坂道をのぼりながら

感じたこと、考えたこと、などなど。

コツの科学

2005-06-26 23:08:36 | Weblog
いま、お手玉4個の練習をしているが、
コツがなかなか分からない。
(こんなことしてていいのか・・・)

練習していると、何がポイントなのかは、
頭では少しずつわかってくる。
玉の軌道が重要そうである。
理想的には、まっすぐ上に上がって、
手元にちゃんと戻ってくるような軌道。
その玉の軌道を生み出すのは、
手の動き。手の動きといっても、
指、手首、肘のバランスの良い
動かし方が必要である。
何回も練習していると、たぶん、
指や手首、肘の最適な動かしみたいなのを
学習していくのだろう。
最適じゃないにしても、欠かすことのできない
重要な手の動かし方があって、
それがコツに相当するものなのかもしれない。

ロボットを使って、運動のコツを発見しようと
している研究があります。

http://www.isi.imi.i.u-tokyo.ac.jp/projects/humanoid/daneel_html/daneel-j.html

4個のお手玉

2005-06-26 02:28:16 | Weblog
今日、お手玉の4個を練習した。

3個は、マスターしている。
4個以上は、どうやってやるのだろうかと、
いつも気にかかっていた。

今日、テレビを見ていたら、5秒くらい、
4個でお手玉(玉じゃなくてリングだったが)を
していて、それをたまたまビデオにとっていたので、
スロー再生にしてじっくり観察して見た。

どうも4個(A, B, C, D)の玉を2個(A, B)、2個(C, D)に
分けて、左手でAとBの2個、右手でCとDの2個を
扱っているみたいだった。

それを参考にして、ちょっとやってみたら、
そのやり方で、どうやらできるような気が
してきた。まだできないけど、なんとなく
やり方がわかったので、練習すればできそうだ。

3個ができるようになるまでは、なかなか
思うようにできなかった。玉が変な方向に
とんでいくし、最初のうちは考えながら
やるから、手がついていかない。
何回も何回もやってると、あるときふと
できるようになった。そうなると、
考えないでも手が勝手に動いてくれる。
そうなると楽しくなるのである。

脳の体操にもなるし、披露すると、
お年寄りの人も喜んでくれるから、
一石二鳥だ。

ろうそくの光で過ごした夜

2005-06-21 23:42:10 | Weblog
100万人のキャンドルナイトを実行した。
夜8時から10時までの2時間を、2本のろうそくの
明かりのもとに過ごした。
ろうそくとマッチは、学校から帰る途中に、
あわてて買った。

8時ちょっと前に、ろうそくに点火。

最初の30分くらいは、買ってきた弁当を
食べた。いつもは真っ白なご飯も、今日は、
黒い色をしていた。

ご飯を食べた後、ちょっと横になったら、
無用心にも、20分くらい寝てしまっていた。
火事にならなくてよかった。

1時間位したら、ちょっと暇になってきて、
ろうそくのわずかな明かりをたよりに、
ちょっとだけ本を読んだ。

あとは、ろうそくの炎のゆらめきを、
なんとなく眺めていた。
炎の根元は、青っぽい透明になっていて、
その上は濃いだいだい色をしていて、
先っぽのほうは、透明のだいだい色をしていた。

そんな感じで、闇に包まれた2時間を過ごした。

2日前くらいに、教育テレビで、
数学者のピーター・フランクルさんが、しゃべっていた。

ドイツにいた頃に、数学の違う分野の人たちが、山の中に
集まって、一週間くらいの合宿をしていた。新しい学問を
うみだすためには、闇に包まれた山の中はよい環境である。
闇の大切さを感じながら、自分自身からの光を外に出して、
科学は発展していく。

ちょっと自分なりの解釈も入っているが、
だいたいこんな感じのことを言っていた。

思えば、ピーター・フランクルさんは、僕が高校1年のころに、
地元に講演に来たことがあって、そのときの担任の先生の勧めで、
その講演を見に行った。会場に着いたときには、座る席がなくて、
一番後ろのほうで立って見ていた。大道芸を披露してくれたのを
おぼろげながら覚えている。


今、僕の部屋には、いつものように、
パソコンの明かりと、照明の明かりがついている。

ドラマ~瑠璃の島~ 無限に思いをはせて

2005-06-18 22:25:22 | Weblog
今日は、ドラマ「瑠璃の島」の最終回だった。
毎週、楽しみに見ていたから、終わってとても寂しい。
なんか、心にぽっかりと穴があいたような感じがする。

ドラマを見終えて、ふと、
人間は(自分は)有限の生を歩んでいるのだと思い、
その中で経験する、喜び、悲しみこそが、
自分の人生において、とても貴重なのだと思う。
いや、むしろ、有限であるからこそ、喜びや悲しみを、
人は感じることができるのかもしれない。
無限の生に、一期一会がうまれることはないだろう。


梅雨の晴れ間に

2005-06-11 23:36:13 | Weblog
小林秀雄の言葉。
  美しい「花」がある。「花」の美しさというものはない。

なんか前から漠然と考えていたことが、みごとに表現されている
言葉だと思った。最近、歩きながら、自転車に乗りながら、
風景を見ていて、いつもこの言葉がこころをよぎってくる。

今年は、そんな小林秀雄の言葉とともに、いよいよ梅雨入り。
明日は、晴れるということなので、たまっている洗濯物を干すぞ。
そうしないと、梅雨を乗り切ることなどできない。

こんなことをやってる場合ではないのだけれど、だらだらとインターネットをしながら、
興味のあるリンクをたどっていったら、こんなページに出くわした。
http://chaos.c.u-tokyo.ac.jp/noteforapplicants_j.html


今の僕の心に響く言葉がたくさんあった。


本の紹介~アバウトアインシュタイン~

2005-06-10 01:37:11 | 


アバウトアインシュタイン―アインシュタインをめぐる70のミステリー
竹内薫

今年は、国際物理年である。
1905年に、アインシュタインが特殊相対性理論の論文を出してから、ちょうど100年目の年にあたる。
今年は、国際物理年の影響を受けて、相対性理論の本を読んだりしている。
まだあんまり理解はしていないけれど、「4次元時空」なんて言葉をきくだけでも、
ワクワクしてくる。

この本には、
相対性理論の摩訶不思議な世界、天才アインシュタインの人物像や人生の軌跡など、
内容が盛りだくさんである。
各ページには、英語と日本語で、アインシュタインが残した言葉が添えられており、
とてもお得な本である。

国際物理年の今年に、おすすめの1冊である。


ほっと一息

2005-06-07 21:41:02 | Weblog
発表が終わった。ふーっ。
なんかほっとした。
今日は数学のことを考えなくていいから、気が楽だ。
「じゃがりこ」のコンソメ味をボリボリ食べながら、幸せなひととき。

発表はとりあへず無事終了。
内容は理解できている範囲のことは、伝えることはできたと思う。
でも、質疑応答ではうまく言葉が出てこなかった。
相手の質問の内容をすぐに理解することが、なかなか難しい。

発表直前は、心臓がバクバクしだすし、精神状態が乱れてくるから、
なんだか普段よりも生きている実感がすると思った。
そして、自意識のレベルが通常よりも低くなって、軽い高揚感を
感じたりもした。

今日は、この後の時間をなんだか得したような気分がする。
なにか本でも読もうかな。早く寝ようかな。ダラダラ
テレビでも見ようかな。

豆乳

2005-06-06 00:04:56 | Weblog
最近、紀文の「調整豆乳」をほとんど毎日飲んでいる。
量は200mlで、値段も安くて、まあまあおいしく飲める。
ジュースを飲むよりは、体に良さそうだ。

写真は、5月31日にとったもの。
午後3時過ぎくらいまで、雨が降っていて、
その後晴れてきたので、研究室を抜け出して、
少し散歩にでた。
雨の後の空気は、すがすがしい。
雨上がりの太陽の光がきれいだった。