかじったかのような感想を
ずっと持っていたんだけど…。

この作品の本質って、別のとこにあったんやなぁ、と。


今日久々に「104.5°」着ていって。

んで授業後、先生と課題のことについて話してたら、
話の途中で「104.5°」の意味聞かれて、

いつも通り、得意気になって答えたんだけど。


そしたら、そのとき
「今、ここでコミュニケーションが生まれたよね。」

て言われて、ハッとした。


えーと。

その課題で僕は「コミュニケーションとは何ぞや?!」
みたいなことをやろうとしてて。

んでも、それが具体的には何なのか、ってのが
もうわけわからんぐらい、わからんくて…。

先生に相談してたら、こんな答えが返ってきたんす。


「104.5°」っていう見慣れない数字がTシャツに書いてある違和感。
それ見て「何だろう?」って思わせる感じ。

全部が絶妙なんやなぁ。

マジすげぇー!

佐藤卓さんみたいな距離感は全然出せないけど、
自分の年齢や経験でしか出せない距離感って絶対あるよな?

それが作品に著わせたら良いなぁ。とかなんとか…。


って、今日のブログ、
内容が漠然とし過ぎてて、なんかよくわからんかも…。

ま、良いや。今後のためのメモ書きってことで。


これからは、その「漠然」を取る作業してかんとな!
ぐはー、きびしーわー。

エッセイ

2006年10月11日 | デザイン/芸術
工業デザイナー 柳宗理さんの「エッセイ」を読みました。

すごく勉強になって、すごく面白かったっす!

「エッセイ」は、
先日「棟方志功展」見に行ったあと、そのこと O 先生に話したら、

棟方志功さんと関係の深い、柳宗悦さんの息子さんにあたる
柳宗理さんの本が発売されてて、その本が凄く良いよ

と教えていただいて、知りました。


柳さんは、「アノニマス・デザイン」という

デザイナーがタッチしていないデザインの
素晴らしさを説いています。

「アノニマス・デザイン」には、

昔ながらの民藝のほかにも、野球のボールや剣道の篭手、
板前さんの包丁、ジーパン、火消しの持つ纏などがあって。

本読んで、わかったことは。

どれも売ろうと思ってデザインされたものじゃなくて、
生活や経験からヒトが作り上げたものだってこと。

このまえ読んだ深澤直人さんの本のなかの
「無意識」って感覚と少し似てるなぁ、って感じた。

やっぱデザインって
人の生活と密接に結びついてるものなんよなぁ。


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「意識活動のままで終わっているのは、
 エゴが全面へ出て、見る人に不快な感じを与える。
 即ち意識過剰という奴である。」

         「エッセイ」より引用

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ここ最近は、ちょっと自分が意識的になってる感じがしてる。

色んな本読んで、知識詰め込めたいと思っても、
それに対してヒトから「なんだアイツ?!」的に思われるかも、とか。

自分が考えてることをひけらかすようにしてる気がする…。

そんなとき創ったモノとか考えたコトが
他人に伝わるわけないなぁ、って本読んで思った。


デザインって難しいわー。


今日学校帰ってきたら、母親が

「ソウナントカさんって人がデザインしたザル買ってきたよ」
って言ってて、それが柳宗理さんのだったんだけど。

そーいう生活に密着したデザイン知りたいわー!


ま、ちょっとずつやっていこー!