こんにちは!
スタッフの石黒です。
朝晩が涼しくなり、だんだんと秋らしくなってきましたね。
秋は五臓の中で肺に関連する季節であり、肺を損傷しないことが秋の養生の要となります。
肺を損傷すると様々な症状を引き起こすだけでなく、冬の体調にも大きく影響が出てしまいます。
そんな肺の働きを高めるためにおすすめしたいことの一つが、『深呼吸』です。
今年はコロナの関係で年中マスク着用で呼吸がしづらかったり、家にいる時間が増え、パソコン作業やスマホ時間が増えたことにより姿勢の悪化し呼吸が浅くなっている人が増えているのではないかなと思います😷
肺は呼吸を主っています。
しっかりと呼吸をすることで肺の機能は高まり、全身へと気が巡ります!
マスクを外し姿勢を正して、しっかりゆっくり深呼吸することが大切です。
深呼吸する際のポイントは、
吸おう吸おうと頑張るのではなく、
まず始めにしっかりと体の中の空気を吐き切ることが大切です🧚♀️
吐ききってしまえば、無理に吸おうとしなくても自然と空気が体の中へと入っていきます。
又、呼吸は肺だけでなく、腎の納気という働きも関わってきます。
(ここでいう腎とは東洋医学からみた腎のことで、西洋医学でいう腎とは異なります)
呼吸の呼は肺、吸は腎が深く関わってると言われています。
ですので、
息を吸う際は、空気をお臍の下の丹田へと納めるイメージで行うとより良いです🌱
所謂、腹式呼吸ですね。
腹式呼吸がうまくできないという方は、当院での呼吸指導も行なっていますのでいつでもご相談ください🌸
しかし、深呼吸をしようとしても、体がカチカチでは入るものも入っていきません。
特に肩や肩甲骨の間が硬いと呼吸はしづらくなってしまいます。
呼吸がしづらいと、全身への気の巡りが悪くなり、様々な不調へと繋がります。
肩凝りは万病の元というのもこれに繋がってきます。
院長が昨日のブログに書いていますので、よろしければご覧くださいね。
これは鍼灸の得意分野です!
治療後、体の張りが和らぐことにより、
『なんだか呼吸がしやすくなりました』
といったお声もよく頂きます。
体の張りと呼吸は大きな関わりがありますね。
皆さんも是非、深呼吸と鍼灸治療で秋を快適に過ごしましょう!