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世相見聞録

世間の出来事や自分自身が体験したり見聞きしたことなどを、論評や感想を加えて書きつづっていきます。

JR山手線のベビーカー引きずり事故

2007年05月26日 | 事件・事故

<事故を起こしたJRのコメント引用>
「これまでも発車時の安全確認については、十分注意するよう徹底してきた。原因は調査中だが、あらためて現場に対し、基本動作を確実に実行し、安全運行に努めるよう指示した」
<引用終了>

先日のJR山手線ベビーカーの引きずり事故に対するJRのコメントは、今のJRにおける安全軽視・現場無視の体質を端的に表しているといえよう。

そもそも冒頭に引用したJRのコメントは、JR内の管理側の立場を表明しただけであって、会社としてのコメントになってないのである。

JRって、管理側と現場は別会社? 現場は会社じゃないの?

現場にはうまくやれと言ってきたのに、うまくやれない現場が悪い、会社は悪くない、と言っていることと同じである。

まるで子供のような言い分ではないか。

どうしてこんな悪さをしたの? ううん、僕は悪くないよ。見つからないようにやれって言ったのに見つかったあいつが悪いんだよ。僕悪くないもん。

今回の事故も、駅のホームには駅員が一人もいなかったという。
詳しい状況はわからないが、駅員が適正配置されていないことも現場の責任なのであろうか?

たまたま近くにいた客の機転で大事に至らなかったからよかったものの、そうでなければ取り返しのつかない惨事になっていた。

経費削減を追及するあまり、安全のための人員も経費も出し惜しみ、あの長いホームの安全確認を、短い時間に車掌一人だけで行わせている運行体制そのものに問題がある。

JRの幹部(または管理部門)は、現場を単に 『管理・監視する対象として見る』 という今までの発想を切り替え、現場の実態をよく把握し、『現場が無理なく安全に仕事を遂行できるよう環境を整える』 という考えに立って、自分がやるべきことを見直してもらいたい。


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