あるがままに高齢を生きる! シャンソン、菜園とともに・・

予測不可能な未来のドラマに期待を寄せつつ、明日を見つめてまだまだ濃い時間を紡げたらとブログを書き続けます。

ドクターを説得して1か月早く退院しました。

2021-10-19 13:41:45 | 日記

骨折から1年4か月が過ぎました。

2か月の入院を宣告されて入院当時はベッドに横たわり、動けるのはトイレに行く時と食事の時だけです。動くのは車いすに頼るのですが、これは生まれて初めての体験で少しテクニックが必要なので初めは楽しかったですね。慣れると必要以外でも廊下を走り回るので、何度も看護師さんたちに叱られました。何度も強くです!

途中からリハビリも始まりました。慣れると自分がアスリートであったことを話し、少しずつ過激な方法をお願いして理学療法士の女性もそれに応えてくれました。そして私は目覚ましい効果があったとの確信を得ました。

そして3週間目の診察日、ドクターを5階の私の入院室の窓辺に誘いました。

「先生、外を見てください。景色のすべてがビルですよね。私は毎日これを眺めてると鬱になりそうで、治るものも治らないような気がするのです。私の家の周りは緑が一杯なんですよ。よかったら早めに退院をさせてくださいませんか?」

先生は、直立不動で答えに困っていらっしゃるようでした。

しばらく経って先生は、「分かりました。その代わり三つ約束をしてください。一つ目は無理をしないこと、二つ目はコルセットを残り1か月間はずさないこと、三っつ目は2か月目に必ず診察にくること!」

ということで、1か月で退院の運びとなりました。1か月を残してです。

義娘の迎えの車で無事我が家へ帰ることができました。

 


私が高齢者のスポーツ、グラウンドゴルフをするに至った経緯!

2021-10-18 15:51:01 | 日記

午後からグラウンドゴルフを楽しんで先ほど帰ってきました。

私は若い頃からテニスプレイヤーとして30数年のキャリアがあります。

テニスは非常に激しいスポーツです。故に現役の頃は、いくら歳をとっても高齢者のスポーツは絶対に行わないと決めておりました。でも、しかし、あろうことか、ある日、熊本市内の繁華街の地下のコンクリートの階段の8段上から靴のヒールをひっかけて後ろ向きにひっくり返り、気が付けば踊り場に叩きつけられて這いつくばっている私がいました。

見つけた人が救急車を呼び、私の意志などお構いなく大病院のベッドの上に寝かされてしまいました。

24歳の時のお産以来の入院です。

腰椎の圧迫骨折でした。私は87歳!

2か月間の入院が言い渡され、腰にはコルセットが逃げられそうもないほどに固く締め付けられておりました。

それ以後、私の肉体の関する自尊心は木っ端みじんに打ち砕かれてしまったのです。