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機械化や効率化を行った後でも必要になる人

2014-06-11 21:40:27 | 日記

 本日のクローズアップ現代では、人材不足が深刻化していることを題材とした『人手不足ショック(1)見直し迫られる企業の戦略』が放送されていた。近年、機械化や効率化、集約化によってコストや人員が削減できるようになって来ており、必要な人間の数というのは職業によっては減る一方なのではないかと考えていたので意外であった。
 確かに今でも人間でないと可能でないことは沢山あるわけだが、やはり機械化やコンピュータによる効率化の力は圧倒的であり、高齢化や少子化が深刻さを増し、若者が友人と遊びに出かけることがかつてより少なくなり、本屋がネット書店に少しづつ駆逐され、郵便物の数が激減して、人口減少が急速な勢いで進行している日本において、牛丼屋や居酒屋のアルバイトや郵便局員のパートの数が余ることはあっても足りなくなるというのは私と同様に半分位の企業側の予想に反する意外なことであっただろうと考えている。
 そのように変動があるため人間が必要になった時だけ雇える形態の方が企業側にはメリットが最近になってみると多いわけだが、雇われる側としてはスキルがあまり身につかないうちに解雇がなされたり、長期的な補償がないため生活が不安定になるなどのリスクがあり受け入れることは難しいと考えられる。労働者側には団結権・労働争議権・労働裁判権という戦後の日本において欧米の法解釈から導入され労働の前提となっている労働三権というものが有り、いざとなれば解雇の阻止に向けてそれらの不利益の回避に向けて権利を行使できなければいけないわけだがどういうわけか労働組合は若い人においてはほとんど機能していない。労働組合組織の印象低下や争議の煩わしさが主因であろうと考えられ、その組織自体がいつの間にか解体していていて結成される環境が整っておらず、加入することなど出来ないという危険な状況に多くの若者は置かれている。
 派遣社員やパートが次々に辞めていくために、技術を持った人材の補充が難しいということをクローズアップ現代では言っているわけだが、基本的にそのような人材が辞める理由というのは雇用者側が依願退職を薦める光景がもっぱらであった記憶しかなく、企業側が言っている従業員が自主的な意思で辞めていったのか、企業側の判断で辞めさせたのか全く判別がつかず、企業側に聞いた統計など日本では信用する必要などその部分に関してはまるでないとしか考えられない。雇用者側が自主的に不真面目な態度を見せびらかして真面目に働くなとけしかけてきて、ただでさえ失敗するのに失敗をしそうなことをやらせて、それを真似したり実行したりしようがするまいが、それを理由にして依願退職によって解雇している情景はまるで悪夢であるが、そのために上司たちは毎日頑張っているのではないかと見える人もいる。
 瓶詰めや組立のような単純労働は機械やコンピュータにどんどん奪われていっているが、今のところ判断を要求する仕事にはあまり及んできていない。しかし、人間がやっていることをいつまでたっても機械やコンピュータが出来ないと考えたら間違えであって、遠くない未来にガスや電気、水道メータの検針や自動車の運転、郵便・宅配ぐらいならばこなせるようになってくるだろうし、いずれはコンピュータの保守点検作業や病気の診断も人間よりうまくやってくれるようになるだろうと考えられる。いま、仕事が一時的に増えても長期的には激減する。作曲やダンス、絵を書くこともこなせるようになる可能性はかなり大きい。結局最後に必要な人間というのは、機械を監督する人とか土地のような不動産の所有者、子供を産んだり産ませたりできる肉体を持つ人になりそうだと思うわけだが、その未来は暇がありそうだが、あまり面白そうではないと感じる。

 

 余談だが、ヨスガノソラの印象やら今市の少女殺害事件の犯人、栃木県南部での大麻の栽培、神農を崇拝していることになっていた的屋やその最大の団体である極東会などを微妙に調べていった結果、当てずっぽうだが「神農本草経」という書物に当たった。中国では文化大革命の際に古典的な宗教信仰が弾圧され、この神農に対する信仰も例外ではなかったらしく、その本では大麻を薬草として扱っていて、アヘンなどの麻薬の徹底排除を目指す文化大革命の時には間違いなく打ち捨てられたであろうと考えられ、中国本土では神農の信仰がかなり廃れているのだが、台湾では今だにかなり残っている。おそらく、母親が台湾出身で台湾で幼少期に育った今市の少女殺害事件の犯人が的屋系の仕事をすることができたのも裏社会のその筋の人によるものではないだろかと考えている。

 



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