お年寄り寝たきり予防に5項目
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お年寄りが寝たきりになる原因のひとつ、転倒による骨折を防ごうと、厚生労働
省の研究班(主任研究者=鳥羽研二・杏林大教授)が、転びやすい人かどうかを判
断する簡単なチェックシートをつくった。研究班は「転倒しやすい人は、歩き方に
気をつけ、場合によっては老年医療などの専門家らに相談を」と話す。
研究班は、東京都や熊本県など5地域の計689人の高齢者(平均75.8歳)を対
象に、転倒のリスクと指摘される「ひざが痛む」「耳が聞こえにくい」など22項目
について調査、転倒との関係を分析した。
その結果、「(日常生活で)過去1年間に転んだことがある」「背中が丸くな
ってきた」など5項目が、特に転倒と関係が深いことが分かった。
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『簡易式の転倒チェックシート』 (厚生労働省研究班の資料から作製)
・過去1年間に転んだことがある 5点
・背中が丸くなった 2点
・歩く速度が遅くなったと思う 2点
・つえを使っている 2点
・毎日5種類以上の薬をのんでいる 2点
合計点 『 』点
以上の該当項目を加算し、すべてが当てはまると13点。
6点以上は「要注意」。
(2006.09.18 朝日朝刊/総合『その2』に続く)
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お年寄りが寝たきりになる原因のひとつ、転倒による骨折を防ごうと、厚生労働
省の研究班(主任研究者=鳥羽研二・杏林大教授)が、転びやすい人かどうかを判
断する簡単なチェックシートをつくった。研究班は「転倒しやすい人は、歩き方に
気をつけ、場合によっては老年医療などの専門家らに相談を」と話す。
研究班は、東京都や熊本県など5地域の計689人の高齢者(平均75.8歳)を対
象に、転倒のリスクと指摘される「ひざが痛む」「耳が聞こえにくい」など22項目
について調査、転倒との関係を分析した。
その結果、「(日常生活で)過去1年間に転んだことがある」「背中が丸くな
ってきた」など5項目が、特に転倒と関係が深いことが分かった。
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『簡易式の転倒チェックシート』 (厚生労働省研究班の資料から作製)
・過去1年間に転んだことがある 5点
・背中が丸くなった 2点
・歩く速度が遅くなったと思う 2点
・つえを使っている 2点
・毎日5種類以上の薬をのんでいる 2点
合計点 『 』点
以上の該当項目を加算し、すべてが当てはまると13点。
6点以上は「要注意」。
(2006.09.18 朝日朝刊/総合『その2』に続く)