よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

GWは神都へ-三重県伊勢市:おはらい町

2013年04月30日 | 三重
さてさて、数日前のことなのですが家人がワタクシこう言いました。
「なぁ、伊勢のおかげ横丁って行ったことないから伊勢に行きたいなぁ」と。
そこでそこで、GWの4月28日にワタクシ達は三重県伊勢市へと向かったのでありました


ワタクシ達はいつものごとく6時半に自宅を出発し、9時前には伊勢神宮に到着しました
「連休やし今年は遷宮の年やから、人出が多いかなぁ」と予想はしていったのですが
到着するなり駐車場はもうかなり車でいっぱいでしたし、神社に向かってゾロゾロと歩く人たちがいっぱいでした
「これはかなりの人出やなぁ」と、ちょっと憂鬱な気持ちにもなったのでありますが
見事な青空に憂鬱な気持ちも解消されるワタクシでありました


橋の向こうに古い建物が並んでいるのが見えるでしょうか。
あのあたりがおはらい町と呼ばれるエリアになるのですね。ではではそちらに向かっていきましょう。


川岸から路地を抜けておはらい町に向かっていきます。こんな白壁も風情があっていいものですね。
そして路地を抜けますと…


おはらい町へとやってまいりました。内宮宇治橋前から五十鈴川に沿って続く「おはらい町」は内宮の鳥居前町として発達してきました。
伊勢特有の切妻・入母屋・妻入り様式の土産物店や銘菓の老舗、旅館が軒を連ね、江戸時代の風情を感じることが出来る町並みです。


そうそう、伊勢地方では一年中玄関にしめ縄を飾っている家が多いんですよねぇ
神様がいる国ならではの伝統文化ですね。


しかししかし、ワタクシは以前にもこのブログに書いたことがあるのですが
1970年代後半には伊勢神宮の参拝客が年間500万人であるのに対して、おはらい町を訪れる人はわずかに20万人に落ち込んでいました。
近代化の流れの中で「昔の伊勢らしい町並み」を失ったおはらい町は、何の魅力もないエリアになっていたのです
そのような状況の中、かの有名な「赤福」の社長が「伊勢には伝統的な町並みがふさわしい」として基金を立ち上げ
わずか10年で江戸時代の町並みをよみがえらせたのです
ですのでですので。このおはらい町は「昔からの建物が残っている町並み」ではありません。
「昔の建物を復活させた町並み」なんですよねぇ。


その「赤福」の本店は、もちろんこのおはらい町にあるんですよ。
年中無休、開店時間が朝の5時というのにワタクシは驚くばかりです


ワタクシは甘いものが苦手ですが、家人は赤福餅をお土産に買って帰り「やっぱり美味しいわ」と舌鼓を打っておりました。
ではでは、お伊勢さんの方に向かうとしましょうかねぇ

使用したカメラ:Canon EOS7D


今年は20年に一度の遷宮の年ということもあり、お伊勢さんは例年にない賑わいのようでした。
そんな賑わいを眺めながら、江戸時代には参宮客が年間400万人もいたということを思い出し
当時も同じような賑わいだったのかなぁと、過去に思いを馳せる私でありました



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しっとりとした寺町を往く-三重県伊賀市:伊賀上野

2013年04月29日 | 三重
さてさて、三重県伊賀市にやって来て伊賀上野の町並みを歩いてきたワタクシでありますが
天気も崩れてきましたので、そろそろ帰路につく時間が迫ってまいりました。


伊賀上野の町を歩くのは今回が二度目になりますが、城下町らしい落ち着いた佇まいはワタクシの好みです


こんな犬矢来がありました。どうやらここは老舗の料亭のようです。


昭和の雰囲気を感じる路地を通り抜けていくと…


寺町と呼ばれる一画にたどり着きました。ここは名前の通り、通りの両側にお寺がずらっと並んでいるんですよね。
そんな中、並んでいるお寺の一つに入っていきますと…


牡丹の花が見ごろを迎えておりました。関西で牡丹というと奈良県の長谷寺を思い浮かべます。
GWの頃にはボタンが見頃でしょうね


艶やかな牡丹の花は初夏の主役と言えるでしょうね。


寺町を抜けて上野市駅の方に向かいますと、上野天満宮という神社があります。
天満宮ですから当然のことながら菅原道真を祀っており、正式には菅原神社というそうです


藤堂高虎による城下町建設の際、城郭鎮守として此の地に祀られたのがこの神社の始まりだそうです。
天満宮にはお決まりの牛も、綺麗に飾られてありました


この日もけっこうな距離を歩きました。ではでは、そろそろ帰るとしますかね

使用したカメラ:FUJIFILM X-E1


天満宮は学問の神様なのですが、どうも最近はお参りしている学生の姿が少なくなったような気がするんですよね。
少子化によって学生の数そのものが減っているからでしょうか。
それとも、少子化によって入試がずいぶんと楽になったことが影響しているのでしょうか。
「受験地獄」なんて言葉も、最近は聞かなくなりましたものね



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銭湯がある町並み-三重県伊賀市:伊賀上野

2013年04月28日 | 三重
さてさて、三重県伊賀市の伊賀上野の町並みを気分よくを歩くワタクシですが、
伊賀上野城などがある観光エリアからはかなり離れた場所までやってまいりました


しかししかし、ワタクシは観光地観光地した場所よりも、こういう何気ない町並みに心を惹かれるのですねぇ


いつからこんなに町歩きが好きになったのでしょう。若い頃はそうでもなかったんですよねぇ。
歳を重ねて写真の嗜好も変わってきたように感じます


歩いているとこんな看板を見つけました。まだまだこの下町では銭湯が健在なんですねぇ
ワタクシは大阪の下町で育ち、実家には家風呂が無いのでずっと銭湯に通っておりました。
ですので、今でも銭湯に行くのは大好きなんですよねぇ


もちろん時間的に銭湯が営業しているわけはないのですが、なんとも風情のある銭湯です。
「一乃湯」というネオンサイン(?)に暗くなると灯りが灯るのでしょうね。


玄関の横には懐かしい赤ポストが立っておりました。これが銭湯に似合うんですよねぇ


子供の頃、銭湯っていくらだったかなぁ?ちょっと記憶が定かじゃないんですよねぇ。
今は350円なんですか。毎日行くとなるとけっこうな出費ですよね。


銭湯の駐車場にこんな絵が描かれてありました。
「総天然色」「勝新太郎・藤山寛美」なんて言葉がなんとも懐かしいです
大阪育ちのワタクシはもちろん吉本新喜劇を見て育ちましたが、一方で藤山寛美の松竹新喜劇も大好きでした。
寛美演じる「アホ」はどこか憎めなく、人情味があり、そして人間らしさがあるんですよねぇ。
大阪人は人を「アホ」と呼ぶとき、そこには愛情を込めて呼ぶんですよ


しばらく銭湯に行っていません。久々に銭湯に行ってみたくなったワタクシでありました。


銭湯にゆったり浸かって、湯上りには冷たいコーヒー牛乳でも飲みたいですね

使用したカメラ:FUJIFILM X-E1


実家は家風呂が無く銭湯に行っていましたし、学生時代の下宿も風呂が無く銭湯通いでした。
最近はどこの家にも家風呂があるので、実家の近くも銭湯が徐々に姿を消していっています。
長屋の向こうに銭湯の煙突が見える風景…いつまでも残ってほしい風景です



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ちょっと一息-三重県伊賀市:伊賀上野

2013年04月27日 | 三重
さてさて、この日の天気予報は「曇りのち雨」という天気予報でありまして、天気予報通り徐々に雲が広がってまいりました。
三重県伊賀市の伊賀上野の町並みを楽しむワタクシでありますが、ちょっとばかり歩くペースを速めた方がいいかもしれないですね。


こういう町を歩いていると、すれ違う人が「こんにちわ」とお辞儀をしてくれるんですよね。
それがなんとも嬉しくって、思わず大きな声で「こんにちわ~」と言ってしまいます


最近はこういう町並みを歩く人も徐々に増えているのでしょうね。道標などが整備されて歩きやすくなっておりました。
ワタクシは地図があれば道に迷うことはまず無いのですが、道標が要所要所にあるのはありがたいです


路地裏に現役の井戸がありました。ワタクシは都会っ子なので子供の頃にはもう、あまり身近に井戸があったわけではありません。
しかししかし、夏でも冷たい井戸水は子供心に嬉しかった記憶は残っています。


昭和を思わせる町並みはワタクシにとって懐かしく、心が和む町並みでありました
考えてみたら朝からけっこう歩いていますので、ちょっと喉も渇いてまいりました。


ちょうどいい具合に古民家を改築したカフェがありました
ちょっと入ってみるとしましょうか。


朝方はけっこう気温が低い日だったのですが、歩いていると汗ばむほどの陽気となりました


ワタクシは「アイスカフェオレ」をいただくことにしました。
カフェオレの味は特筆するほどのことはありませんが、ゆったりとした空間でのんびり時を過ごすことが出来ましたよ。


ではでは、もう少し伊賀上野の町を歩くとしましょうか。雨が降って来る前に…

使用したカメラ:FUJIFILM X-E1


ここのところ週末の天気がどうにもスッキリしませんでした。
私のような週末カメラマンには、土日が雨だと写真を撮るのに困るんですよねぇ。
この週末の3連休はどうやら天気がよさそうです。嬉しいなぁ



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下町に名店あり-三重県伊賀市:伊賀上野

2013年04月26日 | 三重
さてさて、三重県伊賀市にやって来まして、いわゆる伊賀上野の城下町を歩くワタクシでありますが
いわゆる「下町」を歩いていると思わぬ発見や出会いがあって楽しいんですよねぇ

ワタクシ、なんとも心惹かれるお店に遭遇し、ついつい引き込まれるようにそのお店に入っていきました。


このお店は「かぎや餅店」といいまして、和菓子の老舗のようなんですよねぇ。
ワタクシ、甘いものが苦手なので和菓子を買うことはありませんが冷たいの飲み物を買おうと中に入りました


元気のいいお婆ちゃんがワタクシを出迎えてくれました。
少しお話をさせていただいて驚いたのは、現在の店主がなななんと17代目ということなんですよ
これだけの長きにわたってお店が続いているということは、みんなに愛されてきた名店ということですよね


ワタクシ、思わず「うわぁ」と声をあげてしまいました
ワタクシが子供の頃に実家の近くのお店が、こういう感じだったんですよねぇ。
「すみません、写真を撮っていいですか?」と訊くと、「どうぞどうぞ」と笑顔で答えていただきました


こんなお店が家の近くにあれば、頻繁に足を運ぶでしょうね。今度は飴ちゃんとおかきを買って帰ろうっと

かぎや餅店…三重県伊賀市上野小玉町3082-1

そしてそして、このかぎや餅店のすぐ近くに、またまた気になるお店を見つけてしまいました。


このお店は「西澤コロッケ店」というんですよ。お肉屋さんがコロッケやミンチカツを揚げているのはよく見ますが
ここはお肉屋さんではなく、本当にコロッケの専門店なんですよね
お店が出来て50数年なのですからコロッケ店としては老舗といえますよね。
ワタクシ、コロッケが大好きなのでちょっと食べてみようかと、お店に入ったのでありました。


どーですか、手前がミンチカツ、むこうがコロッケでございます。ちなみにミンチカツは230円、コロッケは160円なんですよ。
ワタクシが普段、近くのスーパーで購入しているコロッケやミンチカツの倍の値段ではあーりませんか


どーですか。コロッケをまずは食べてみました。食べた瞬間…美味~い
まずは肉の味が濃いんですよ。そしてじゃがいもの甘みがすごいんです。
これは美味い。ワタクシ、久々にコロッケを食べて感動しましたよ。


どーですか。続いてミンチカツを食べてみました。これまた…美味~い
肉汁たっぷりではあーりませんか。さすがに伊賀牛のお肉を使っているだけのことはありますねぇ。
ワタクシ、次回は必ず他のメニューも買って帰ろうと心に誓いました。

お世辞無しです。本当にこれだけ美味しいコロッケはそうはありませんぞ。
(それにしてもコロッケとミンチカツではビジュアル的に差異が全くありませんね)

西澤コロッケ店…三重県伊賀市上野小玉町3090


なんだか嬉しい気持ちになりました。ではでは、伊賀上野の散策、もう少し続けてみますね。

使用したカメラ:FUJIFILM X-E1


子供のころからコロッケが大好きでした。今もコロッケが大好きです。
私の好きなコロッケは、レストランでうやうやしく持ってこられる「カニクリームコロッケ」などではなく
お肉屋さんで揚げているアツアツ、ホクホクのコロッケなのです



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