きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

薬の神じゃない!

2020年11月10日 | 香港・台湾・中国



評判の良さと「薬の神じゃない」という映画タイトルに惹かれて観てまいりました。
毎回思うけど新宿武蔵野館、リニューアルしてから素敵になったね。次に観たい作品も見つけてきました。

なるほど、納得の面白さでした。
中国やインドが舞台だからもっと混沌としてるかと思いきや、いえいえ、真面目で真っ直ぐな作品だった。

高額な治療薬代に苦しんだ白血病患者がインドから安価なジェネリックを手に入れて逮捕された、2014年に中国で実際に起きた陸勇事件という実話がベースの物語。
社会性が強い内容だけど、テンポも良くてしっかりエンタメしていて面白かった。

一番の病は貧困。

怪しげな漢方薬で生計をたてながら家賃も払えない主人公が、正義の男へと成長するべたな展開ながらも、説得力あるし応援しちゃうし、ラストは感動で涙しました。
満足度の高い、観て損はしない、いい映画だったわーー。

これは余談だけど、白血病患者の話なので感染を恐れてみんなマスクしてるんですよね。
で、こいう状況なので、こっちもマスクして鑑賞してる、、、
お互いマスクして向き合ってる感じがなんかちょっと不思議だなーって思ったのでした☆



薬の神じゃない!(原題:我不是薬神)  2018年  ☆☆☆☆☆
監督:ウェン・ムーイエ
出演:シュー・ジェン、ワン・チュエンジュン、ジョウ・イーウェイ、タン・ジュオ、チャン・ユー、ヤン・シンミン

上海にある男性用の回春薬を販売する店の店主チョン・ヨン(シュー・ジェン)は、店の賃料が払えず妻にもあきれられていた。何の喜びもない人生を送っていた彼のもとに、ある日、慢性骨髄性白血病患者のリュ・ショウイーがやって来る。彼は国内で認可された高額な薬の代わりに、インドのジェネリック薬を仕入れてほしいとチョンに頼む。チョンは断るが、大金に目がくらみ、密輸と販売を行うようになる。


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