はにかみ草

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季刊誌「前夜」 「台湾史をめぐる旅」について

2007-01-28 19:55:33 | 公開
ファノンを読む前に、
昨日自宅に届いた「前夜」という批評誌(1~4号)の一部を今読んでいました。
(これは4冊3000円の特価セールで買いました 笑)

一番気になっていたものは、駒込武さんの「台湾史をめぐる旅」です。
(5号まで連続で連載されています。)

1号には、駒込さんが台湾に初めて訪れたときのことが書かれていました。
そこの記述で本当に驚いたものがありました。

(台湾の歴史はあまりにも複雑なのですが、、、)

台湾の歴史と現在について、日本人があまりにも無知であることが、台湾の人々を追い詰める重要な要因を構成している。事実、国際的に孤立した状況を克服しようという焦りのなかで、台湾独立派の有力者たちは、日本の右翼との連携を深めている。2001年の春には小林よしのりの「台湾論」が翻訳・出版され、独立派が無償で配布し、反独立派が街頭で焼くという事件が起こった。
台湾に生きる人々が相互に鋭い緊張を感じながらも何とか共生しているなかで、日本人がそのバランスを崩すのに一役も二役も買っている。

(以上、p162ページより。)

とあり、私が今まで台湾の歴史について駒込氏の言う通り本当に無知であったし、
これは本当に勉強しなければいけない…と感じました。

この事件について詳しく書かれている本が(東アジア文史哲ネッワーク編)
『〈小林よしのり「台湾論」〉を超えて 台湾への新しい視座』(作品社 2001年)という本で書かれているらしいので、読もうと思います!!

アマゾンの説明には

「内容(「BOOK」データベースより)
マンガ家小林よしのり氏は、「大東亜戦争肯定論」を展開した『戦争論』につづき、“台湾=親日的”神話を背景に日本の植民地支配肯定論を展開した『台湾論』を出版しました。この本は、台湾では国会(立法院)で取り上げられるなど東アジアから壮絶な非難を浴び、小林氏は一時、台湾の「入境禁止処分」を受けるにいたりました。本書は、33名の日本・台湾・中国の研究者の共同作業により、この『台湾論』が展開する歴史の歪曲を暴くとともに、これまでの日台関係の歴史を検証し、ポストコロニアル状況下における日本・台湾・東アジアの今後の関係を考えるための本です。 」

とあります。こんなことがあったなんて全く知りませんでした…。
カスタマーレビューはいろいろと「意見」がありますが……

今からまた駒込氏の論文を読もうと思いますが、気になるものもたくさんあって、寄り道しそうです…。ファノンも読まないといけないのに;;

「前夜」の創刊号では、徐京植氏の「周縁化されたものが憲法の価値を知る」
それに新城郁夫氏が応答しています。

後、台湾については『還我祖霊 台湾原住民族と靖国神社』(白澤社 中島光孝著)も読もうかと…。

さっきちょこっと読んでいたもので、中西新太郎氏の「ねじれた抑圧構造の若者たち」というのも途中で、かなり気になっています。若者たちをとりまく支配文化の構造について述べています。

どれも興味深いものばかりです!!