++おさんぽ日和+++

美味しいモノと、楽しいコト、暑い国でちょっとずつ。。

マドレーヌ

2006-05-15 | うちごはん
友達がお茶しに来るので
マドレーヌを焼きました。
ハチミツとレモンの入ったマドレーヌ。

こげ茶色のマドレーヌより薄い色の方が「可憐な貝殻」という感じがするので、
マドレーヌは焼き加減が重大なポイント!
色が濃くならない、でも中身は良い焼き具合、っていうのは難しー。


写真を撮りながら、ふと思う・・タカギのマドレーヌが恋し~。

パティシエの高木さんにとって、お母さんのマドレーヌがお菓子の原点だとか。
だからタカギのロゴは、貝殻マドレーヌの形なのだそうです。

『対岸の彼女』by角田光代

2006-05-15 | レビュー
今頃~と言われそうですが、
角田光代著『対岸の彼女』を読みました。

分かる分かる!!と共感する所が多くて、一気に読めた。
面白かったー。

全く違うタイプだと思っていた二人の女性。
お互い対岸にいる存在だと思っていたのに、実は同じだった、という話。

女の人だったら「分かるなー」と思える細かい描写に引き込まれました。

著者の角田光代さん、この間NHKの「食彩浪漫」に出てました。
著名人が、料理自慢する番組。
お肉が大好きだとか。
あんな鋭い観察力を持っているとは思えないほど、ほわ~っとした若い女性でビックリしました。

旅行社を営む主人公の一人がこう言ってます。

「旅行にはto seeとto doの二種類がある。でも大全体にto meetがないと意味がない。
異国はここと違う、みんな違うっていうことに気づかないと出会えない」

「インドネシアは日本と違う。みんな違う」ていうこと、私は普段忘れがち。

「どうしてこんなに遅いの?」「どうして出来ないの?」と日本人の視線でインドネシア人を責めて、勝手にイライラすることが多い。(お店などで)
ハっとさせられる台詞でした。