坂道をのぼりながら

感じたこと、考えたこと、などなど。

そのお姿を

2007-06-29 12:48:41 | Weblog
今日は、風が少し吹いているので、
多少涼しい。

夕方くらいからは、
雨が降りそうな気配。

ゴキブリは、
暗くて狭いところと、
梅雨の湿気の多い空気が好きらしく、
ここのところ、我が家にも、
頻繁にそのお姿を見せてくださる。

ゴキブリを発見したときには、
松尾芭蕉の「奥の細道」を読んで、
気持ちを穏やかにするのが、
ゴキブリにとっても僕にとっても、
とてもいいことであると、最近気が付いたのだ。

じめじめが とっても好きな ゴキブリさん

もうすぐ6月も終わりである。

なので、神戸での生活は、
あと7月、8月、9月の
3ヶ月になった。

1年とちょっとしか生活していないけど、
神戸の街をとても好きになった。

とりあへず、行ったことがあるのは、
岡本、芦屋、三宮くらいだろうか。

街ごとに独特の雰囲気があって、
その雰囲気を感じながら、
街の中を歩くのがとても楽しい。

観光スポットとかの有名どころには、
あまり行ったことはないから、
そういうところにも行ってみたいのだ。


2007-06-28 00:59:37 | Weblog
最近、蒸し暑いのだ。

昨日は、早くも、
蝉の鳴き声が聞こえてきた。

夜、大学から帰るとき、
月がきれいに見える。

今日は、半月だった。

月と追いかけっこ。

最近、月を見ると、
これまでに感じたことのない
感覚に包まれる。

獲得されるものと、
喪失されるものと。

ハムレットは、demanding

2007-06-26 18:13:22 | Weblog
月曜日は晴れ。

夕方、雨が降るかもしれないと思ったので、
ビニール傘を持って家を出た。

今日は、
ポスドクのM.D.さんの最終日。

明日、M.D.さんは、
トルコに発つのである。

部屋に行ったらM.D.さんが
椅子に座っていた。

「明日、トルコに発つんですよね?」
「そうだね」
「M.D.さん、1年間、いろいろとありがとうございました。
M.D.さんからは、たくさんのことを学びました」
「そうなの?」
「はい。シェークスピアのハムレットの
英語の本を買いましたし」
「もう読み始めた?」
「あ、いえ、まだです」
「ハムレットは、demandingだった」
「そうなんですか、がんばって読みます!
ところで、明日は何時の飛行機に乗るんですか?」

M.D.さんは、普段からしゃべるスピードが速くて、
聞き取るのがなかなか難しいのだけど、
今日は、不思議なことに、
ちゃんと聞き取ることができた。

「Dr. M.D., thank you very much for about one year!」
「Thanks, too. Bye bye」
「Bye bye」

バイバイ、といってしまったら、
もう会えないような気がして
寂しい感じがしたけど、
もし、また、いつか会うことができたときには、
報告できるといいなあ、
「I read "Hamlet" by Shakespeare.
It was very demanding!」

だいたいの方向

2007-06-25 03:33:44 | Weblog
土曜日は、
家にひきこもって、本を読んだり、
ドイツ語、フランス語の勉強をしたり。

ドイツ語のほうは、だいぶん、
雰囲気を感じれるようになってきた。

ドイツ語は、どうやら、
「動詞」がやたらと、変化するようである。
何に対して変化するのかというと、
「主語」に対してである。

例えば、「spielen」というのは、
「遊ぶ」という意味の動詞。
英語だと、「play」みたいな感じだろうか。

「spielen」は、どう変化するか。

ich spiele(私は、遊ぶ)
du spielst(君は、遊ぶ)
er spielt(彼は、遊ぶ)

wir spielen(私たちは、遊ぶ)
ihr spielt(君たちは、遊ぶ)
sie spielen(彼らは(あなたたちは)、遊ぶ)

こんな感じに変化する。
動詞は、「語幹」と「語尾」に
分けることができて、
「spielen」は、「spiel+en」となる。

基本的には、
主語、ichとかduとかerに対して、
動詞の語尾の部分が、eとかstとかtとかenに
変化するようである。

ドイツ語、だいぶん、
おもしろくなってきたのだ。

夕方は、近くにある水道筋商店街に行く。

商店街に行く途中、
リュックを背負って、
外人の男性と一緒に歩いていた、
比較的若い女の人に、
道を尋ねられる。

「あの、六甲駅は、どうやって行くんですか」
「えっと、この道をまっすぐ行けば、
六甲駅につきあたりますよ」
「なるほど。あと、JR六甲道は、
どのあたりですか」
「う~ん、だいたい、この方向ですねえ」
といって、
だいたいの方向を、指差した。

女の人は、だいたいの方向で、
満足だったらしく、

「どうもありがとうございました」

といって、だいたいの方向に、
外国人の男性と、ふらふらと歩いていった。

水道筋商店街にある
うどん屋さんで、夕食をとる。

鍋焼きうどんと、鮭ごはん。
おいしかった。

船の中にいた。

2007-06-23 14:40:58 | Weblog
昨日は、お風呂を沸かして、
ベットに少し横になっていたら、
いつの間にか、すっかり眠ってしまったらしく、
気が付いたら、チュンチュンと小鳥のさえずりが
聞こえてきた。

不思議な夢をみる。
輪郭はぼんやりとしている。

ぼくは、どうやら海の近くで、
生活をしているらしい。
窓を開けると、目の前に海がみえる。

水位があがったら、
この家はどうなるんだろう、
と夢の中で不安に思った感じが、
まだぼんやりと残っている。

気が付いたら、船の中にいた。
いま、「気が付いたら」と書いてしまったけれど、
これは、いま、目を覚ました後で、
夢の内容を思い出しながら書いているので、
実際に、夢の中で、
「気が付いたら、船の中にいた」わけではない。

船の中にいた。

・・・

思い出せなくなってしまいました・・・。

今日は、快晴なり。
面舵、いっぱーい。

ドラゴンボール占い

2007-06-21 01:23:43 | Weblog
http://www.ocn.ne.jp/special/tokushu/040521/index.html

ぼくは、「クリリン」でした。

(抜粋)
ちなみに、亀仙人に対して弟子入りの理由を「強くなって女の子にもてたいから」と答えていたクリリンだが、人造人間18号と出会うまでは、まったく女の子と縁が無かったようだ。
(抜粋終了)

う~ん、ちょっと自分と重なるような・・・(笑)

ついでに、
http://www.youtube.com/watch?v=JEZ0PfVf4B8

カメハメ波、小学生のころ、練習しました。

バーベキュー

2007-06-21 01:10:05 | Weblog
今日は、夕方から、
研究室のみんなで
バーベキューパーティー。

キャンパス内の広場で、
MさんとM.D.さんの
送別会をかねて。

梅雨の時期だけど、
晴れてよかった。

本「猫はカガクに恋をする?」

2007-06-19 03:17:57 | 
「猫はカガクに恋をする?」
竹内薫/藤井かおり(著)

透と香鈴(シャンリン)と
シュレ猫エオウィンが、時空を駆け抜ける!

読み進めていくうちに、
ぼくも、エオウィンと一緒に、
時空を駆け抜けているような気持ちになって、
とってもワクワクした。

時空をさかのぼって出会うのは、
物理学、生物学、化学、数学の分野で、
歴史に名を残してきた科学者たち。

透、香鈴と科学者たちとの会話は、
著者たちの科学や科学者たちに対する
愛情がにじみでていて、
これまでとっつきにくかった「スゴイ科学者」たちを、
とても身近な存在として感じることができた。

ぼくは、とくに、
アインシュタインと透たちの
やりとりが好きでした。

涙がポロリ・・・。

それから、透と香鈴の恋の物語の
クライマックスでも、涙がポロリ・・・。

読み終わったあと、
不思議とさわやかな気持ちになりました。

本題とはそれるけど、気になったこと。
著者たちも、あとがきのところで触れているけど、
この本は、竹内薫、藤井かおりの「二人」で書かれている。

何が気になるかというと、
どの文章を竹内薫さんが書いて、
どの文章を藤井かおりさんが
書いているのか、ということである。

ひとりひとり、文体は、大きく異なると思う。

でも、ぼくは、読んでいる間、
2つの文体がある、とは一度も思わなくて、
1つの文体として、ずっと読んでいた気がする。

う~ん、とても不思議です・・・。

***

写真について。

ちょうどこの本を読み終えた次の日、
雨上がりに散歩をしていたら、
この白猫くんと出会ったんです。
左目が黄色で、右目が青色をしています。
とっても不思議です。きれいです。

あっ!!!
表紙のエオウィンがいないっ!

ピチャピチャピチャ

2007-06-19 02:04:18 | Weblog
4月くらいから書いていた論文を、
ようやく書き終えることができた!

とりあへず一安心。

昨日は、夏目漱石の「草枕」の
冒頭を音読した。

「山路(やまみち)を登りながら、こう考えた。
 智に働けば角が立つ。情に棹(さお)させば流される。
意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。」

七五調のリズムが、とっても心地よい。

ポツリポツリと雨の降る
下校途中の小学生

手に傘持たぬ男の子

体操服を着たままで
赤信号を待つている

いちにーついてーーー

よーいドン!

赤信号が青になり
ピチャピチャピチャと駆けぬける
体操服の男の子

マヨネーズもノリも両方な

2007-06-18 02:55:48 | Weblog
久しぶりに、六甲商店街にある
たこ焼き屋さんに行った。

今日は、おじさんとおばさんが、
一緒にいて、おじさんは、
ちょうど夕ご飯を食べているところだった。

「おお、きたか」(おじさん)
「あ、どうも、お久しぶりです」(僕)
「休みの間は、なにしとったん?」
「え、休みですか?」
「麻疹で学校は、休みやったと違うんか?」
「ああ、はい、麻疹で休みでした。
ほとんど家で過ごしてましたね」

たこ焼き、15個を注文する。

「あなたは、麻疹は大丈夫だったの?」(おばさん)
「はい、ぼくは、元気すぎて困っていました」
「あら、そうなの。マヨネーズは、かける?」

ぼくが答えようとしたら、
「マヨネーズもノリも両方な」
と、夕食中のおじさんが横から答える。

「ごひいきにしてもらって、
どうもありがとう。また、きてくださいね」
と、おばさん。

ぼくは、10月から、研究室の事情により、
北海道に引っ越すことになったので、
9月いっぱいで、神戸の街を去らないと
いけないのだ。

だから、あと何回、
たこ焼き屋さんに行けるのかしらと思ったら、
なんだか切なくなってきてしまった。

雑誌にのるような
有名なたこ焼き屋さんじゃないし、
おじさんは、どちらかというと、
愛想がいいほうじゃないし、
10個たのんだときは、
マヨネーズだけでノリはつけてくれないけど、
庶民的な味で、それなりにおいしいし、
おじさんがいつも待っていてくれるので、
ついついお店に立ち寄るのである。

夜になったら、雨が、
ポツリポツリと降ってきた。