山小屋の夕食も様変わり–長野県安曇野市：燕山荘

Hütte“Enzanso”, Azumino City, Nagano Pref.

さてさて、ワタクシは相棒の「いまでは晴れ男さん」と長野県安曇野市の燕岳に登り、
この日は山頂にほど近い場所にある燕山荘という山小屋に宿泊しました。
そして、夕刻の6時がワタクシ達の食事時間になっていたので、食堂に向かいました。


かつては山小屋の食事なんて、不味くて当たり前。食べられるだけでもありがたい…そんな感じだったのですが、今は違います。
それぞれの山小屋が、出来るだけ美味しい食事を登山者に提供しようと努力されているんですよ。


燕山荘の夕食のメインはハンバーグでした。しかもこのハンバーグ、中にトロリとしたチーズが入っていてビックリ。


味付けは全体的に濃い目にしてあります。これは登山者の疲労を考えてのことでしょうね。


ここ燕山荘では生ビールが買えるので、当然ながら生ビールを購入です。
山小屋で生ビールを飲み、美味しい食事を食べられるなんて、30年前では考えられませんでした。


さらに筑前煮も運ばれてきました。ありがたいですねぇ。そうそう、ワタクシの家人の実家がある大分県では、
筑前煮と言わずにがめ煮と言うんですよ。がめ煮っていうのは、九州全体で使われる言葉なのかなぁ。


そして、ワタクシはザックに入れて持ってきた赤ワインをマグカップに入れました。
赤ワインはハンバーグに合いますなぁ。わざわざワインを持ってきた甲斐がありました。


夕食が終わると、山小屋のオーナーの赤沼さんから燕岳や北アルプスについての話があり、
その後にアルプホルンの演奏がありました。食事に満足、お話に満足、そしてホルンの演奏に満足でした。


夕食を終えて山小屋の外に出ると、徐々に日没が近づいていました。
写真中央部の奥に見えている双耳峰の美しい山は鹿島槍ヶ岳ですね。


太陽が北アルプス裏銀座の稜線の彼方に沈んで行きます。さあ、これからがマジックアワーの始まりです。

PS.この日のワタクシ達が歩いたルートはここで見ることが出来るので、参考にしてください。
https://yamap.co.jp/activity/2174444

使用したカメラ：FUJIFILM X-Pro2


山小屋では、他の登山者との会話も楽しみの一つです。食事時に、周囲の人たちと会話を交わしました。
偶然かもしれませんが、私たちの周りには関西人はおらず、関東や名古屋方面の人が多かったです。
私は別に何も面白いことを言っているつもりは無いのですが、「やっぱり大阪の人は面白いねぇ」といわれるのが、
不思議でなりませんでした。普段通りの会話なのですがねぇ。


ブログランキングに登録しています。こちらをクリックしたいただくと嬉しい限りです。
写真日記ランキング
面倒ですが紋をクリックした後は、ブログランキングのページが開くまでお待ちくださいね