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なら斬り開く?!

アジもホッケも、物事さえをも、斬り開く。

ユーモアと飛躍

2013年10月19日 | デザイン/芸術
岡崎市美術博物館へ、
ユーモアと飛躍 そこにふれる』展を
観に行ってきました。

たのしかったぁ!

体験型の作品がたくさんあったりー、
展示方法がおもしろくて
美術館を縦横無尽に駆けまわったりー。

すごかった!

ユーモアって、たいせつだ!
とよく言われるけれど、じぶんがやるには
やっぱりなかなかむつかしくて。

ユーモアあるひと、ほんとにすごい!

展示みてたらね。
いぜん通っていたデザインの専門学校で、
とある課題の進捗状況を
先生(小杉先生ね)に見てもらっていたとき、
先生が話してくれたあることを思い出しました。

それは、
買い物でもらえるレシートを
新しく RE:DESIGN しよう! という課題で。

何度か先生に見てもらったのち思いついた
ある案を(詳しくは、よう書けん‥‥)持って、
再度、先生のもとへ! と席を立ち、

おれはさ、内心
(これは、おもしろいぞぉー!!)と
息巻いていたのだけど。

その案を見た小杉先生は、


   「ホップ・ステップ・ジャンプ!の
    ジャンプ!で
    どこかに飛んで行っちゃった」


とおっしゃって。
(最初のとっかかりは良かったが、みたいな??)
もうそれで、おれは
「がーん!」と打ちのめされ‥‥

(あぁー、ユーモアってむつかしいんね)

っていうのは、たぶん
もっと後になって思ったと思うけど。

なんというか、おれのは
「飛躍」しすぎの「逸脱」だったのよね。

先生が話してくれた
その「ジャンプ!」のことを、
『ユーモアと飛躍』展を観て、あらためて思い返しました。

そしてっ!

美術館の
展示室に入ってすぐ、
池田晶紀さんの写真作品にね。

ほぼ日の、
ゆーないとさんが飼っておられる猫の
「うし」がいて‥‥

その写真を、まずパッと見で
(ん?? 「うし」か?!)とおもい、
作品タイトル観たら


   『うつくしいうし』


とあるから、
(あん?! あの「うし」、なの、か??)とおもい、
さらに進めば、超でっかい「うし」もいて、
これはもう
(「うし」にしか見えない‥‥)とおもいながら。

そのあと、
ミュージアムショップで販売されていた


   『モダンなうし』


という「うし」の写真集(すっごいでかかった!)の
奥付を拝見したところ、やっぱり
ゆーないとさんが飼っておられる「うし」だった。

と、いう
出合いをたのしみながらー。
素敵な展覧会でした。

そしてそれから、
東岡崎駅方面でも開催中の、
あいちトリエンナーレ2013も行ってきたっ!!

マップ片手に歩きまわり、
スタンプラリーもコンプリートして、
オカザえもんのトートバック購入して。

いろいろいろいろたのしかった!

そんな感じの
秋の1日でありました。

ではでは。
よい土曜日をー! よい週末をー!

『平山素子ダンスワークショップ ショーイング』

2013年09月30日 | デザイン/芸術
さくじつは
穂の国とよはし芸術劇場プラットにて、
平山素子ダンスワークショップ ショーイング
というショーを観に行ってきましたー。

はじめて
このようなダンスのショーを拝見しまして、
どんなものなのかなぁ? と
観るまえは不安にもなっていたのですが。

とてもたのしい
すばらしいショーイングでしたっ!!

たとえばね、

スタートすぐの暗転後、いきなり
豊橋のマスコット「トヨッキー」が
目のまえに現れて、踊りだし‥‥

に驚いたり!

オカザえもん(のぬいぐるみ)が
とちゅう
友情出演みたいに舞ったり。

さいきんね、
糸井重里さんの『ボールのようなことば。』を読んで、
いろいろ考えていたから。

ボールを使うダンスに、すこし
シンクロニシティを感じたり。

また、
ショーイング終了後のトークで
平山素子さんがお話されていた


   「「弾力性」があるダンス」


ということばのほかにも、
プログラムに掲載されていた


   ・正解を求めるのではなく、答えを自分自身で探り出す
   ・よりよきコミュニケーションのために
    物事をあいまいにしない
   ・あたりまえのことこそ工夫する
   ・身体をとことん駆使する


そのような、平山さんのことば。

さまざなな音楽!
(ピアニカの生演奏ダンスが素敵でした。)

トマト・バナナを食べながらの
(すこし意味深な?!)ダンス!!

また、会場である
アートスペース」という場所が、
ふんだんに駆使されたプログラムとアイデア!!!

まるで、それらの
完成に至るまでの経緯と時間を、
追体験していくような気持ちになって‥‥

たのしかったですっ。

そして!

ショーイングを観て、もうひとつ
感じたことがありましたので、そのことは
また次回に書きたいとおもいますー。

それではー!

海外研修の思い出。(とある雑談篇)

2013年08月07日 | デザイン/芸術
グラフィックデザインの
専門学校へ通っていたとき、
海外研修でパリとロンドンに訪れて。

その研修では、
「数日間ロンドンの大学に短期留学する」
というプランがあって。
前もって準備していたプレゼンテーションや
そのつど出題される課題をこなす、

のような旅行をしたのだけど。

その研修のさ、ある講義での
ちょっとした雑談で。
講師をしていただいたロンドンの先生から


「横尾忠則氏について、どう思われますか?」


と、ぼくらに質問をされて。
そのとき、同じクラスのFくんは
(たしか)横尾さんの「色」について答えて。

でも、おれはさ。
横尾さんのことを当時どれだけ知っていたか
よく覚えていないけど。
その質問にはまったく答えられず。

そのとき、なんとゆーか
おれの無知さ(ってゆーの?!)を痛感して。

こりゃいかん…

って思ったことを、
図書館で借りてきた
『横尾忠則全装幀集』眺めながら、思い出した。

今のおれなら何て答えるか? 
なんてこたぁ考える暇なぞ全然なくって。
ただただ驚愕‥‥

でかいし! 重いし!! すごいっ!!!

どのページを、開いても開いても
でてくるもん。どわーっとしたものがっ!!

趣味!

2013年04月27日 | デザイン/芸術

ロゴマークとか、本の表紙とか、
広告の見出しとか、映画のタイトルとか。
文字を書き写す。っていうのを
趣味でやっているのだけどね。

こんかいは、佐藤悦子さん著
『 SAMURAI 佐藤可士和のつくり方 改訂新版』
の 124-125 ページより。
アートディレクター佐藤可士和さんがデザインされた
セブン-イレブンプライベートブランド
マーク(上の写真)を選んで。

いつもはさ、けっこうパパッと
大きさやサイズもだいたい目分量で
書いてっちゃうんだけど。
こんかいは、なんかこう
なかなかうまくいかなくて。

なので。
定規で測ったり、拡大の比率を計算したり。
ってのをやりながら進めていって。
そしたら、ちょっと面白いことに気がついた。

まずはね。マーク全体を測ってみると、



26ミリの正方形のなかに収められてる
ってのは、すぐに分かるのだけど。

それらをもっと詳しく見てみると、



「7」と「 SEVEN & i 」の文字が、たてよこ共に
ちょうど中央の13ミリのラインに収まるよう
デザインされていて。

そしてさらに。
赤、緑、オレンジ部分の
幅の長さをみてみると、



このように、
「赤7ミリ、緑6ミリ、オレンジ6.5ミリ」
と、じつはかなり
数値的につくられているのを発見!
(セブン-イレブンだけに?!)

そんなこんなの紆余曲折を経て、



↑こんな感じで、出来上がり。


これってさ。
もしかしたらマークを本に載せるとき、
ちょうど分かりやすい大きさの
数値になるよう考えられて、
ページレイアウトがつくられたのかも?
っていうのも思ったり。

やっていて、なかなか面白かったです!


そうそう。
佐藤可士和さんデザインと言ったら、
やっとこさキリンラガービールの缶コンプリート!

(右側の)お花見缶、ゲットだぜっ!



↑こんな感じで飾ってるよー。


でわでわ。
ブログ来てくれて、ありがとう!
ステキな連休になりますように。

チャオ!

作品名は「被害者なのか、加害者なのか」なのか?

2013年04月12日 | デザイン/芸術

先日、半年ぶりくらいに
豊田市美術館へ行ってきました。

やっぱ、いいなぁ、好きだなぁ!
と思いながら、
美術館まわっていたのだけど。

さいしょの展示室も見て、
(そろそろ2階行こーか!)なんて思ってたとき、
どこからか怒号が聞こえてきた。

なんかね。
おじさんが美術館のひとに向かって、
「館長を呼べ!」みたく
クレームを叫んでたの。

(あちゃー!)と思いながら、
俺はその場を通り過ぎたのだけど。
あとになって、
(ん… ちょっと待てよ)と思い返した。

その感じも、
とある「絵」のような
ひとつの「作品」か?! って。

なにしろここは「美術館」なのだから。


美術館って、なんとなく高尚で、
おごそかな感じを
思われるかもしれないけど。

俺はね、全然そうではなくって。
美術館のルール(作品に触らない、とか)さえ守れば、
あとは何をしてもいい、自由に遊んで OK!
というよーな場所だと思っているの。

なのでなので。

そのギリギリを見つけて、
どれだけ楽しく観られるか!
を探すかんじが大好きで、
美術館へ遊びに行くのだけど。。。

そのクレームおじさんは、
よく言われる「美術館ではお静かに」的な
ルール(マナー?)を、
いとも簡単にすり抜けた。


豊田市美術館って、いつも素晴らしくて
俺なんか、いつも惚れ惚れだから。
おじさんが、どこのなにで不愉快を感じたか?
さっぱり分からないけど。

「不愉快なら叫んで OK!
 しかしその声で、他の客たちは‥‥」

っていうような、
「被害者なのか、加害者なのか」の感じを
芸術の神様が、美術の「作品」として
俺に伝えていたのかも‥‥

なんつーのをあとで考えて。
また、
そういうことって(じぶんもあるなぁ)と、反省…。


そんなこんなで。

豊田市美術館と、
企画展(は7日で終わっちゃったけど)と、
敷地で咲いていた満開の桜まで、盛りだくさん。





今回もたのしかったです!!

ではでは!

ものづくりは星座のように!

2013年02月06日 | デザイン/芸術
「星の玉乗り 地球の暮らし
     転び転がし 進んでは休み
 荷物 重いので 体 軽くして
     弾み弾ませ 近くへ 遠くへ」

     アースより愛を込めて / 地球三兄弟

──────────────────────────────────

このごろ思うのは、
「ものづくりは星座のように!」ということでね。

どーいうことかっつーと!

・気になった「もの」「こと」「ひと」をすくいとって
 浮かび上がらせる。そして、
 それらを結び。さらに、どんどん、繋ぎ合わせていく。

ということなんだけど。それって、

昔のひとが、星と星を結んで、名前をつけたように。
星座つくるプロセスに、似てる気がしてるのね。


たとえば。

地球三兄弟と、地球三兄弟のアルバム『バーベアマン』って、
もうほんと星座ごとく、いろんな繋がりあるようだし。

漫画ドラマ映画『モテキ』も、そのような感じ受けるし。
 
このまえ観てスゴかった 山田洋次監督の映画『東京家族』や、
今よんでる 百田尚樹さんの小説『永遠の0』、
村上春樹さんの『アンダーグラウンド』も、そうなのかな。

ゲームでいうと、昔すげぇハマった『塊魂』とかさ。
あとは、知ったかぶりで申し訳ないけど、
ポケモン』や『どうぶつの森』も、星座系?!

お店なら『ヴィレッジヴァンガード』や、『 TSUTAYA 』『 Amazon 』などなど。

技で言ったら、元気玉!
食べ物なら、断然、お鍋よね。

あとは、そうそう。『ほぼ日』も、『無印良品』も、星座かな。


そういうように、「浮かび上がらせて、繋げる」っていう行為はさ。
ただ単に、固有名だしてブログのアクセス数アップ、みたいな話じゃなくて。
(以前の俺、そういうのもあったけど。それじゃ上手くいかねぇ…)

それは、
「敬愛」であり、「承認」であり、「師事」であり、
「感謝」であり、「供養」であり、「祝福」であるような。

そういう想いのコラボレーションが、制作物にパワーを宿らせるのだと、
いま考えています。で、そうなってくると、大事なのは
「なにと出合うか」と「どう繋がるか」の、2つになってくるのかな。

うわぉ! むつかしそー! でも、がんばろ。


っとゆーわけで。

♪君がいなければ意味がないっ! フゥゥーーーーーーッッ!!!!

「?」 に 「!」 を。

2013年02月01日 | デザイン/芸術
ことし元日。
このブログのタイトル 『なら斬り開く?』 の
後ろに 「!」 をつけて、 『なら斬り開く?!』 にしてみた。

というのも。きっかけは
昨年末、映画 『 100,000年後の安全 』 を観て
そこから、おもったり、かんがえて。

で、そのことを、きょうはブログに書いてみる!


『 100,000年後の安全 』 は、どーいう映画かというと。


  フィンランドには、「オンカロ」 という
  放射性廃棄物を地下に埋葬する、処理施設が建設されていて。

  そこで処理する放射性廃棄物は
  安全なレベルになるまで、十万年を要するため、
  
  「オンカロ」 建設者たちは
  その十万年間、後世の人類や、知的生命体に、
  どうしたら 「オンカロ」 の危険性などを、伝え続けられるのか?

  について考え、議論し、施設をつくっている。


というドキュメントなのね。

その映画を観て、俺は
今までよく知らなかった、放射性物質のことを知り。また同時に、

ことばとか、芸術とか、デザインの根源が
そこに描かれているような気がして。興奮しながら、いろいろと考えた。


以前、3つの赤い 「!」 が並ぶシンボルマークの博物館
カップヌードルミュージアムへ遊びにいったとき。

たしか、その展示のひとつに
「 「?」 を 「!」 に変えて、問題解決!」という説明コーナーがあって。

そのときに、
「?」 という記号の、上の部分をぴしーっと伸ばすと
「!」 になるんだぁー! ってことを知ったのね。


記号のデザインとして、「?」 って、やっぱ
「なんだろう」 みたいな 「疑問」 の感じが、すっと身体に入ってくるし。

「!」 は、パッと見ただけで、
おどろき、注目、ひらめき、のような感覚が、伝わってくる。

これ、たとえばさ。

 ・「なら斬り開く?」
 ・「なら斬り開く!」

のふたつだと、やっぱ、文章のイメージ、違うじゃん。

「なら斬り開く?」 は、(ねぇ、斬り開くの?)のような、柔く訊ねる感じかな。
「なら斬り開く!」 は、(もう、斬り開くっ!)みたいな、投げやり感っ?!

てゆーかんじに変わるんかも……


……な、ぁーんてこと考えながら、この映画観てたら。

そういう記号のルールなんて全く知らない、知的生命体は、
果たして 「?」 や 「!」 を見せられたとき
どのように感じるのか? と思い。

それこそが、よく言われる 「客観性」 っていうの??
デザインを考えるうえで、けっこう大切なことかもなぁ。って感じた。


なのでなので。

ことし一番、それを踏まえて、
『なら斬り開く?』 に 「!」 を、つけてみました。

「!」 のついた 『なら斬り開く?!』 を、どーぞ
こんごとも、よろしくー。


きょうから、2月っ!!

菊川へと

2012年06月17日 | デザイン/芸術

友達から、グループ展に参加したよ! と誘われて、
静岡県の菊川市へ行ってきました。 (写真は、会場の本屋さん)

専門学校でお世話になった、同窓の知人が
携わっている、ということでね。
たのしみにしていたら、けっこう面白かった!

みなさんの作品、それぞれ素敵で。

そして。とくに、グループ展のタイトルと、
パンフレットやメッセージノートに書いてある
説明書きの文章が、なかなか素敵で、いいなぁと思ったよ。

今回で3度目ということで、
続けば続くほど、面白くなっていきそうな予感があって、
俺も頑張らんとなぁ! と刺激を受けた。


その友達に、菊川のおすすめスポットある? って聞いたら
教えてくれた「桜屋」さんというお菓子屋さんへ、帰りに寄る。

どら焼きを買ってきたのだけれど、
これがもう、めっちゃくちゃ、美味い!

バターがほんのり利いててね、すっごいおいしかった!

こういうおいしいものってさー、だいたい食べ終わった後で、
写真撮っとけば良かったぁ……、って思うのよね。

というわけで、下の写真は、
中身はもう無い、パッケージだけの写真なのでした。




掛川の資生堂アートハウスにも、ひさしぶりに寄れたり、
よい1日を過ごせましたっす。

NEW クレラップ

2012年03月31日 | デザイン/芸術


クレハ『NEW クレラップ』のパッケージが、すごい!

「つまめるフラップ」で簡単につまめるし。「巻き戻り防止ストッパー」も便利だし。
「きちんとキレ窓」は可愛いし。「飛び出しガード」なんて、お世話になりまくる。

箱、頑丈になるように出来てるし。説明も見やすくて、わかりやすいよ。


でもね。いちばんすごいのは、
箱を閉じたときの、なぁんとも言えない、吸着感!!

磁石でも付いているのかっ?! みたいな。


それはね。



↑この折られて出っ張った部分が、




↑こっちの、ひっこんだ部分に、




↑こう、ぴったりハマるから。なのよ。


こんな、紙の折り方やら、貼り方やら、形の工夫だけで、
箱がこんなにも、すっぽり閉まるようになるなんて…。

納得のグッドデザイン賞!


って、おもって、ホームページみてみたら。
このバージョンよりも、色々さらにさらに進化してた。

すげー!!

モテキ パッケージ篇

2012年03月27日 | デザイン/芸術
映画『モテキ』豪華版のパッケージが、すごい!



というのもね。



この帯が、でかくて。

でも捨てたくないから、
箱のなかに閉まっておきたい、って思うじゃん。

それで、考えてたら…。



この下の部分の、折り目に



合わせて、こうやって、半分に折れば、



こんな感じに、ちょうど箱の大きさになって。
すっきり箱におさまったのね。


そんで。監督の大根仁さんのツイッターを見てたら。
帯を箱に閉まうことを想定して、デザインしたって書いてあって。

でも、その閉まい方の説明は、パッケージには書いてないの。

帯を箱にしまっておきたい人は、その折り目を見て、
あとは考えてくれ、っていう感じ?!


これってさ。
佐藤 卓さんがデザインした、ニッカウヰスキー『ピュアモルト』の。

飲み終わったあと、その瓶を、なにか別の用途にも使ってもらえるために、
ラベルのシールを、剥がしやすくして。
しかも、その説明が、どこにも書いてない。

というのと、構造は似てるよね。

その「説明は書いてないけど、コミュニケーションできる」って感じが、
すごいデザインだなぁ、と思った。

『子ども美術展』へと

2012年02月21日 | デザイン/芸術
となりの市に住む、中学 2 年生の姪っこから、俺の母親に、

美術でつくった作品が選ばれて、『子ども美術展』で飾られることになった。
っていうメールが来て。

日曜日に行ってきたよー。

学校ごとに選ばれた、市内の小中学生の作品がいっぱいあってねぇ。
学校や学年でそれぞれ違う、いろんな課題があって。

なかなか、たのしかったー!

姪っこの作品(課題はCDジャケット)もよかったし。

中学生の写生とか作品なんてさ。「そんな構図があったのかっ!」とか、
色合いとか、丁寧さとか、アイデアとか。もうこっちが勉強になっちゃうし。

小学 1 年生の作品は、マジいいっ!
いろいろ見てたら、思わず笑顔になってしまったぜ。

それでそれでね。「いいなぁ!」って思った企画があったの。

受付に、ポストと便せんが置いてあってね。
名前を書けば、本人に届けてくれるんだってー。

それを見た祖母である母は、必死でお手紙かいてたよ。

携帯メールでおくれば、すぐだけど、
そういうタイムラグも、なかなかいいよねー。

喜んでくれるといいんだけどね。

ピントを合わせる

2012年02月20日 | デザイン/芸術
写真ってさ。

まったく同じ場所で、まったく同じカメラを、まったく同じ高さで、
まったく同じ方向から、まったく同じ構図に撮っても。

撮る人によって、違う写真になったりもするから、不思議よね。

たぶんね。何をみて、何をそこから認識するか。
が、それぞれ違うから。っていう理屈を考えてる。

何に、どう、ピントを合わせるか? なのかもってね。


たとえば。女の子をみるとき、どこに目をむけるか?
って考えるとね。(しょーもないね…)

「胸」をみるか、「お尻」をみるか、「顔」をみるか。
「目元」をみるか、「くちびる」をみるか、「耳」なのか「鼻」なのか。

「手」をみるか、「鎖骨」をみるか、「うなじ」をみるか。

「髪型」をみるか、「靴」をみるか、「服」をみるか。
はいているスカートの「色」や「材質」「メーカー」なんかをみてしまうか。

「表情」をみるか、「声」をみるか、「匂い」をみるか。

好きな「映画」をみるか、好きな「芸能人」をみるか、好きな「音楽」をみるか。
『ツマサキ』のペディキュアの蝶々をみるか。

「手相」をみるか、「前世」をみるか、「先祖」をみるか。
「過去」をみるか、「現在」をみるか、「未来」をみるか。

いろいろあると思うけど。

1番、対象が引き立つ部分に、ピントを合わせられたら、
いい写真が撮れるかもしれないし。

じぶんが興味あるコトだけじゃなくって、
いままで想像もつかなかった部分にピントを合わせられたら、

もっと違う写真が、撮れるかもしれないね。

やっぱり、意固地にならず、素直に周りをみてないと、
何もみえてこないんじゃないか、と思う。

ミスドの箱

2012年02月01日 | デザイン/芸術

ひさしぶりにミスタードーナツ行ってきたよー!
どーしてもオールドファッションの新商品がたべたくて。

『チョコクランチ』『黒みつきなこ』などなど買ってきて、おいしかったぁー!!


ミスドのスヌーピーの箱が、かわいい。

ミスドの箱ってさ。遠くからでも、持ってる人みかけたら、
(あ!ミスド…)て思っちゃうくらい、

ミスドとわかる! っていう話をしてたら。

もしかしたら。イラストが描いてない、まっしろな箱だとしても、
ミスドだってわかるかも? と思って、考えてみた。


たとえば、ケーキ屋さんの箱って。パッと見で「やったー!ケーキ!」と思うけど。
どこのお店かは、名前とかマークみないと、大抵はわからないじゃん。

お菓子の『コアラのマーチ』なんてのは、もう、すぐわかる!
やきそばの『ペヤング」も、ほかの商品とは、一線を画してる。

『キッコーマン』の卓上しょうゆ瓶は、どこからどう見ても『キッコーマン』だし。

缶ビールの 24本入り段ボール箱だと、
『キリンビール』は、四隅のカドが斜めに切れてて、個性があるね。

『資生堂』のシャンプー『TSUBAKI』は、うつくしい…。

詳しくないけど、タバコとか、口紅とか、宅配ピザとか、大型テレビとかの、
そーいう商品の箱にも、メーカーがわかるものと、そうじゃないものが、あるのかも。

ちょっと形を見るだけで、味とか、雰囲気とかが、頭に浮かんじゃうパッケージ。

その点で、ミスドの箱は、すごいっ!

『UNIQLOCK』をつけてみた

2012年01月27日 | デザイン/芸術
ひだり側に『UNIQLOCK』をつけてみた。

ずっとその場所には、カレンダーを置いてて。
そのカレンダーって、ブログ更新日に、色がつくじゃん。

その、日にちが埋まっていく感じが、

(マスを埋めるように、ブログ更新していかなきゃ)っていう、
追い立てられるような気持ちになってしまって…。

どうしよう?? ってずっと考えてたの。

それで。時計をつけようかな! って思いながら、
『UNIQLOCK』にしました。


かつての『広告批評』の、橋本治さんのエッセイや、
『anan』の、村上春樹さんの『村上ラヂオ』のような、

雑誌のさいしょのページに載ってるエッセイあるじゃん。

冊子には、そういう「入り口」や「前書き」のようなものが大事かもなぁ、と思う。

『広告批評』の、天野佑吉さんがまえにどこかで(言葉はうろ覚えです…)
「橋本治さんの言葉は、広告批評の指標となる」っておっしゃてて。

自分も、あやかって。『UNIQLOCK』が、
このブログの「入り口」や「指標」になるといいなぁ、と思ってます。

そして、ブログのタイトルも、

昨年つけた「なら斬り開く? ver.1.01」から、
はじめの「なら斬り開く?」に戻しました。

心機一転。これからも、どうぞよろしくお願いします。
(いつのまにか、あいさつになってしまった…)

よい 1日を! チャオ!

『よしもとの芸人さんが…

2012年01月18日 | デザイン/芸術

ニンテンドー3DS の
よしもとの芸人さんがあなたのニンテンドー3DSにやってきます

の無料冊子が、すごいっ!!

110人の芸人さんの Mii がそっくりで、
眺めてるだけで、たのしいし。

顔写真と、誕生日、出身地も書いてあって。

しかも、すごいのは、
全員の、手描きサインが載ってるの。

全員の手描きサイン、っていうアイデアが
とてつもなく、価値を高めてる気がする。

たのしませたい気持ちとか、時間とか、手間とかの、見えない部分が、
このアイデアで見えてくる。

こういうこと、このまえブログに書いた
『グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ』に、書いてあったな。

ほんと眺めてるだけで、うれしくなってくるもん。
すごいっす!