++おさんぽ日和+++

美味しいモノと、楽しいコト、暑い国でちょっとずつ。。

おしらせ

2009-04-12 | ご挨拶
「メール戻って来ちゃうよ」と友人に指摘され、アドレスを書き間違えていたことに気づきました。。
メールを下さっていた方、大変申し訳ございませんでした。
以下が正しいアドレスです。

***

東京でのお料理教室&新ブログについて、お問い合わせを頂いております。
ありがとうございます。
happy-penko@mail.goo.ne.jpまでご連絡頂けましたら、追ってお知らせをお送り致します。

Terima Kashi&Sampai Jumpa.

2009-04-07 | ご挨拶
この度、本帰国することになりました。
日本でもブログを続けようか悩みましたが、色々と考えた結果
tutupすることにしました。

ジャカルタに来て6年。
悪いことが起きるのは、全てジャカルタに来たせいだと思っていた時期があります。
でも、良いこともまたジャカルタに来たからなのだと気付けたのは
周りの方々のお陰です。

楽しい時につけ悲しい時につけ側で支えてくれたジャカルタの友人、
遠くからエールを送ってくれた日本の友達、
新生活スタートにあたり今日も奔走してくれている母を始め実家メンバー。

そしてインドネシアの人々。
メイドと運転手は、がっちりスクラムを組んで
この6年間ずっと私をサポートしてくれました。

以前夫が「初めての駐在地がこんなに親日派の国で本当にありがたい」と言っていました。

たしかに、日本人ということで嫌な思いをしたことは唯の一度もありません。
それどころか、どこへ行っても優しく笑顔で接してくれるインドネシアの人々。

受け入れてくれたインドネシアに感謝してます。





今日の写真は、ジャカルタの友達6人で行ったバリ旅行のもの。
6人のうち半分は、ブログつながりで出会いました。

ジャカルタ生活をあんなに楽しい旅行で締めくくることができ、
一点の曇りもない晴れやかな心で旅立てるのは彼女たちのお陰です。


一生の友達を得られたくらい、
ブログは私のジャカルタ生活の中で、欠かせないものになっていました。


宇多田ヒカルの「automatic」に
「パソコンのスクリーンを触るとI feel warm」という意味の歌詞があります。

初めて聞いた時、その感覚が理解できませんでした。
でもブログを始めて、パソコンは単なる便利な箱ではないと知りました。

コメント欄を通じてお話出来た方たちに、いつも励まされました。
やり取りのない方とも、様々な思いを共有出来きていたような気がしています。

「これからジャカルタに行きます」と日本からコメント下さった方が実際に来イされ、「元気で暮らしてます」と報告頂けるのも嬉しかったー。

拙いブログを読んで下さったお一人お一人に、、
ありがとうございました。





ここに来なければ見れなかった景色。
ここに来なければ出来なかったこと。
ここに来なければ出会えなかった人々。

全ての思い出を胸に、桜の咲く日本で新しい生活を始めたいと思います。

これからも皆さまの毎日がhappyでありますように。

Terimakasih&Sampai jumpa!





最後に。
今の私より若い年で来イし、家族を引きまとめ、習慣の違う国で仕事し
奮闘してきた夫へ一言。

ソンケーしてます。そしてお疲れ様でした!!

2009年春 ぺんこ








senyum*ほほえみの国

2009-03-27 | ペンコのつぶやき
「楽しいから笑うのではない
笑うから楽しいのだ」

by心理学者、ウイリアム・ジェームズ

初めて聞いた時は「ホンマかいなー」て思ったけど、
今ではこの言葉を信じてます。
そして辛い時は、必ず思い出す。

この言葉が真実なのだと知ったのは、ジャカルタに来てからです。


ここに来てもう何年にもなりますが、
物乞いしたりゴミ漁りする子供の姿や、
地震や洪水の時、外国人の私たちは水もガスも普通に使える一方で、
地元の人々は家財道具を流され家を失うような現状、
マッサージ店で足を投げ出すのは外国人、足を擦るのは現地の人々という図式に、未だ慣れることがありません。

外国人は設備の整ったマンションに住んでいても、
冷蔵庫も無く、水道さえ引いていない暮らしをしてる地元の人は多い。
いいんだろうか、この矛盾は何なんだろうかと、ふと思うことがあります。

たしかに過去数年間、インドネシアの経済は右肩上がり。
モールに行っても、消費を楽しむ中流層が以前より増えたと感じます。
だけど、貧富の差はなくならない。
厳しい暮らしをしている人は減っていない。


ホントにこの国は豊かになっているんだろうかと疑問に感じ、
それと同時に自分には何も出来ない無念さを覚え、
またこんな風に考えること自体
外国人の傲慢さなのではないかと考える時があります。


そんな時救われるのが、インドネシアの人々のsenyum、笑顔です。


セキュリティーの人もお掃除の人もお店の人も、
とにかくインドネシアの人はにこやか。
笑顔で「Selamat siang」て言う。

一時帰国すると余計感じる。
インドネシア人ってにこやかだー。
知らない人にもドンドン笑顔を向ける。
この国の美点だとつくづく思います。



この写真↑はカリマンタンの船着場で撮ったもの。
船着き食堂の看板娘トリオ。

魚をキレイに食べるエライ子たち。
ずーっとニコニコしてて、人なつっこくて愛くるしい。

ジャカルタでは車の生活だから道行く人と話すことはないけれど、
旅行でバリなどに行くと地元の子供が勢いよく手を振りながら
「ハローハロー」と近づいて来ることがよくあります。

「どこから来たの?」「写真撮って!」
にこにこ話しかけてくる。


覚えたての英語の挨拶、屈託のない笑顔。


本当に可愛いインドネシアの子供たち!!






生活が苦しくても笑って逞しく生きてるインドネシアの子供たちから、
どこにいても、どんなことがあっても顔を上げ、
笑って日々過ごすことの大切さを教えてもらったような気がします。


大好きな風景

2009-03-26 | ペンコのお気に入り
オケ練の場所は、普通の民家。
夜7時半から10時まで、網戸にしてガンガン音鳴らしてるんだけど
大丈夫なのかなーって心配になっちゃう。
もちろん辺りは真っ暗で、他の家は寝静まっているというのに。

毎回知らない人がフラっとやって来て、練習聞きながら新聞読んだりしてる。
どうやら近所の人も来てるみたい。

日本だったら騒音で逮捕されちゃいそうだけど、
おおらかだよなーインドネシアって。

練習後、ピアノを弾く指揮者の先生の周りに皆が集まってる様子↓



ピアノに合わせてバイオリンを弾いたり、歌ったり、近所の人は手拍子したり。

この風景、大好きです。
音楽を愛する人たちって感じで。

スカルノ時代のある期間は西洋音楽が禁じられてたから、地下で練習してたこともあるそうな。
ふーむ。


前にも書いたけど、中国語はおろかインドネシア語もマトモに話せない私は
皆とコミュニケーション取れず、歯がゆい思いばかり。
指揮者の指示もきちんと理解出来てないし。

だけど、ひとたび音が鳴り始めれば、言葉ってホントに要らないんです。
心が一つになってる実感がある。

そのことに毎回感激するし、そんな状態の私を受け入れて優しくしてくれる
メンバーにいくら感謝しても足りないくらい。

スバラシイ経験をさせてもらってるって、噛みしめながら音符を追っています。


ちなみに今日の「おやつ」はシュークリームでした!

カリマンタンへの旅⑤おまけ

2009-03-26 | カリマンタン島
テーマに入らなかったけどお見せしたかった写真を二つ。

パイナップルの赤ちゃん↑
こんな風に実が成るんですねぇ。
初めて見ました。

そして煙モクモクの写真↓



カリマンタンからバリに移動した時の飛行機内。
飛行機に乗ったら、いきなりシュワ~!!と大きな音とともに天井から冷気が出てきた。
写真のおじさんの険しい表情からも分かるように、周りが何も見えなくなってかなり恐怖感ありました。
しばらく続いたし。
空調なんでしょうけど、何かアナウンスすればいいのにぃ。

でもこういう変なことって、旅の記憶の中でなぜか強烈なんですよね。




ひとかけらの勇気

2009-03-26 | 日々のコト
昨日は大学の先輩と、一昨日は高校の先輩と会いました。
お二人とも母世代の方。
そして今日もまた、母世代で親しくして頂いてる方とランチ。

共通の知人を介して知り合って、
「すごく好きなんだよな~波長が合うんだよな~」
と最初から思っていたら、今日B型同士であることが判明!

日本にいるとあまり接点のない世代の方でも、ここにいると習い事などをきっかけにお友達付き合い出来たりする。

しかも一昨日から今日に掛けてお会いしたお三方は、皆さん海外経験がとっても豊富。

ドーンと構えてて、「そんなの小さい小さい!」と笑い飛ばせるような心の広さとゆとりを兼ね備えていらっしゃる。

私は新しい環境に慣れるのに時間が掛かるしマイナス思考だし、すぐテンパる。。

でも、皆さんにお会いすると、いつも「ひとかけらの勇気」を頂ける気がする。

もし自分が皆さんと同じ世代で海外転勤になったとしても、
年下の人にアドバイスとか、絶対出来ないんだろうなーっていつも思ってた。

そしたらこないだ、私がここに来た時の年齢よりも「+3歳」の人が
「ぺんこさんは、自分よりも3歳若くしてジャカルタに来たと思うと
もっと頑張らなくちゃと思うんです」
て突然言うのでビックリした。

驚いたし、「あーあんなにヘナチョコだった来イ当初の自分でも(今も変わらないけど)、そんな風に思ってもらえるんだ」と、
ここへ来て初めて人の役に立った感慨深さで、涙が出てきたのでした。。




カリマンタンへの旅④船上ライフ

2009-03-26 | カリマンタン島
滞在中の移動は全て船。
川の流れ、ジャングル、青空を一日中デッキに座って眺めます。




写真だと茶色い水だけど、ホントは澄んでて綺麗な水の所もある。
でも船員さんが歯磨きして、口をゆすいだ水を川に流したり、洗濯したりすると
たちまち水が汚れる。
汚れの波紋が広がっていく。

生活汚水の威力って凄いのだと目の当たりにしました。


船に住んでるスタッフが二人。
一人はシェフ↓




彼のご飯はとても美味しい!

ご飯時になると、もう一人のスタッフがデッキまで運んでくれる。



ご飯タイム♪



おやつのモンキーバナナチップスとシンコンチップ。
揚げたてだから美味しくて止まらない!



緑と青だけの景色。
低い目線でずーっと見続けられる船の旅。
最高に気持ち良かったです。


カリマンタンへの旅③ロッジ

2009-03-25 | カリマンタン島
宿泊したスンバ・エコ・ロッジのご紹介。

ロッジの外観



ロッジの中



ベッドの奥にバスルームがあります。
バスルームといっても、トイレの隣に湯沸かし器があって、そのホースでシャワーを浴びるというもの。
板張りの床の間から直接水が下に流れていく、ごくシンプルな作り。
以前一度泊まったバリのロスメンみたい。

布団を運ぶスタッフのお兄さんたち。
逞しい。




レストラン



ナシゴレンやミーゴレンなどが出ました。
とーにーかーく
蚊が多い!
刺されまくりながら、デングとマラリアを心配しつつ食事です。

人間の食堂というよりも、ここは蚊の食堂なのでは?という感じでした。

カリマンタンに行くと言ったら、知人からマラリアの予防薬を薦められた。
薬局に買いに行くと、4錠で70円ほど。
あまりの安さに「何が入ってるんだ・・?」と心配しつつ買って来た。
滞在の1週間前から4週間後まで、週に1度服用する薬。





でも、目と腎臓に強い副作用のある薬と聞いて
「マラリアを取るか、副作用を取るか・・」を夫と家族会議に掛けた結果
マラリアの薬は飲まなかった。

なので、カリマンタンで鬼のように蚊に刺され、しばらくデングとマラリアを危惧してたけど、何事もなく本当に良かった・・。




水上ロッジなので、部屋を出ると下は川。
目の前はちょっとした密林。
猿が沢山いました。
見づらいけど、ベビーを抱っこしたママモンキーの写真↑

静かだなぁぁと、静寂を楽しみながら部屋で寝てると、
屋根にドサドサと猿が落ちる音がした。

かなりワイルドな宿でした。

でも、キャンプで一緒になった50代の日本人夫婦は
船の中に泊ってた。
もっともっとワイルド。
蚊がやはり凄かったみたいだけど、星がキレイと感激してらした。

日本からいらしたそうで、インドネシアのエコツアーが好きだから
しょっちゅういらしてるみたい。
「インドネシアに住んでるなんて羨ましい!!」ておっしゃてた。

そう言われうと、嬉しいものなんですよねー。



カリマンタンへの旅②オラウータン

2009-03-24 | カリマンタン島
今日は最初から最後までオラウータンづくしでお届します。


タマンサファリのBABY ZOOで抱っこしてから、すっかりオラウータンファン。
抱っこするまではちょっと怖かったけど、しがみついてくる感じがとても
愛らしいんですよー。
ついにカリマンタンまで追っかけしに行ってしまった。


船から降り、キャンプと呼ばれるオラウータンの保護区へ歩いて行きます。
キャンプっていうか、ジャングル!

蚊がとにかく多くて、長袖を着ててもおかまいになしに刺してくる。
葉っぱのついた小枝で蚊を払いながらジャングルの奥へ進みます。

初めて出会ったオラウータン↑

「いらっしゃ~い」て出迎えてくれたみたい。
ひょっこりと、フツーに現れた。
しかも二本足で立ってる。

このオラウータンは、「アナタ、私たちのガイドですか?」ていう感じで
まるで私たちを案内するかのように、こちらをチラチラ振り返りながら
ずっと前を歩いてました。
オラウータンと森を歩くという、とてもフシギな体験。。

これはまた違うキャンプで出会ったオラウータン。
メスです。
船着き場からキャンプに続く木道に佇んでました。
とても大人しい。
つぶらな目が可愛いですねー。





ジャングル奥地にたどり着くと、エサ台がある。
モンキーバナナがドッサリ積まれてる。
ガイドさんが指笛と掛け声でオラウータンを呼ぶと、あっちからもこっちからも
オラウータンたちが続々集まります。




観光客がぐるりと囲む中、オラウータンがバナナを食べまくる。
30分間くらいそれを眺めながら写真タイム。

口にいっぱいバナナ入ってるのに、まだまだ頑張るオラウータン。↓
「ちょっと落ち着きなよ~」と言ってあげたい。




ベビーウータンのキュートさは格別♪



カメラ目線?




食べるのに飽きると踊ってみたり。





2泊3日の滞在中、数か所のキャンプを訪れました。
船で移動し、森を歩き、feedingを見る、の流れを繰り返します。
保護区のオラウータンなので、触ったり餌付けするのは禁じられてます。
もうちょっと触れ合いってものが出来たら良かったな・・。


さて、こちらは別のキャンプのボス、トム氏↓



右奥にいるのは、新しい彼女だそうです。
ガイドさんの話では、トム氏に冷たくあしらわれて最近ブルーなんだとか(ホントか?)。

カリマンタンの天気は、乾季、雨季を問わず変わりやすい。
カンカン照りかと思うと急に土砂降りになったり。
トム氏の撮影中も、雨が突然降ってきた。

そしたらトム氏の彼女、なんと葉っぱを頭上に重ねて傘にした!



手を使うこと、道具を使うこと。
この二つは人間と共通。
やっぱり仲間なんだ~って納得しました。

カリマンタンへの旅①船のはなし

2009-03-23 | カリマンタン島
カリマンタン島へ行って来ました。
オラウータンに会いに!
ずっと行ってみたかったカリマンタン。
ホントは乾季が良かったけど、雨季のカリマンタンの旅行記に
しばしお付き合いくださーい。

飛行機を降り、20分ほど車で船着き場へ移動。




船着場の周りは高くて真っ黒な建物が多く、何かと思ったら燕の住み家だって!
珍味の「燕の巣」はカリマンタンの特産物だそうです。





こんな感じの船に乗ります。




2時間ほど、ひたすら船の旅。

大きな船が行き交うかと思えば・・




せっせと一人で漕いでるおばあちゃんもいる。





ここでは船は、車やバイクに代わるみんなの「足」なんですねー。




つづく!