おだいじにどーぞー
季節の変わり目で、くしゃくしゃする。
アレルギーのお薬、ドライアイのお薬、肩の凝りを和らげる薬、そして湿布薬の処方箋を持って薬局へ行った。
ドラッグストアとクレジットカードの両方でポイントが貯まるトモ☆。
どうもこの薬局でこだまする
「おだいじにどーぞー!」
が気になった。
まずお会計が終わると担当者が
「おだいじにどーぞー!」
と言う。
すると、奥から何人もの薬剤師が
「おだいじにどーぞー」
「おだいじにどーぞー」
と輪唱する。
その合唱に押されて外に出るとホッとする。
何でだろう?
自分の薬がセットされるのを待つ間も、他のお客さんの為にずっと聴かされて、まるでお題目のようだった。
ひとりが、心からの
「どうぞお大事にして下さい。」
を、相手を見て言えば良いではないか。
病人相手では
「ありがとうございました~!またどーぞー!」
とは言えないだろうから、こういう言葉になったのかしら?
「お大事に~でもまた来てね~またどーぞー!」
「お大事に~またのお越しをお待ちしてます~」
だから
マニュアルが
「おだいじに~どーぞー!」
なのね。
ファストフード店みたい。
また来るけれどね、
こんなことが気になるなんていよいよ面倒なお年頃かと苦笑い。