病院など 厚労省調査
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病院や診療所の外来で、お年寄りの2割以上が7種類以上の薬を処方された「多
剤投与」だったことが厚生労働省が発表した05年の「社会医療診療行為別調査」で
わかった。前年に比べ0.4ポイント増えており、「薬漬け」医療の是正が進まな
い実態が浮かび上がった。
05年6月審査分の政府管掌健康保険、健康保険組合、国民健康保険の診療報酬明
細書(レセプト)約38万枚を抽出して分析。老人保険制度の対象制度だった72歳以
上うち、病院、診療所で7種類以上の処方を受けたのは20.4%(前年は20.0%)に
上り、10種類以上処方された人も6.9%。72歳未満の人(若者も含む)の「多剤
投与」が8.7%だったのに比べ、高齢者の割合の高さが際だっている。
(2006.09.25 朝日朝刊/総合)
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病院や診療所の外来で、お年寄りの2割以上が7種類以上の薬を処方された「多
剤投与」だったことが厚生労働省が発表した05年の「社会医療診療行為別調査」で
わかった。前年に比べ0.4ポイント増えており、「薬漬け」医療の是正が進まな
い実態が浮かび上がった。
05年6月審査分の政府管掌健康保険、健康保険組合、国民健康保険の診療報酬明
細書(レセプト)約38万枚を抽出して分析。老人保険制度の対象制度だった72歳以
上うち、病院、診療所で7種類以上の処方を受けたのは20.4%(前年は20.0%)に
上り、10種類以上処方された人も6.9%。72歳未満の人(若者も含む)の「多剤
投与」が8.7%だったのに比べ、高齢者の割合の高さが際だっている。
(2006.09.25 朝日朝刊/総合)