あるがままに高齢を生きる! シャンソン、菜園とともに・・

予測不可能な未来のドラマに期待を寄せつつ、明日を見つめてまだまだ濃い時間を紡げたらとブログを書き続けます。

介護

2013-09-30 22:21:07 | 日記
今日は、朝の8時半から夫の診察日。ひと月に1回の検診と、薬の受け取りが月2回。

彼は、筋力低下と認知症とで要介護(1)の状態にある。週4回はデイケアのお世話になっているが、小規模多機能ホームで、われわれにぴったりの施設に出会って、今のところ私も好きなことが出来てはいる。

傍から見ると、介護をしていると言えるほどのものではないかも知れないが、自分よりも明らかに弱者と言える人と日々を共に過ごすのは、言葉には言い表せない諸々の事情が、人並みに80歳には応えるのである。

でも、めげてはいられないので、とりあえず前を向いて行動することにしている。
シャンソンの仲間づくりのためのレッスン、ライブ、ボランティア。自然農に基づいた畑づくり、(これはまだ発展途上にある)夫の健康のための料理づくりが、今の私の生活の三原則である。

声を出して笑うことを彼にも強要して実践しているので、会話は大方が彼の一方的な話に終始するのだが、老夫婦とは思えない賑やかさである。

食事の度に「あ、おいしそう!」「今日もおいしかったよ」「いつも気を遣ってくれてありがとう」とオウムのようにくり返す。嘘みたいでしょう? ほんとなんです。

終わりよければ全てよし。永い年月を超えてやっと本物のいい夫婦になったのかも知れない。


ライブの終了

2013-09-28 23:55:14 | 日記
昨日、「レーヴ・グルプ」のライブを済ませてホッ! 今年はレッスンを始めて1年(20歳になったばかりの青年)と2年(80歳の男性と、64歳の女性)の新人が、難しい歌に挑戦したのでドキドキものだったけど、思いのほかうまくいって楽しい楽しいライブになった。

多くのお客様から、歌の言葉がひとつひとつ心に響いて感動した(それぞれ異なってレベル、立場での感動だと思うが)との言葉をいただき、具体的に曲についての感想を聞くのは楽しい瞬間だ。

9年目にして、ベテランたちの言葉による歌の表現が確かなものになり、頼もしい限りである。来年は、10年目の区切りをうんと充実させるべく楽しい企画を、と、もう私を落ち着かなくさせている。

ライブ終了後は打ち上げで少々飲み過ぎたにも関わらず、今日は要介護の夫をドライブに連れ出し、午後は畑に野菜を植えた。我ながら元気な80歳だと思う。

あ、日付が変わった! おしまい。

モラルの低下について

2013-09-24 00:02:31 | 日記
JR北海道がレール幅の異常を放置した問題が浮上した。近年、無責任な社会的現象が多すぎる。

ああ又かと軽く受け止めそうな自分がいるのにぞっとする。

昔の話で恐縮だけど、私の小学生時代には修身の時間があり、孝行、従順、勤勉などを身につけた。そしてそれは、天皇への忠誠というのが軸になっていたので、終戦後廃止になった。

威厳の象徴であり、戦争の指揮者と思われていた天皇に対する私たちの対応は、時代の変遷と共に大きく大きく変わったのである。
温かく慈愛に満ちた、時として神をも感じる天皇の存在に接するなど勿論予想だにしなかった。

時代は変わったのである。昔の修身の時間をそのまま復活させようとは言わないが、何とも我慢のできない近年のモラルの低下を、小学教育で改善できないものだろうか。と考えることしきりである。




来週のライブのための最終音合わせ

2013-09-20 23:52:04 | 日記
9月27日(金)は、われわれ「レーヴ・グルプ」のシャンソンのライブである。

最後の音合わせともなると大方は緊張するものだけど、その場に立ち会うのが私は大好き。みんなの仕上がりに私も一緒に緊張しながら至福の時間を過ごすのである。

うちのメンバーの4人(私も含めて)は、夫や親の介護をしながらの参加だけれど、みんな実に明るい! 歌のもたらす効果は抜群らしい。

80歳をスタート(何回目かの)と位置づけた私の日々はさしあたって幸せに満ちている。


二か月ぶりの再開です。

2013-09-19 12:20:17 | 日記
一度休むと腰を上げるのに時間がかかる。というだけで2か月があっという間である。
テニスプレーヤーとして、軟硬合わせて30年のキャリアによってできた筋肉の貯金も、フツーの生活を十数年も続けていると、減るわ減るわ。 今日から歩く!!

青春時代には、80歳まで生きる予定なんて入っていなかったのに、生きてみれば80歳にして現役のシャンソン歌い手。ライブもボランティアも際限なく継続中である。

日々楽しくてたまらない。過去は潔く消し去って、今日と明日を濃密に過ごそうとしているのに、なんと逃げ足の速い時間だこと。