夏、合唱クラブの指導でお世話になった田所都先生が、5・6年生の学習発表会練習の指導に来てくださいました。
神妙な面持ちで先生を迎える5年生の子供たち・・・・・
5年生の合唱を聞いた先生が「大手術をひとつやります。『だから前へ、ずっと前へ進んでいこう』の『いこう』ですが、日本古来の歌い方は『いこう』ではなく『ゆこう』です。『い』と歌わずに『ゆ』と歌ってください。『君のゆく道ははてしなく遠い』ってあるでしょ。『いく道』って平板になるでしょう。『ゆく道』です。それと同じ。」
早速、練習に入ります。「・・・進んでゆこう・・・」「うまい!上手!きれい!」田所先生は厳しいですが、ほめ上手!上手だけではなく心からほめています。だから、みんな短時間でどんどん上達します。指導法もパワフル!
子供たちも、ぱっと変わります。「そうそう、でも、大声でどならない。きれいに歌う!『だから~前へ~』・・・・」
男子も女子も関係なく精一杯歌う子供が増えてきました。
田所先生から「この合唱が、本番の先生の指揮でできれば、今日は合格!」
本番の先生も真剣に指揮を振ります。
応える子供たち。田所先生の判定は・・・・「みんな、うまくなった! きれいな歌声です。連合音楽会本番に行くから、みんな今日と同じ歌声を聞かせてね!」素敵な歌声が体育館に響いた5時間目でした。