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美味しい上海グルメ・散策情報

グルメで、活動的な上海タイムの過ごし方。上海現地情報を満載、庶民的な中華料理屋や日帰り旅行を中心にご案内。

小肥羊~寒い日に足が向かうのはやはり火鍋屋~

2008-01-30 07:31:03 | 中華料理
 今朝起きてみると、窓の外は一面白色の世界。昨晩一旦止んだ雪が、夜中の間にまた降り出して積もったのだろう。冬だから当たり前だけど、やあ~寒い寒い。となると、お出掛け先は体を暖めるところ=火鍋ということになって、小肥羊へ!
 可愛い子羊のマークが目印のチェーン店火鍋屋は、江寧路×海防路の交差点という公共交通機関では不便なところにあるので、雨も降り出していたしタクシーで行ったけど、観光の名所玉仏寺からは500m程と比較的近いので、観光の序に立ち寄ってみるには良いかも…。
 2階に上がったら、席に案内して貰って、鶏がらスープをベースにした大鍋をつつくことに…。羊肉を中心に、白菜・ホウレン草・香菜・冬瓜・ジャガイモ・凍豆腐・蝦丸(エビの練り物)・牛百叶(牛の胃)・豚肉ハム・エノキだけ等、食べ切れない程沢山頼んで、1週間分の栄養補給をした。
 1人100元程もしたので、火鍋屋にしては、かなり高い方だけど、それだけ沢山食べたということだな…。お店の感じもまずまずの清潔感を保てていたし、家族連れ・アベック・友達同士と日曜日の午後ならではののんびりしたムードが漂っていた…。もう少し便利なところにあったら、行き易いのにね!他の支店も探してみようっと。
 
 住所:江寧路777号 ℡:5289-1717
   ①2008-1-27

鹿港小鎮~1人でも入り易い台湾からの軽食店~

2008-01-29 06:35:27 | 番外食事体験
 九龍氷室で軽く麺料理を食べている時に、窓から見えた道路の反対側に、台湾からやってきた軽食のお店鹿港小鎮がるのを知った。場所は、西康路×北京西路(南京西路側)地下鉄2号線で言えば、南京西路から徒歩5分、ポートマン(上海商城)直ぐ東側の通り上。ここも雑誌とかで見て、1度入ってみたいと思っていた注目のお店なのだ…。
 既に、麺料理を食べた後ではあったけど、満腹には程遠い状況でもあったので、思い切って向かいのお店に突進。そこでは、三杯鶏(鶏肉の醤油味煮込み、45元)、九層塔煎蛋(台湾バジルのオムレツ、22元)、白飯(5元)。他の鶏肉料理を勧められたのだけど、今日は何としても三杯鶏が食べたかったので、勧誘を振り切って注文。十分煮込まれていたという面では期待に反さず美味しかったけど、後半は醤油辛くて珍しくちょっとだけ残してしまった。そういう意味では、白飯は必須だったけど、ビールもあれば尚良かったかも…。(麺料理食べた後だけに、ビールは止めたのだけどね!)
 一方で、九層塔煎蛋はさっぱりしていて美味しかった。九層塔=台湾バジルと説明されたけど、確かに特徴のあるハーブ味でグッド!どういう物が1度ネットででも確認してみようっと。
 こちらも、デザート・飲み物主体の使い方もできるし、比較的便利なところにあるので、ショッピングの途中とかにも立ち寄れるな!日中時間帯も営業していてくれるのも嬉しい。
  
 住所:西康路111号 ℡:6247-2666
  ①2008-1-26

九龍氷室~1人でも入り易い香港からの軽食店~

2008-01-28 11:55:37 | 番外食事体験
 目的のお店が予約で一杯で入れなかったので、1人でも入り易いお店として立ち寄ったのが、西康路×北京西路(南京西路側)にある香港から来た軽食屋九龍氷室。何やら香港の映画で取り上げられたことがあるか何かで、香港映画が好きな人の間ではかんり有名なお店らしい。地下鉄2号線で言えば、南京西路から徒歩5分、ポートマン(上海商城)直ぐ東側の通り上にある。
 ついこの間までは、デザートの専門店とばかり思っていたのだけれど、最近になって軽食が食べられると知って、1度足を運んでみたいと思っていたところだった。この手のお店なら1人でも気兼ねなく入れるしね!
 さて、注文は干炒牛河(22元)。主食だけの単品で頼んでも、違和感がないのも嬉しいところ…。この料理は、きし麺風の平らで幅広い麺を炒めた物で、以前ホテルのカフェテリアで食事をした時には、「マレーシアン・ヌードル」という名前で出されていたのを思い出した。その時は、もう少しピリ辛味だったけどね!
 世界中でそうだけど、麺料理は本当に多種多様。特に中国に来てから、それを一層強く意識させられるようになった。シンガポール・ヌードルと言えば、一般的にはカレー味のビーフン炒めを指すし、中国国内にも、普通のソバ系の麺に加えて、ラーメンは勿論、刀削麺等というものもある。これを食べ歩く旅も面白うそうだ!
 店内は狭いけど、清潔感は保たれているし、電話での配達注文や飲み物だけの打包(テイク・アウト)もOKなので、利用範囲は広いだろう…。
 
 住所:西康路118号 ℡:6215-5534
  ①2008-1-26

小紹興酒家~白斬鶏(蒸し鶏)の有名なお店~

2008-01-27 11:50:40 | 中華料理
 雪が次第に激しくなり始めた週末のランチに立ち寄ったのが小紹興酒家。溜まった仕事を整理しようとちょっとだけ会社に顔を出した後、浦東大道×即墨路(東方医院の斜め前)という比較的タクシーでのアクセスの良い、このお店に行ってみることにしたのだ!それにしても、週末になると悪天候という状況が、今年に入ってずっと続いているような感じで、ちょっと勘弁して欲しい。
 このお店の店名の由来は、1930年代に上海に来た紹興人が鶏肉・鶏粥を外灘の路上で売り始め、その後今の雲南路に小店を開いたものの、店名が無かったので、「小紹興」と自然発生的に呼ばれるようになったことによるのだそう。確かに、今でも雲南南路美食街にも小紹興酒家がある。
 さて、雪を払いながら、入店してみると、今から1ヶ月程前に、食事会の場所を探している中国人の同僚に「小紹興酒家に行ってみたい!」と提案したにも拘わらず、全く相手にされず、あっさりと却下された理由がよく分かった。要すれば、店内の様相がかなりシャビーなのだ…。確かに安上がりなのかもしれないけど、今更態々皆で集まって食事をしに行くような雰囲気ではないのだ…。今日も、少人数で、本当に腹ごしらえのみを目的にしているかのようなお客ばかりだった(まあ~、ランチ時間帯だしね)。
 注文の方は、何と言っても、白斬鶏(蒸し鶏、14元)がこの店の名物なので、迷わず注文(周囲のテーブルの人も皆注文していた)。そして、残りはビタミン・繊維類補給のために鶏汁娃娃菜(小白菜の鶏スープ煮込み、18元)とお腹に優しい主食として鶏汁皮蛋粥(ピータン粥、3元)。蒸し鶏は、醤油をベースにした調味料に漬けて食べるのだが、確かにかなり美味しかった。残りの2品は、×とは言わないけれど、まあ~普通。全部で35元程度で食べられるので、普段のランチに立ち寄るには良いでしょう。
 
 住所:浦東大道125号 ℡:5879-7297
   ①2008-1-26

艾美軒~ホテルの広東料理屋で洗練された飲茶~

2008-01-21 07:08:45 | 中華料理
 あ~、今日もまた雨。週末になると悪天候という状況が続いている。が、栄養補給は必要ということで、上海世茂皇家艾美酒店(ル・ロイヤルメリディアン上海)の8階にある広東料理屋・艾美軒に飲茶を食べに行った。
 ホテルの中華料理レストランに食べに来るのは久し振りだったけど、やはり悪天候の日にはインフラの整ったホテルのレストランは安心感がある。地下鉄1・2・8号線の人民広場駅のほぼ真上、南京東路の入口に位置するだけあって、案内された窓側の席からは、南京東路歩行街(歩行者天国)の光景が上から眺められて面白かった。雨だったので、人通りは少なかったけれど…。
 料理の方は、点心5品+野菜炒め+デザート、それに飲み物としてプアール茶と菊茶を混ぜた「菊普茶」。一番美味しかったのは、エビ入りの腸粉。大好物の鶏肉入り粽(珍朱鶏)も期待を裏切らなかった。
 満腹になるまでは食べなかったけど、エビ餃子も、エビ腸粉も大ブリで食べ応えはそれなりにあった。スープか、主食で麺か炒飯を頼んでも食べられたかな?週末のランチは25%引きということで、1人90元程度に収まりお得感はあったな~。

 住所:南京東路789号 ℡:3318-9999
   ①2008-1-20

中国系航空会社の機内食のザーサイ~続き

2008-01-19 12:24:22 | Weblog
 飛行機を乗る場合、旅行にしても、出張にしても、周遊型ということもあるけど、私の場合には上海を起点とした単純往復型が多い。今日は、座席の混雑緩和・虹橋空港のタクシー乗り場の長蛇の列回避の意味で、早朝フライトを選んで戻ってきた(週末の早朝便は、間違いなく空いているし、余程のことがない限り遅れない)。もっともホテルの朝食ビュッフェをブッチすることになるので、心残りではあるのだけれど…。
 さて、朝食としての機内食。西洋式か中華式かと聞かれて、私は、内容は全く確認せずに迷わず中華式と答えた。そりゃ~そうでしょう、中国系航空会社の西洋式朝食が美味しいとはとても思えない…(先入観以外の何者でもない!)。で、中華式朝食機内食はと言うと、前々日の私のブログを読んだ訳はないけど、何と“お粥”。これならザーサイの活躍場所もあるというもので、初めてザーサイの袋を開けることになった。「願えば叶う何事も!」か?味は普通なので、別に感想を書き並べる程のものではなかったけどね。一緒に出てきた付け合わせが、サンドウイッチだったのには恐れ入ったけど…。
 次回の機会には、西洋式朝食の方を試してみるかな?メイプルシロップのたっぷりかかったワッフルなんていうことはないと思うけどね! 流石に、西洋式の方にはザーサイは無かったみたいだし…。


海宝~上海万博のマスコット

2008-01-18 07:19:58 | Weblog
 2010年に開催される中国2010上海万国博覧会(通称、上海万博)まで、残り833日となった。この博覧会のマスコットが発表されたのは、丁度1ヶ月前の昨年12月18日。その名は「海宝」。
 当初は高速道路の両脇にマスコットの描かれた旗が掲げられ、最近はドアにこのマスコットを描いた会社(海博出租車だったかな?)も現れているので、眼にしたことがある人も少なくないだろう。
 このマスコットのデザインのベースは、漢字の「人」で、人と人との良好な関係の重要性を示していて、名前の「海宝」は、「世界各地の宝」を意味しているのだそう。可愛いと思うかどうかは、色々意見の分かれるところだろうけど、これから色んなキャラクターグッズが売り出されるのだろうな?偽物も含めて…。
 
 http://jp.expo2010china.com/node2/wbjp/index.html

中国系航空会社の機内食のザーサイ

2008-01-17 05:58:41 | Weblog
 飛行機の機内食を楽しみにしている人は、少なくともエコノミークラスに限った場合、余り多くないと理解するけど、特に中国系航空会社の機内食は正直美味しくない(国内線だから、出るだけでも有難いという考え方をすべきかもしれないが…)。
 日本の航空会社の国際線の場合、例えば、JALにしても、ANAにしても、離陸して間もなくすると、飲み物と一緒に“おつまみ”として、あられ・ナッツ類の入った小袋が配られる。日本人にとっては、ちょっとほっとさせられるこの“おつまみ”であるが、外国人の眼にはどう映っているのだろうか?ナッツ類は、外国のバーとかでもお酒と一緒に出てきたりするので余り抵抗感がないのかもしれない。
 同様の観点で見ると、中国の航空会社では(私が利用するのは基本的に国内線なのだが)、食事と一緒に必ずと言って良いほど“榨菜(ザーサイ)”が付いてくる。ザーサイ自体は決して嫌いじゃなくて、寧ろレストランで出てくる立派なザーサイの中には、超美味しいのもあって、特にお粥の伴には欠かせない。が、毎回機内食で出てくるザーサイには、終ぞ手を付けたことがない。単なる食べず嫌いということかもしれないけど、パンと一緒にザーサイが出てきても、どうやって味わってよいものやら…。オレンジジュースを飲みながら?コーラを飲みながら?コーヒーを飲みながら?それとも単独で?あ~、イメージ湧かないな~。無くならないことからすると、中国人利用者の間では、結構受けているのだろうけど…。
 そう言えば、以前、欧州系航空会社(特にエールフランス)に搭乗した時には、機内食でチーズが必ず出てきて、嬉しかった記憶がある(私はチーズ大好き)。でも、チーズを好まない国民にとっては、私にとってのザーサイと同じように映るのだろうな?きっと…。
これぞ文化というものだろうな!米系航空会社で、ポップコーンが飲み物と一緒に配られているという話は聞いたことないけど…。ポテトチップスはありか?

梅龍鎮酒家②~改装が終わって綺麗になった老舗を再訪~

2008-01-16 06:25:46 | 中華料理
 数日前に、「四川料理でも食べに行こうか!」という一言で決まった今日のお店は、ご存知梅龍鎮酒家(中華料理/2007-3-10)。南京西路×江寧路にある老舗は、確かに四川料理屋として有名だけど、新興のお店がどんどんできる中で、「四川料理→梅龍鎮酒家」という結びつきは、瞬間的には正直なかったな~。日本料理屋や居酒屋が市内のあちらこちらにでき、イタリアンをはじめとした美味しい洋食屋も増えてくる中で、中華料理屋の開拓を進める必要性は以前に比して圧倒的に減ってきたので、いざという時に食べに行く中華料理のお店を知らない日本人は増えていて、見方によっては、如何にもガイドブックから探してきたという感じは否めない…。
 が、私個人としては、随分長い間足を運べていなかったし、伝統のあるお店をアレンジして貰って、却って嬉しかった。去年の春先に来た時は丁度内装工事中で閉まっていたので、改装後は初めて…。まずは、幹事さんに大感謝。ここのお店の料理の中で、私の好物は…、蟹粉豆腐(蟹ミソ豆腐)・干焼明蝦(大型蝦のチリソース)・酸辣湯(ホット&サワースープ)・豆沙鍋餅(小豆餡入り焼餅)などなど…。
 さて、ルンルン気分で足を運んだ席で眼の前に並んだ料理は、記憶に残る範囲では次の通り。冷菜5種類、干焼明蝦、宮保鶏丁、回鍋肉、清蒸桂魚、麻婆豆腐、清炒豆苗、酸辣湯、担担面、ナマコの煮物(中国名は忘れた)。デザートは頼まなくて、サービスで出てきた果物盛り合わせで代用したけど、内容は盛り沢山。
 こういう老舗で、部屋を予約して、ワイワイ大勢で食べると、料理も進むけど、お酒も進むのだ!特に外の寒さが厳しくなればなるほど、身体を中から暖めてくれるアルコールは有り難みを増す。最初はビールだったのに、いつのまにか熱々の紹興酒に変わって、今日はちょっと飲み過ぎた!明日は、まだ週半ばだけど、大丈夫かな?飲み物込みで1人300元強というちょっと高めながらも、盛大にディナーは締め括られて大満足!。
  
 住所:南京西路1081号 ℡:6253-5353
   ①2008-1-15

キンカンの木~街角散策で“春節の風情”を楽しむ~

2008-01-15 07:10:09 | Weblog
 クリスマスが過ぎ、元旦も終わって、いよいよ季節は旧正月(春節)モードへと移り始めた。街のどこのレストランでも年夜飯(大晦日の料理)の予約を始めているし、昨日入ったレストランでも拝年(年始回り)のお土産のチラシを置いていた。
 そういう中で、これも季節の風物と言えるのが「キンカン(中国語では金橘)の鉢植え」で、オフィスビルやショッピングセンターの中には、クリスマスツリーを片付けた跡に、キンカンの木を並べたりしている。キンカンの実には、種が沢山入っているので、それが子孫繁栄を意味するとか、実そのものを黄金に見立てて、『金の成る木』だという言い方もされる。
 いずれにしても縁起物なので、2月7日(初一)に向けてこれから眼にする機会は多いだろうから、幸運を分けて貰おうっと。自分でも、1鉢買うかな?