(今日も手当ての出ない休日出勤・・)
私はまだ台湾語は単語を少ししか知らないレベルですが、リズムがすごく好きな歌があります。
「愛情恰恰(アイチン チィァチィァ)」という曲です。字幕を見ても漢語(北京語)なのかどうかよく分かりませんが、多分台湾語っぽいです。(私の好きな歌手が歌っています)
http://www.youtube.com/watch?v=YhLqSw00YAY
発音は漢語と似てるところもあるけど、漢語よりかなり複雑だと聞きます。
よく分からないので「アイチンダ チァチァ」のとこだけ適当に口ずさんでいます。台湾に行ったら漢語だけでなく台湾語も習いたいです。
彼女(張惠妹)が紹介されるときはよく「原住民族だから歌も踊りもうまい」とうふうに紹介されたりしますが、それもひとつのステレオタイプといえると思います。(「黒人の身体能力が高い」などと同じで。)
原住民族の多くは教育を受ける機会が台湾のほかの民族に比べて限られていたり、退学率が高いなどさまざまな構造的な問題があるとチワスアリさんの対談集で書いてありました。なので経済的な上昇も限られていて、芸能界やスポーツ選手に多いということもあるかもしれません。日本のなかでも民族的マイノリティの人びとにそういう状況が多いとも立花涼(たちばなりょう)某師の『ポスト構造主義物語論』(新幹社・2009年)にも書いてありました。
ちなみにこの本はmy恩師が書かれた本です。宣伝にリンクを。→『ポスト構造主義物語論―玄月「眷属」をめぐる思考のエチカ 』
*
あと最近よく見てる台湾のHPとえば、原住民の立法委員・高金素梅(かおちんすーめい=民族名はチワスアリ)さんの「祖霊之邦」があります。語学を勉強できる時間が限られているので、週に1回パソコンに向かって電子辞書で少し単語を調べるぐらいしか今のところはできていません。あとは彼女の本も少しずつ読みすすめています。
「祖霊之邦」http://www.abohome.org.tw/index.php
ここで近頃書かれていることは、今年の8月8日に起こった台湾での水害・風害への寄付金を、中国政府の胡錦濤(フージンタオ)がチワスアリさんたちに支援したということで、メディアでは「中国政府と原住民族の統一戦線」などと報じられていることへの批判などです。寄付金は2000万人民元だそうです。(っていくらだろう。計算苦手で・・・)
・メディアでの報道
胡錦濤見高金素梅和原住民郷長
(こきんとうが高金素梅と原住民の郷長に会う)@北京
胡錦濤的一億 台灣該不該接受?
(フージンタオ(胡錦濤)の一億を台湾は受け取るべきか)
台湾に行かなくてもyoutubeでこうやって報道が見られるのでほんとに便利です。
もちろん実際に長期間滞在してみたいけど…。
メディアの「統一戦線」という言葉に対してチワスさんたちは「面對災難,難道還要有黨派之爭嗎?面對災民,為什麼還要有什麼藍色、色、紅色的爭執呢!」(災難にあっているのに、なぜ党派争いをしないといけないのか。被災者にむかって青色、緑色、赤色の論争がなぜ必要なのか!)と書いてあります。(訳はなんとなくこんな感じみたいな…。)
青、緑は台湾の政党のイメージカラーだそうです。
(台湾在住の安穏日記さんによると、「国民党のイメージカラーは青(藍)、民進党が緑」だとあります。→http://d.hatena.ne.jp/annoncita/20090617/1245227489)
チワスアリさんはメディアで多く報道されているみたいで、「立法議院での出席率が低い」とかそういうあまり重大でないことも言われているみたいです。
出席率なんかより、彼女たちが毎年夏に靖国に来て、抗議行動をしていることの詳しい内容や歴史をもっと報道すべきではないのかと思います。表面ばかり取りざたされているのはよくないですね。
出席率低 高金素梅:我只為原住民問政
(言葉の面では、「問政」とか、「報備」といった言葉が辞書になくて分かりませんが。。)
http://www.youtube.com/watch?v=GqU5WhNW-B8&feature=related
私はまだ台湾語は単語を少ししか知らないレベルですが、リズムがすごく好きな歌があります。
「愛情恰恰(アイチン チィァチィァ)」という曲です。字幕を見ても漢語(北京語)なのかどうかよく分かりませんが、多分台湾語っぽいです。(私の好きな歌手が歌っています)
http://www.youtube.com/watch?v=YhLqSw00YAY
発音は漢語と似てるところもあるけど、漢語よりかなり複雑だと聞きます。
よく分からないので「アイチンダ チァチァ」のとこだけ適当に口ずさんでいます。台湾に行ったら漢語だけでなく台湾語も習いたいです。
彼女(張惠妹)が紹介されるときはよく「原住民族だから歌も踊りもうまい」とうふうに紹介されたりしますが、それもひとつのステレオタイプといえると思います。(「黒人の身体能力が高い」などと同じで。)
原住民族の多くは教育を受ける機会が台湾のほかの民族に比べて限られていたり、退学率が高いなどさまざまな構造的な問題があるとチワスアリさんの対談集で書いてありました。なので経済的な上昇も限られていて、芸能界やスポーツ選手に多いということもあるかもしれません。日本のなかでも民族的マイノリティの人びとにそういう状況が多いとも立花涼(たちばなりょう)某師の『ポスト構造主義物語論』(新幹社・2009年)にも書いてありました。
ちなみにこの本はmy恩師が書かれた本です。宣伝にリンクを。→『ポスト構造主義物語論―玄月「眷属」をめぐる思考のエチカ 』
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あと最近よく見てる台湾のHPとえば、原住民の立法委員・高金素梅(かおちんすーめい=民族名はチワスアリ)さんの「祖霊之邦」があります。語学を勉強できる時間が限られているので、週に1回パソコンに向かって電子辞書で少し単語を調べるぐらいしか今のところはできていません。あとは彼女の本も少しずつ読みすすめています。
「祖霊之邦」http://www.abohome.org.tw/index.php
ここで近頃書かれていることは、今年の8月8日に起こった台湾での水害・風害への寄付金を、中国政府の胡錦濤(フージンタオ)がチワスアリさんたちに支援したということで、メディアでは「中国政府と原住民族の統一戦線」などと報じられていることへの批判などです。寄付金は2000万人民元だそうです。(っていくらだろう。計算苦手で・・・)
・メディアでの報道
胡錦濤見高金素梅和原住民郷長
(こきんとうが高金素梅と原住民の郷長に会う)@北京
胡錦濤的一億 台灣該不該接受?
(フージンタオ(胡錦濤)の一億を台湾は受け取るべきか)
台湾に行かなくてもyoutubeでこうやって報道が見られるのでほんとに便利です。
もちろん実際に長期間滞在してみたいけど…。
メディアの「統一戦線」という言葉に対してチワスさんたちは「面對災難,難道還要有黨派之爭嗎?面對災民,為什麼還要有什麼藍色、色、紅色的爭執呢!」(災難にあっているのに、なぜ党派争いをしないといけないのか。被災者にむかって青色、緑色、赤色の論争がなぜ必要なのか!)と書いてあります。(訳はなんとなくこんな感じみたいな…。)
青、緑は台湾の政党のイメージカラーだそうです。
(台湾在住の安穏日記さんによると、「国民党のイメージカラーは青(藍)、民進党が緑」だとあります。→http://d.hatena.ne.jp/annoncita/20090617/1245227489)
チワスアリさんはメディアで多く報道されているみたいで、「立法議院での出席率が低い」とかそういうあまり重大でないことも言われているみたいです。
出席率なんかより、彼女たちが毎年夏に靖国に来て、抗議行動をしていることの詳しい内容や歴史をもっと報道すべきではないのかと思います。表面ばかり取りざたされているのはよくないですね。
出席率低 高金素梅:我只為原住民問政
(言葉の面では、「問政」とか、「報備」といった言葉が辞書になくて分かりませんが。。)
http://www.youtube.com/watch?v=GqU5WhNW-B8&feature=related