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大昔に付けたチェック

2014-08-18 08:30:33 | 日記

 高校生の時の数学の教科書の問題にチェックがついている。このチェックは間違った問題についているのだとさっきまで思っていた。
 数学Ⅱでチェックがあるものをさっき見ていたら次のような問題があった
問:次の等式を満たす関数f(x)を求めよ
 f(x)=x*∫[-1<t<1]f(t)dt+∫[-1<t<1]tf(t)dt-1・・・①
 ∫[-1<t<1]f(t)dtと∫[-1<t<1]tf(t)dtは定数であるので
A=∫[-1<t<1]f(t)dt・・・②
B=∫[-1<t<1]tf(t)dt・・・③
とおいて②と③を①に代入して
 f(x)=Ax+B-1・・・④
とあらわすことができる。
 ④を②と③に代入して連立させれば簡単に解ける。
 実際に連立を解くとA=6,B=4でf(x)=6x+3であって、それで正解である。
自分で間違っていたからチェックを付けていたのだと思っていたが、あっていたから○を付けたのだとしか思われない。
なんでチェックを付けたのか忘れるというのは問題が解けないよりも致命傷であったのではないかと感じる。
 こうやって目印の意味を忘れたころに意味を違わせてしまうということが起こるのだが、同和問題と創氏改名の問題を関連づけている人や血液型診断や星占い、ユングやフロイトの心理学などその間違いを犯している。
 目印の意味は必ずどこかに書いておく習慣をつけなければならないと心に留めておくようにしよう。



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