第2613号 2004年12月13日
対談
内田樹×春日武彦
中腰で待つ援助論
――時が流れ出し,ケアがはじまる
http://www.igaku-shoin.co.jp/nwsppr/n2004dir/n2613dir/n2613_01.htm
内田樹さんと春日武彦さんの対談、うんうんと唸りながら読んだ。
神経症は、時間のファクターが無いことに原因があるのではないか、
という議論に、なるほど、と思った。
たった今、今日一日で問題は解決しなくて、2,3日たったら、
1週間たったら、あるいは1、2年したら、少しずつ良いほうに
自然と進んでいくかもしれない、という感覚が救いになるのだと。
少し話が違うのかもしれないけど、一日の中で変化を付けることが
大事なんだと思った。
寝ること、洋服を着替えること、お風呂に入ること、買い物に行くこと、
違うことを考えること、手足を動かしてみること、など。
それまでずーっと考えたりしてると頭がうまく働かなくなるから、
そういうときは、いったん切り上げて、別のことをやったりする。
少し時間がたってからまた考えたりする。
自分にとって難しい問題は、無意識の領域で、ぐつぐつ煮込まれている。
あるとき、ふと意識に上ってきたりする。
時間的なファクターを意識するということは、
無意識とうまく付き合うための一種のコツみたいなものなのかもしれない。
両氏とも本をたくさん書かれているから、読んでみたい。
「他者と死者―ラカンによるレヴィナス」がおもしろそう。
****
猫を飼ってみたくなったかも。
http://yu-net.info/swfup/viewswf.php/2145.swf
http://www.geocities.jp/ningen_iinya/iinya.html
対談
内田樹×春日武彦
中腰で待つ援助論
――時が流れ出し,ケアがはじまる
http://www.igaku-shoin.co.jp/nwsppr/n2004dir/n2613dir/n2613_01.htm
内田樹さんと春日武彦さんの対談、うんうんと唸りながら読んだ。
神経症は、時間のファクターが無いことに原因があるのではないか、
という議論に、なるほど、と思った。
たった今、今日一日で問題は解決しなくて、2,3日たったら、
1週間たったら、あるいは1、2年したら、少しずつ良いほうに
自然と進んでいくかもしれない、という感覚が救いになるのだと。
少し話が違うのかもしれないけど、一日の中で変化を付けることが
大事なんだと思った。
寝ること、洋服を着替えること、お風呂に入ること、買い物に行くこと、
違うことを考えること、手足を動かしてみること、など。
それまでずーっと考えたりしてると頭がうまく働かなくなるから、
そういうときは、いったん切り上げて、別のことをやったりする。
少し時間がたってからまた考えたりする。
自分にとって難しい問題は、無意識の領域で、ぐつぐつ煮込まれている。
あるとき、ふと意識に上ってきたりする。
時間的なファクターを意識するということは、
無意識とうまく付き合うための一種のコツみたいなものなのかもしれない。
両氏とも本をたくさん書かれているから、読んでみたい。
「他者と死者―ラカンによるレヴィナス」がおもしろそう。
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猫を飼ってみたくなったかも。
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