仲間と、シャンソンにまみれて生きる。

昨日レッスンを行なったんですけど、レッスンの後はいつもどうしてこんなに元気が出るのでしょう。

私はレッスンの間立ちっぱなしで、気が乗ると体を使って表現の手伝いをするので、疲れてるはずなのに・・・。

基本的には、聴く人の共感度の高い曲を選んであげてレッスンをするのですが、最初はカラオケに入ってる明るいシャンソンを歌いたがる人も、人生を歌う多くのジャンルの曲を知って、すっかり私の思い通りになるのです。

そのうちに言葉を先行させて人生を演じるまでになると、もうやめられない。すでに麻薬の世界に足を踏み入れてしまうのです。


私は、ほかの歌の分野だったら、もっと早くに辞めてしまっていたかもしれません。

シャンソンの世界に打ちのめされて２８年になりました。５６歳で始めたというのにです。


人生１００年と言われる時代を今生きて、飽きることなく、もっと、もっと！　と未来を見据えて生きられる幸せを深く感じています。