うち7割は禁煙失敗
大阪府健康科学センター調査
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たばこを吸う人の7割はニコチン依存症で、このうち7割は
禁煙を試みながら失敗している。大阪府立健康科学センターの
調査でこんな結果がでた。今年6月、全国の20~79歳の喫煙者
2600人にアンケートを郵送。回答があったうち、現在も喫
煙している1666人(男性876人、女性794人)につい
て分析した。
「喫煙や本数を減らそうと試みて出来なかったことがあった
か」など10項目の「ニコチン依存症スクリーニングテスト」に
答えてもらったところ、67.4%が依存症と判定された。男性
は67.4%、女性は67.8%だった。
このうち、「禁煙したいですか」とう質問に「はい」と答え
たのは62.1%。また、70.6%が、今までに「試みたことが
ある」と答えた。いずれも、「依存症ではない」判定された人
の約1.7倍だった。
調査をまとめた中村正和・健康生活推進部長は「ニコチン依
存を断ち切るのは難しい。禁煙治療を欧米のように医療保険の
対象にし、普及を図る必要がある」と話す。
(2005/11/07 朝日朝刊)
大阪府健康科学センター調査
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たばこを吸う人の7割はニコチン依存症で、このうち7割は
禁煙を試みながら失敗している。大阪府立健康科学センターの
調査でこんな結果がでた。今年6月、全国の20~79歳の喫煙者
2600人にアンケートを郵送。回答があったうち、現在も喫
煙している1666人(男性876人、女性794人)につい
て分析した。
「喫煙や本数を減らそうと試みて出来なかったことがあった
か」など10項目の「ニコチン依存症スクリーニングテスト」に
答えてもらったところ、67.4%が依存症と判定された。男性
は67.4%、女性は67.8%だった。
このうち、「禁煙したいですか」とう質問に「はい」と答え
たのは62.1%。また、70.6%が、今までに「試みたことが
ある」と答えた。いずれも、「依存症ではない」判定された人
の約1.7倍だった。
調査をまとめた中村正和・健康生活推進部長は「ニコチン依
存を断ち切るのは難しい。禁煙治療を欧米のように医療保険の
対象にし、普及を図る必要がある」と話す。
(2005/11/07 朝日朝刊)