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美味しい上海グルメ・散策情報

グルメで、活動的な上海タイムの過ごし方。上海現地情報を満載、庶民的な中華料理屋や日帰り旅行を中心にご案内。

Qiao江南~四川料理を食べながらバンドの夜景を楽しむ~

2007-01-29 00:00:00 | 中華料理
 最近、上海人に「美味しい四川料理のお店知らない?」と聞くと、結構このお店の名前が出る。その名は、俏江南。浦東陸家嘴正大広場の10階にあるこのお店に来るのは、今日で2回目。他にも上海市内に何店舗かあるらしいが…。特に、今回は半分公式行事的な集まりとして予約したので、窓の向こうには、上海の観光名所外灘(バンド)の綺麗なライトアップが見える良い位置をキープ。席に案内されると、思わず「ウァー」と、舞い上がり気味になる同僚も…。
 私は、前から凄く四川料理が好き。ということで、前菜だと棒棒鶏(バンバンジー)、主菜だと水煮牛肉(牛肉のピリ辛煮)や麻婆豆腐、主食だと担担麺、というところの定番を希望して、残りの注文は中国人の友達に任せる。それから、日本人の好きなエビチリも忘れないでね!他にも、四川料理屋でよく見掛ける庶民的な料理としては、回鍋肉や宮爆鶏丁(カシューナッツと鶏肉のピリ辛炒め)、酸辣湯(Hot&Sourスープ)、魚香茄子(ナスと豚肉のピリ辛煮)等があり、いずれも私の好物ではあるが、全てが必ずしも四川料理という訳ではない(今日のラインナップには含まれず)。
 さて、運ばれてきた麻婆豆腐を前に、またまたお行儀の悪いことも省みず、定番のお作法へ。と言っても、至って簡単で、単にお茶碗大の白飯も一緒に頼んで、その上に麻婆豆腐をかけるだけ…。日本でいうマーボー丼にして楽しむのだ!「あー、美味しい。」麻婆豆腐のしびれるような辛さと、白いご飯のさっぱり感が上手くミックス。
 ということで、美味しい料理を前にした、楽しい時間は、あっという間に過ぎるもの。最後に清算を済ましてみると、何と1人300元程。「皆、ほとんどアルコールも飲んでいないのに結構高いなー」やはり良い位置に座れば、それだけ値段は張るということで、とっても市場原理に則していると割り切る。前回来た時も含めて、やや高めのお店との印象は持つけれど、物は考えよう!忙しいスケジュールの中で日本から来ている人等に、少しでも上海の雰囲気を味あわせてあげようとするなら、こういう演出も悪くないと思う。日本円換算で1人5,000円程度なら、決して高くはないでしょう。でも、事前予約をしないと、良い場所はキープできない時もありますから、要注意!
 
 住所:浦東陸家嘴西路168号上海正大広場10階 ℡:50471917、50471817
  ①2006-12-19、②2007-1-29

東来順飯庄~正統派しゃぶしゃぶ屋で羊肉を頬張ろう~

2007-01-27 00:00:00 | 中華料理
 今晩は中国風しゃぶしゃぶを食すことになり、華亭伊勢丹で待ち合わをし、思南路のお店へと足を進めたが、店の前まで行ってみると何と貼紙が…。人気がないことからも、移転してしまったことが、即座に読み取れた(変化の激しい上海では、まあー、良くあること)。で、直ぐにタクシーを掴まえ、新店舗へ直行。
 出だしからちょっと躓いたのがいけなかったのだが、新店舗に到着すると、既に溢れんばかりの人。皆、順番待ち。私も番号札を貰って、待つこと約30分、とうとう待望の東来順のしゃぶしゃぶに辿り着ける瞬間が近づいてきた。東来順は元々北京にある羊料理の老舗で、昔北京のこのレストランで食べた羊肉しゃぶしゃぶもとっても美味しかった、と記憶が蘇えって来る。
 さて、2階席に案内されると、しゃぶしゃぶに入る前に、まずは待っている時からずっと気にかかっていた羊肉串(羊肉の串焼き)を食す。道端の露天でもよく売られているが、流石にこちらは衛生面も心配なので、普段は自制している。思った通り、香辛料の沢山かかった串焼き肉の香ばしい味は、ビールの摘みとしてもピッタリ!っと、あっという間に3本ともお腹の中へ…。そして、いよいよしゃぶしゃぶへ…。折角来たんだからと、最も上質だという肉を注文。肉そのものの質もあるのだろうが、上質肉は機械ではなく、包丁で薄く切っているので美味しいのだと???お代わりも加えると一体何皿食べたのだろう。白菜やきのこ類、それから春雨も…。醤油味のたれと、ゴマ風味のたれの2種類で思う存分。大好きな香草(コリアンダー)も大量に入れて、本当に良く食べた!香草の味が苦手で、態々除けて食べる日本人も少なくないが、私は、どうも香草がないと物足りない性質。
 中国では、しゃぶしゃぶというと「火鍋」を思う人も多いが、私は今日のような伝統的な味がやっぱり好きだなー。〆て、1人100元程。あー、大満足!次の冬が到来したら、絶対にまた来ようっと!
 
 住所:石門二路215号 ℡:52287877、52287977
  ①2007-1-27

渝郷人家~重慶の略称「渝」の名の付く四川料理屋~

2007-01-17 00:00:00 | 中華料理
 今晩は歓迎会。浦東陸家嘴正大広場6階にある渝郷人家に集合。連絡を貰った時、お店の名前に、「渝」という字が入っていたので、今日は四川料理(川菜)と直ぐに分かった。「渝」は重慶市の略称(重慶はもともと四川省の大工業としであったが、今は独立して北京市・上海市・天津市と並ぶ直轄都市となっている)で、重慶市内を流れる嘉陵江の古称「渝水」、或いは南北朝時代にこの地域が「渝州」と命名されたことに由来する。貰った名刺を見ると、いずれも北京を住所とする7~8店舗が列記されていることから、差し詰め北京の四川料理屋の上海進出というところかもしれない…。
 店内は全体的に灯を落としているので、若干様子は分かり難いが、概ね全席埋まっているところを見ると、結構受け入れられているのだろう。中国では、評判の悪いお店は本当にガラガラで、当たり外れの差がとっても大きいから…。さて、今日も幹事さんが料理を注文。その中で美味しかったのは、「水煮魚(魚のピリ辛蒸し煮)」。四川料理では、割とよくある料理だが、妙に魚臭かったり(もともと中華料理で食べる魚は川・湖で獲れる淡水魚なので、ある程度仕方がないのだが…。)、逆に辛さばかりが目立ってどこに魚身があったの?という感じになったり、コクが足りなくて水っぽかったり、なかなか美味しいと思えるものに当ることは多くない。
 それから、やはりお行儀悪いマーボー丼方式にして食べてしまったが、大好物「麻婆豆腐」も美味しかったな!赤唐辛子と山椒と豆板醤のピリッとした味と、淡白な白飯が見事なハーモニーを奏でてくれる。「清朝時代の成都の貧乏役人陳氏のあばた顔の奥さん(あだ名は陳麻婆)が、来客をもてなすために作った」と伝えられるこの料理は、日本人にとって四川料理の食卓には欠かせない一品だ。
 正直、これと言って印象に強く残るような特徴はない四川料理屋なのだが、決してマイナスポイントもなく、機会があればまた入ってみても良いかな?
  
 住所:浦東新区陸家嘴西路168号正大広場6階 ℡:50491977、50477977
   ①2007-1-17

老山東~上海唯一の本格的な山東料理のお店~

2007-01-09 00:00:00 | 中華料理
 浦東陸家嘴金穂大厦6階にある老山東。入店時に手にしたお店の名刺には、「上海唯一の本格的な“魯菜館(山東料理屋)”、中国八大料理で一番-“魯菜(山東料理)”」と紹介されている。 
 食事の好みは人それぞれ、自分が美味しいと感じるものを、他の人が美味しくないと感じることもあるし、また、その逆もある。確かに、自分の喜びを他の人にも共有して貰えれば嬉しいし、そのために、少なくとも自分が「美味しい!」と感じたレストランの話は、普段の会話でも積極的に話題にするようにしている。
 が、そういうコンセプトで考えると、老山東は積極的に話題にしようという類には入らない。お世辞にもサービスは良いとは言えないし、味もイマイチ。山東料理は、元々宮廷料理と言われる北京料理に繋がる料理を沢山供出しているし、餃子の里とも称されているのに…。偶々通りがかって、他にお腹を満たしてくれそうな場所が見当たらなかったので、入ってみたというのが正直なところ…。注文の仕方が悪いのか?と謙虚に反省を試みるが、「じゃあー、次回は何を注文すれば良いのだう? やっぱり、次回はないかな? ごめんなさい、支配人!」
  
 住所:浦東南路379号金穂大厦6階 ℡:68869778、68869080
   ①2007-1-6、②2007-1-9

市内散策/日帰旅行-索引

2007-01-01 00:00:00 | 索引
[上海市内] *****市内散策*****
  静安寺……劉長勝故居/2007-5-19
  静安寺……蔡元培故居/2007-5-12
  黄陂南路……中国共産党代表団駐滬弁事処紀念館(周公館)/2007-9-24
  黄陂南路……上海孫中山故居紀念館/2007-9-23
  南京西路……中国労働組合書記部旧址陳列館/2007-9-2
  南京西路……中国共産党第2回全国代表大会開催記念館/2007-8-26
  南京西路……毛沢東旧居/2007-4-15
  石龍路……上海植物園/2007-3-24
  龍華路……龍華寺/2007-10-29
  虹口区……魯迅故居/2007-10-30
  虹口区……魯迅紀念館/2007-10-31
  上海火車站……玉仏寺/2007-11-6
  宝山区……海軍上海博覧館/2007-6-3
[上海郊外・市外]  *****日帰旅行*****
  烏鎮①②……2007-10-23
  南翔……2007-10-15
  同里①②③……2007-7-21
  楓①②……2007-06-17、2007-06-24
  余山……2007-06-10
  松江……2007-05-20
  七宝……2007-5-13
  朱家角①②……2007-4-22

葡京茶餐庁~好きな物を、いつでも気軽に食べられるお店!~

2007-01-01 00:00:00 | 番外食事体験
 今日は早めの夕食で5時半スタート。地下鉄1号線黄陂南路駅から淮海中路を東方向に少し歩いたところにある大上海時代広場の地下1階。上海で言えば、比較的お金のある人達が集まるショッピングエリアの一角に葡京茶餐庁はある。
 茶餐庁は、もともと香港・華南地域から伝わってきた形態の軽食レストランで、最近上海ではかなり流行っている。このお店も、もともと香港に数店舗を構えていたが、最近は上海でも3店舗目を準備中という。茶餐店の特徴(人気の秘訣)は、どの時間帯にも好きなものが食べられることだろう。普通のレストランが、昼食時・夕食時の各3~4時間のみを営業時間としているのに対し、茶餐店は午前中の比較的早い時間から始まり、午後も通して営業している例が多い。それから、料理の内容の豊富さだろう。お粥や湯麺のような伝統的中華料理に限らず、サンドイッチ的な軽食やカレー風味の料理等、選択肢は様々。お腹一杯食事を楽しまなくても、ちょっと軽く腹ごしらえとか、飲み物やデザートだけ頼んで小休止という使い方でもOK。日本的に言えば、ファミリーレストラン風喫茶店か?
 私は、この日、焼きそば、お粥、カレー風味の鶏肉煮込み、野菜炒め、今日のスープを注文。そして、最後にこの店人気のポルトガル風タルト(旦撻)を食べた。店の名前に、ポルトガルを意味する「葡」の文字が入っているだけに、自然と期待感は高まる。白色味と黄色味があるが、私は濃厚な味のする黄色味が好きで、お土産用にも4つ程多めに注文してしまった。
 高級感のある店構えではない割には、値段はそんなに安くない感はあるけど、気軽に入って、適当に食べて飲んで帰るには、まあー便利なお店。中途半端な時間帯でも開いているのも有難い。
 
 住所:淮海中路99号大上海時代広場B1 ℡:63910866
  ①2007-1-1

はじめに~ブログ立ち上げにあたって~

2007-01-01 00:00:00 | はじめに
 上海は、アジアの主要都市の中でも、相当に治安の良い場所である。確かにスリや置き引きに遭うことはあるかもしれないが、街を歩いていて身の危険を感じるようなことはまずない。(勿論、普通の時間帯に、普通の場所で、普通の過ごし方をしていればの話で、自ら進んでリスクを採るような行動をすれば、この限りでないことは、万国共通。)また、何と言っても、漢字社会であることは、日本人にとっては大いなるアドバンテージで、道路や駅の名前も、乗り物の行き先も、料理のメニューも、ある程度文字を見れば察しが付く。いざという時には、“筆談”という意思伝達のための必殺技も発揮できる。
 経済・文化交流が進む中で、旅行や出張で上海に足を踏み入れるチャンスは、以前にも増して身近なものになってきている中で、できるだけ多くの日本人に手造り上海ライフをエンジョイして欲しい、と思う。
 海外での時間の楽しみ方は千差万別、各々ニーズや目的或いは価値観も異なる中で、全ての人と思いを共有できることなど、そもそも期待できる訳がない。ここに紹介するものが、日本での日常生活の延長線上的な感覚を持ちながらも、上海でちょっと充実した自分時間を作りたいと思っている人に、楽しんで読んで貰えると嬉しい。超貧乏旅行でもなく、超金持ち旅行でもなく、でも完全なパック旅行では詰まらないし、少しだけでも自分の足で歩いてみたい、という読者を歓迎!
 本ページは、あくまでも筆者の実体験を綴った自分のための活動記録である。それだけに、残念ながら、大量の情報を載せることには限界があることに、ご理解頂きたい。一方で、一時情報の集積であることが筆者にとっての大きな自慢であり、是非ともそこに貴重さを見出して頂きたい。