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お遍路さんは何かある気がする

2013-07-11 07:25:48 | 日記
 日本の伝統に「お遍路さん」という行事があるが、めぐるお寺はほとんど真言宗である。
 八十八か所めぐってくるルートは空海の足跡らしく、それによって空海と同化しているようだ。
 それによって西日本の観光業はかなり恩恵にあずかっている様である。
 他の宗派の寺院にも観光出来るところはあるが、同じ宗派の寺社だけでルートを確立してツアーが組めたり、旅費として大金が動いたりしないものが大半である。
 家の亡くなった祖父は実家は天台宗であるがなぜかお遍路をしてみたくなったり、色々、真言宗的な事を行っていたような気がする。
 確かに天台宗の寺院も稀に存在しているのだが後に宗派を変えた寺院である可能性がある。
 祖父は小学校の教員であった事があり、どちらかというと歴史が好きなその道の人なので真言宗の行事である事は知っていたかもしれない。

 D.Cに出てくる島は瀬戸内海の島らしいが島にあるガスコンビナートや橋脚、規模から見て愛媛県今治市大島ではないかと考えられたのだが、島の寺院がほとんど真言宗であり、初音島のネーミングから匂う法華経の匂いが実際の島には感じられなかった。
 瀬戸内海は水軍や海賊の本拠地であり、その島にある寺院が殆ど真言宗で占められていたという事は少し特筆に値していると思う。
 以前にWikipediaで見つけた中世日本史の『沙石集』には、伊勢神宮の神職に聞いた話として、次のような記述があると書いた。


第六天魔王と天照大神
天照大神が日本国土を 創生した際、海中に大日如来の印文があるのを見て鉾で海底を探り、その鉾から滴が滴り落ちた。その様を見た第六天魔王は「この滴が国となって、仏法流布 し、人倫生死を出づべき相がある」として、この国を滅ぼそうとした。天照大神は、これに対し「我は三宝の名を言わないし、自らにも近づけないから帰り給 え」と言い追い返した。この約束を守るため、伊勢神宮では僧を近づけず、仏教用語は隠語にしているが、実は内心では深く三宝を守っている。
 

 記載から見るとおそらく海賊と真言宗が結びついていたと思われるのだが、地理的条件や寺社の密度からより具体性を帯びたように私としては感じる。
 Wikipediaの記載によれば、村上水軍の人たちの多くは真言宗であった事が解っていて、多分、そうなのだと思う。
 寺社の名前、宗派を地域分けしてコンピュータで検索できるようにすると偏りがおそらく見つかるはずだが、コンピュータ業界は密かに作っているかもしれない。
 あればネット上で利用させてほしい気がしないでもない。
 実は仮想組織と似たものとして似た組織としてシチリアマフィアというものが時々頭で浮上するのだが、瀬戸内海の海賊の方が古く、もしかしたらシチリアマフィアは後を追ったのかもしれない。
もしそうであれば、元々日本の海賊にもマフィアの「血の掟」ような決まりがあった可能性も無くは無いと思われる。

血の掟とはしたような決まりである。
・第三者が同席する場合を除いて、独りで他組織のメンバーと会ってはいけない。
・ファミリーの仲間の妻に手を出してはいけない。
・警察関係者と交友関係を築いてはいけない。
・バーや社交クラブに入り浸ってはいけない。
・コーサ・ノストラにはどんな時でも働けるよう準備をしておかなくてはならない。それが妻が出産している時であっても、ファミリーのためには働かなければならない。
・約束は絶対的に遵守しなければならない。
・妻を尊重しなければならない。
・何かを知るために呼ばれたときは、必ず真実を語らなくてはならない。
・ファミリーの仲間、およびその家族の金を横取りしてはならない。
・警察、軍関係の親戚が近くにいる者、ファミリーに対して感情的に背信を抱く者、素行の極端に悪い者、道徳心を持てない者は、兄弟の契りを交わさないものとする。
 「真言」や「密教」と少しかぶっているように思われるのだが気のせいであるかもしれないしそうであるかもしれないが、証明が出来るような資料は発見できないと期待されるので言わない方が良いようにも思える。



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