
[2007年11月25日]
観光場所の少ない上海で、大半の観光客が決まって訪問するのが豫園。もともとは、四川省の役人だった潘允端がその父のために造営した私庭で、完成までに1559~1577年の実に19年もの歳月が掛かったのだそうだ。庭園内の各所のポイントは、ガイドブックの説明に譲るが、確かにそれだけのことはあって見応えがあり、40元の入場料も仕方がないか…。
今日は、8時半の開園と同時に入ったのが大正解で、日本や韓国からの団体旅行客が一部居たのを除くと、それ程の混雑はなかった…。やっぱり「早起きは3文の得!」だ。良く晴れた秋の早朝、眩しい太陽の光が差し込む中で、珍しく広がった真青な空と、黄色く色づいた銀杏の葉が綺麗なコントラストを見せてくれた。加えて、園内に高く響き渡る色々な鳥の鳴き声や大きな実を付けた石榴の木なども、外の雑踏を忘れてホッとさせる演出を十二分に発揮してくれた。
周囲に高い建物がなかった造園当時は、庭園内の高さ15m程の月山が、この辺りでは一番高いところで、黄浦江まで見渡せたのだそうだ。残念ながら、そこに続く通路は通り抜け禁止になっていて近付くこともできないのだけど、これだけ高層ビルが立ち並ぶ現在では、きっと数十メートル先も遮られてしまっていることだろう。
住所:安仁路218号、℡:6328-3251
観光場所の少ない上海で、大半の観光客が決まって訪問するのが豫園。もともとは、四川省の役人だった潘允端がその父のために造営した私庭で、完成までに1559~1577年の実に19年もの歳月が掛かったのだそうだ。庭園内の各所のポイントは、ガイドブックの説明に譲るが、確かにそれだけのことはあって見応えがあり、40元の入場料も仕方がないか…。
今日は、8時半の開園と同時に入ったのが大正解で、日本や韓国からの団体旅行客が一部居たのを除くと、それ程の混雑はなかった…。やっぱり「早起きは3文の得!」だ。良く晴れた秋の早朝、眩しい太陽の光が差し込む中で、珍しく広がった真青な空と、黄色く色づいた銀杏の葉が綺麗なコントラストを見せてくれた。加えて、園内に高く響き渡る色々な鳥の鳴き声や大きな実を付けた石榴の木なども、外の雑踏を忘れてホッとさせる演出を十二分に発揮してくれた。
周囲に高い建物がなかった造園当時は、庭園内の高さ15m程の月山が、この辺りでは一番高いところで、黄浦江まで見渡せたのだそうだ。残念ながら、そこに続く通路は通り抜け禁止になっていて近付くこともできないのだけど、これだけ高層ビルが立ち並ぶ現在では、きっと数十メートル先も遮られてしまっていることだろう。
住所:安仁路218号、℡:6328-3251