今日も旅先で見つけたお気に入りをご紹介。
一昨年の年末に訪れたニュージーランド。
クライストチャーチ→クイーンズタウン→ミルフォードサウンド→マウントクック→クライストチャーチ
の順で、ずーっとバスの旅でした。
お手洗い休憩のために、小さな町に時々停車してくれる。
その日も休憩でバスから降り、カフェでお茶してたところ、
道の反対側にあるアンティークショップがムショーに気になった。
どうにもこうにも気になって、そのお店から呼ばれているような気すらしてきて
「行かなきゃ!!」と、時間全然無いのに道を渡ってお店に飛び込んだ。
なんなんだろう。
何かに呼ばれてるような、この感覚は・・。
そう思いながらお店をウロウロして、片隅で見つけたのが
このスミレのフレームでした。
あぁ。
これだったのかー。
フレームを見て納得。
「ここだよ!ここだよ!」
あの声は、ここから聞こえて来てたのだと。
スミレフレームは、バラのフレームと並んでましたが
スミレだけ連れて帰って来た。
こういうことってありませんか?
「なんかこのお店気になるなー」と、お店からビビビと来るモノを感じ、
入ってみると長年探してたモノが見つかるとか。
「モノ」って単なる「モノ」を超えて、心の奥底に大きな力で働きかける
ことがあるような気がする。
うまく説明出来ないけど。
10センチほどの小さなフレーム。
19世紀のもので、町に住んでたおばあちゃまが愛用していたのだと
お店のマダムが話してくれた。
外国のスミレというと、パンジーの絵であることが多いけど
このフレームは珍しく日本スミレ風。
一輪ではなく、沢山お花が描かれているのもとても気に入っていて、
我が家のスミレグッズコーナーの真ん中で、今日も明日もずーっと毎日咲いています。