坂道をのぼりながら

感じたこと、考えたこと、などなど。

夏をむかえるということ

2008-07-06 19:41:24 | Weblog
昨日くらいから暑いです。
札幌にも夏がやってきたのでしょうか?

札幌でむかえる初めての夏。

もう一つ初めてなこと。
それは、札幌には梅雨がないので、
「梅雨の時期を過ごさずに夏をむかえる」ということ。

これまで、宮崎、千葉、神戸にいるときは、
当然のことながら梅雨があって、
梅雨の始まり、梅雨真っ只中、梅雨の終わり、
といった過程を経ることなしに、
夏をむかえるということは、無かったわけです。

梅雨の始まりに感じる、
「ああ、これから梅雨かあ」
といったため息とか、
梅雨真っ只中に感じる、
「ああ、梅雨だなあ」
といった、あたりまえの感想とか、
梅雨の終わりに感じる、
「もう少しで、夏だ!」
といった、夏が来る期待感とか、
そういうものを感じることなく、
夏をむかえようとしています。

不思議といえば不思議だし、
不思議じゃないといえば不思議じゃないし。

まだうまく実感できていません。

何かの真っ只中にいるときには、
そのときに何を感じているのかということが
あまり分からず、秋や冬になって
夏を振り返ったときや、1年2年たってから
振り返ったときに、おぼろげながら
そのときに感じていたことを思い出せるような気がします。

最近、大学の特別講義に参加したときに、
「記憶が、未来を創り出す」という話を
聞きました。

なにかとても大事なことのような気がして
さっ、と、メモをとったのですが、
いったいどういうことなんだろう?