観に行きたくて何回も迷ったんだけどメンタル自信なくてねぇ、、
苦手意識はないんだけど、これに関してはなぜだか気持ち引きずられそうで、
結局映画館には行けないままだったんだけど、
今回アカデミー主演男優賞受賞したということで、ホアキン・フェニックスの怪演を観てみようと思いやっと鑑賞に至りました。
やっぱり重かった。
希望がひとつもない。
そんな人生を喜劇だ って言ってしまう人生は辛すぎる。
緊張する場面で笑ってしまう病気。
自分でコントロールできないものを持っている人はたぶん私が思ってる以上にたくさんいるのかもしれないと、この年になってやっと理解してきてる。
それが許容できる社会だったら、そうじゃない人にとっても楽なのにと思う。
スタンドアップコメディショーに出演するシーンで自ら死んじゃうんじゃないかとドキドキしながら観てたけど、そーいえばこれはジョーカー誕生の物語だった。
そもそもアメコミを全く知らないのでジョーカーの概念もないんですよ、私。
死んじゃったらダメじゃんね、すっかり忘れてマジで悲観しながら観てました。
悪のヒーロー誕生の物語と思えば、もう少し違う気持ちで観られるのかもしれない。
人を殺した瞬間からアーサーの表情がふっきれたもんなぁ。
好んで観るタイプの作品ではなかったけど、ホアキン・フェニックスさんは間違いなく怪演されてて最高でした。
ジョーカー 2019年
監督:トッド・フィリップス
出演:ホアキン・フェニックス、ロバート・デ・ニーロ
孤独で心の優しいアーサー(ホアキン・フェニックス)は、母の「どんなときも笑顔で人々を楽しませなさい」という言葉を心に刻みコメディアンを目指す。ピエロのメイクをして大道芸を披露しながら母を助ける彼は、同じアパートの住人ソフィーにひそかに思いを寄せていた。そして、笑いのある人生は素晴らしいと信じ、底辺からの脱出を試みる。