++おさんぽ日和+++

美味しいモノと、楽しいコト、暑い国でちょっとずつ。。

カリマンタンへの旅⑤おまけ

2009-03-26 | カリマンタン島
テーマに入らなかったけどお見せしたかった写真を二つ。

パイナップルの赤ちゃん↑
こんな風に実が成るんですねぇ。
初めて見ました。

そして煙モクモクの写真↓



カリマンタンからバリに移動した時の飛行機内。
飛行機に乗ったら、いきなりシュワ~!!と大きな音とともに天井から冷気が出てきた。
写真のおじさんの険しい表情からも分かるように、周りが何も見えなくなってかなり恐怖感ありました。
しばらく続いたし。
空調なんでしょうけど、何かアナウンスすればいいのにぃ。

でもこういう変なことって、旅の記憶の中でなぜか強烈なんですよね。




カリマンタンへの旅④船上ライフ

2009-03-26 | カリマンタン島
滞在中の移動は全て船。
川の流れ、ジャングル、青空を一日中デッキに座って眺めます。




写真だと茶色い水だけど、ホントは澄んでて綺麗な水の所もある。
でも船員さんが歯磨きして、口をゆすいだ水を川に流したり、洗濯したりすると
たちまち水が汚れる。
汚れの波紋が広がっていく。

生活汚水の威力って凄いのだと目の当たりにしました。


船に住んでるスタッフが二人。
一人はシェフ↓




彼のご飯はとても美味しい!

ご飯時になると、もう一人のスタッフがデッキまで運んでくれる。



ご飯タイム♪



おやつのモンキーバナナチップスとシンコンチップ。
揚げたてだから美味しくて止まらない!



緑と青だけの景色。
低い目線でずーっと見続けられる船の旅。
最高に気持ち良かったです。


カリマンタンへの旅③ロッジ

2009-03-25 | カリマンタン島
宿泊したスンバ・エコ・ロッジのご紹介。

ロッジの外観



ロッジの中



ベッドの奥にバスルームがあります。
バスルームといっても、トイレの隣に湯沸かし器があって、そのホースでシャワーを浴びるというもの。
板張りの床の間から直接水が下に流れていく、ごくシンプルな作り。
以前一度泊まったバリのロスメンみたい。

布団を運ぶスタッフのお兄さんたち。
逞しい。




レストラン



ナシゴレンやミーゴレンなどが出ました。
とーにーかーく
蚊が多い!
刺されまくりながら、デングとマラリアを心配しつつ食事です。

人間の食堂というよりも、ここは蚊の食堂なのでは?という感じでした。

カリマンタンに行くと言ったら、知人からマラリアの予防薬を薦められた。
薬局に買いに行くと、4錠で70円ほど。
あまりの安さに「何が入ってるんだ・・?」と心配しつつ買って来た。
滞在の1週間前から4週間後まで、週に1度服用する薬。





でも、目と腎臓に強い副作用のある薬と聞いて
「マラリアを取るか、副作用を取るか・・」を夫と家族会議に掛けた結果
マラリアの薬は飲まなかった。

なので、カリマンタンで鬼のように蚊に刺され、しばらくデングとマラリアを危惧してたけど、何事もなく本当に良かった・・。




水上ロッジなので、部屋を出ると下は川。
目の前はちょっとした密林。
猿が沢山いました。
見づらいけど、ベビーを抱っこしたママモンキーの写真↑

静かだなぁぁと、静寂を楽しみながら部屋で寝てると、
屋根にドサドサと猿が落ちる音がした。

かなりワイルドな宿でした。

でも、キャンプで一緒になった50代の日本人夫婦は
船の中に泊ってた。
もっともっとワイルド。
蚊がやはり凄かったみたいだけど、星がキレイと感激してらした。

日本からいらしたそうで、インドネシアのエコツアーが好きだから
しょっちゅういらしてるみたい。
「インドネシアに住んでるなんて羨ましい!!」ておっしゃてた。

そう言われうと、嬉しいものなんですよねー。



カリマンタンへの旅②オラウータン

2009-03-24 | カリマンタン島
今日は最初から最後までオラウータンづくしでお届します。


タマンサファリのBABY ZOOで抱っこしてから、すっかりオラウータンファン。
抱っこするまではちょっと怖かったけど、しがみついてくる感じがとても
愛らしいんですよー。
ついにカリマンタンまで追っかけしに行ってしまった。


船から降り、キャンプと呼ばれるオラウータンの保護区へ歩いて行きます。
キャンプっていうか、ジャングル!

蚊がとにかく多くて、長袖を着ててもおかまいになしに刺してくる。
葉っぱのついた小枝で蚊を払いながらジャングルの奥へ進みます。

初めて出会ったオラウータン↑

「いらっしゃ~い」て出迎えてくれたみたい。
ひょっこりと、フツーに現れた。
しかも二本足で立ってる。

このオラウータンは、「アナタ、私たちのガイドですか?」ていう感じで
まるで私たちを案内するかのように、こちらをチラチラ振り返りながら
ずっと前を歩いてました。
オラウータンと森を歩くという、とてもフシギな体験。。

これはまた違うキャンプで出会ったオラウータン。
メスです。
船着き場からキャンプに続く木道に佇んでました。
とても大人しい。
つぶらな目が可愛いですねー。





ジャングル奥地にたどり着くと、エサ台がある。
モンキーバナナがドッサリ積まれてる。
ガイドさんが指笛と掛け声でオラウータンを呼ぶと、あっちからもこっちからも
オラウータンたちが続々集まります。




観光客がぐるりと囲む中、オラウータンがバナナを食べまくる。
30分間くらいそれを眺めながら写真タイム。

口にいっぱいバナナ入ってるのに、まだまだ頑張るオラウータン。↓
「ちょっと落ち着きなよ~」と言ってあげたい。




ベビーウータンのキュートさは格別♪



カメラ目線?




食べるのに飽きると踊ってみたり。





2泊3日の滞在中、数か所のキャンプを訪れました。
船で移動し、森を歩き、feedingを見る、の流れを繰り返します。
保護区のオラウータンなので、触ったり餌付けするのは禁じられてます。
もうちょっと触れ合いってものが出来たら良かったな・・。


さて、こちらは別のキャンプのボス、トム氏↓



右奥にいるのは、新しい彼女だそうです。
ガイドさんの話では、トム氏に冷たくあしらわれて最近ブルーなんだとか(ホントか?)。

カリマンタンの天気は、乾季、雨季を問わず変わりやすい。
カンカン照りかと思うと急に土砂降りになったり。
トム氏の撮影中も、雨が突然降ってきた。

そしたらトム氏の彼女、なんと葉っぱを頭上に重ねて傘にした!



手を使うこと、道具を使うこと。
この二つは人間と共通。
やっぱり仲間なんだ~って納得しました。

カリマンタンへの旅①船のはなし

2009-03-23 | カリマンタン島
カリマンタン島へ行って来ました。
オラウータンに会いに!
ずっと行ってみたかったカリマンタン。
ホントは乾季が良かったけど、雨季のカリマンタンの旅行記に
しばしお付き合いくださーい。

飛行機を降り、20分ほど車で船着き場へ移動。




船着場の周りは高くて真っ黒な建物が多く、何かと思ったら燕の住み家だって!
珍味の「燕の巣」はカリマンタンの特産物だそうです。





こんな感じの船に乗ります。




2時間ほど、ひたすら船の旅。

大きな船が行き交うかと思えば・・




せっせと一人で漕いでるおばあちゃんもいる。





ここでは船は、車やバイクに代わるみんなの「足」なんですねー。




つづく!