きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

ビー・デビル

2011年05月19日 | 韓国
ビー・デビル(原題:김복남 살인사건의 전말)  2010年  ☆ヽ(*^ω^*)ノ  
監督:チャン・チョルス
出演:ソ・ヨンヒ、チ・ソンウォン

ビー・デビル


原題は『キム・ボンナム殺人事件の顛末』

うおー!!
ハードだったけど、超面白かった!!

別名『レイプリベンジムービー』か(???)

でも皆殺しにされた(1人残りましたけど)島の人たちも全くの悪じゃないんですよね
だってあの人たちだって閉鎖的な共同体の中でそうやって生きてきたんだから
そして、女を虐待するのが男だけじゃなくて、女たちだってところがもっと怖い

笑えるシーンがほとんどなくてかなりきついです
子供(娘)も1人いるし
皆殺しだから残酷なシーンが続くんだけど
ずっと殺戮が続くと笑えるんですよね、なぜか

あの旦那はボンナムに対して不能だったのね
指をかみ切るシーンで表現される夫婦の関係が
壮絶でしたね
ちょっと凄すぎて、ここで書けない
そして惨殺した旦那に味噌をぶっかけるシーンは笑うしかないです

残された老人が亡くなった島の人たちを弔ったシーンはなぜか綺麗とさえ感じました

島で生きてきた真っ黒に日焼けしたボンナムと
ソウルで働く都会的で色白なヘウォンが対照的なんだけど
根本的には同じところで虐げられて苦しんでるんですよね
ラスト、彼女が警察でレイプ犯にペンで応酬しようとしたシーンはスカッとしました

エンドロールはちょっとだけ泣けました
で、なんか元気が出てくる(私だけ?)
たぶん元気がでるのはオンナ限定だと思いますが、、

ボンナム役のソ・ヨンヒは「チェイサー」でも悲惨な死に様を演じたけど
今回も、さらにすごかったです
あそこまでやりきれる女優さんって凄いと思うわ




ソウルの銀行に勤めるヘウォンは仕事上のトラブルとストレスから逃げるように子供の頃に出たきり帰っていない島へと向かう。たった9人の島民が暮らすその島には、幼なじみのキム・ボンナムが住んでいた。産まれてから一度も島を出たことのないボンナムは人懐っこい笑顔でヘウォンを出迎えるが、その表情の陰には地獄のような仕打ちに耐えてきた日々があった。実はボンナムは島民に奴隷のようにこき使われ、男たちからは性的暴行を受けていたのだ。


10億

2011年05月19日 | 韓国
10億(原題:10억)  2009年  
監督:チョ・ミノ
出演:パク・ヘイル、パク・ヒスン、シン・ミナ、イ・ミンギ、チョン・ユミ 

10億


最初に受けた印象で言うと
大雑把にサバイバルゲームをオンラインで見せるわけでしょ
そんな感覚で映画を観てたら
えっ?殺人事件が起きるの?
オンラインで、、次々と?
大変な事態なんだけど、でもきっとネット観客は作りモノって思うよね
私自身もこの殺人は裏があるのかなぁって疑いながら見てました
(後から殺された人がニコニコしながら登場するとか)

でも、どうも本当に生死をかけてサバイバルしてらしいとわかって
次は誰が脱落するのかっていうのがあるから
だいたいは想像通りに脱落したけど、中盤は集中して見入っちゃいました
結末が想像つかなかったですね、、、

パクヒスン、怪しい~
むちゃむちゃサイコじゃないですか
殺人の理由が想像つかないもん
だからサイコなんだけど
それにしてもオンラインでこんな手の込んだことするサイコっているかなぁ

なんて思ってたら、、最後にちゃんと理由がありました

それはそれでお気の毒で納得するんだけど
それまでの常軌を逸した行動と表情と
ラストの彼の姿って
ちょっと馴染まない気がするんですよね

主役は誰?(何?)

ストーリが陰惨で
そして都合よすぎる気がするけど
パクヒスンはいい俳優だなぁっと思ったのでした



陸地の孤島、世の中で最も孤立した西オーストラリア、バース。そこで10億を賭けた地上最大のサバイバルゲームショーが始まる。しかしゲームショーが始まった7日後、9人は死に、1人の生存者は記憶喪失の状態で発見される。