よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

タイ旅行2日目(その2)

2011年01月16日 | 海外旅行-タイ
さてさて、人生初象さんを楽しんだワタクシ達は
Grand Palace&Wat Phra Sri Sanphet
(王宮跡とワット・プラ・シー・サンペット)に行きました。

ここにはアユタヤ王朝歴代の王達の宮殿があり、ワット・プラ・シー・サンペットは
王室の守護寺院だったそうです。
しかしながら、前回のブログにも書きましたが、1767年のビルマの侵略によって
片っ端から破壊されてしまい、現在では廃墟が残るのみなってしまいました。
(このブログ、アホなこともいっぱい書いてますが、よーく読むと
けっこう歴史にも触れているのです。ワタクシ、実は歴史好きなんです


黒ずんだ仏塔と、焼けたレンガ…侵略のすさまじさを感じました。


青空の下の廃墟は、ワタクシ達に何を語りかけているのでしょう…



この地で見た光景は、ワタクシにとってとても印象深いものになりました。
ワタクシはアユタヤに足を伸ばして本当に良かったと思いました。
自分の身体が歴史の重みに覆われるような感覚を味わえる…そんな瞬間でした。
願わくば…もう一度ゆっくりとこの地を訪ねてみたいと思うのです。

そして、次にWat Phra Mahatat(ワット・プラ・マハータート)
を訪れました。


菩提樹の根に取り込まれてしまった仏像。


ビルマ軍によって頭部を切り取られてしまった仏像群。



ここも歴史の重みを感じるには十分な場所でありました。

悲しかったのは…
頭部を切り取られた仏像群の横に大きな看板があり、日本語
「切り取られた頭のところに自分の顔を出して、写真を撮るのは禁止です」
と書かれてあったのです

ワタクシ、いくら「旅の恥はかき捨て」とはいえ、それは恥ずかしくて出来ません。
でも、そんな看板があるということは…

今回の旅では厚顔無恥な中国人団体旅行者に腹立つことが何度かありましたが、
(中国人旅行者に腹が立つのは今回に限ったことではありませんが…)
日本人には同じ仏教国の民として、礼節を持ってほしいと願わずにはいられませんでした。

さてさて、ワタクシ達の日帰りツアー一行は、この後、昼食をとってから
バスでバンコクへと戻るのですが…
ワタクシと家人は、バスではなく列車でバンコクへ帰るコースを選択しました。
ここで一行とはお別れし、トゥクトゥクでアユタヤ駅に向かいました。


アユタヤ駅のプラットフォーム。僧侶がいるのがタイらしいですね。


ディーゼル機関車と客車列車…昭和の国鉄の風景のようですが、僧侶の姿がタイですねぇ(^^)


ワタクシ達が乗車した特急列車です。日本のディーゼル特急に似ていました。

列車はガタゴトと、バンコクの中心駅であるHua Lamphong(フアラムポーン駅)
を目指します。
外国で鉄道に乗るのは楽しいものでして、実はワタクシ、子供の頃は
野球少年であり、鉄道少年だったんです
今でも、鉄道に乗ると身体の中の鉄分が騒ぎます

かくして、約1時間半で列車はファラムポーン駅に到着。


終着駅の雰囲気たっぷりのフアラムポーン駅。右端の列車はバンコク発
シンガポール行きの豪華夜行特急列車です。


フアラムポーン駅の外観。コロニアルな雰囲気がいいですね。

フアラムポーン駅からは地下鉄とモノレールを乗り継いで、
ホテルに一番近いチットロム駅に到着しました。
チットロム駅周辺はバンコクでも1番の繁華街でありまして

若者達が集まるショッピングセンターがあり、なんと伊勢丹デパートまでありました。
ワタクシ達は喉が渇いていたので

マンゴの飲み物を飲みまして…安ホテルに戻りました

この日はお金の節約と言うことで、夕食はホテル近くの屋台でガイ・ヤーンなどを買い込んで

ホテルの部屋でで安~い夕食としました

かくして、アユタヤの地を訪ねたタイ旅行2日目も充実した1日となり、
ワタクシ、日に日にこの国が好きになっていくのでした

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