毎日がどうでしょう

「水曜どうでしょう」&ミスター・鈴井貴之さんが大好き♪
そんな私の日常とCUEさんを綴るゆるゆる日記でございます☆

ドラバラ鈴井の巣#11

2006-06-25 | ドラバラ鈴井の巣
時々

遅くなりました。
16日(金)のCSテレ朝チャンネル・ドラバラ鈴井の巣は、
「雅楽戦隊ホワイトストーンズ~雅やかな愛の戦士たち~」
の第10夜でございました


前回から始まりました、「雅楽戦隊ホワイトストーンズ完全版」。
今回は第2回目でございます。



「Chapter.2」

「お前たちはその雅楽師たちの血を受け継ぐ者。その証しが、
その手にある赤い薔薇のあざだ」
衝撃の真実に、驚く南郷進(鈴井貴之)・本郷隆(安田顕)・
北郷誠(佐藤重幸)の3人。白龍神社の宮司(森崎博之)は更に
続けた。
「雅楽師たちの血を引く家に生まれたものはすべて、幼い頃に
赤い薔薇のあざを刻印する習わしになっているんだ」
「しかし、そうは言ってもいったい・・・」南郷が信じられずに言う。
「忘れてしまっているのも無理はない・・・20年前を」
3人に向かって、宮司は更に衝撃の過去を告げた。
「お前たちは、20年前に死んだ!」

1982年、白龍神社。
傷だらけの男が寝ているところに、宮司がやってきた。
まだ安静が必要なその男は、宮司に向かって話し出した。
自分はある組織から逃げてきた。それは恐ろしい悪の秘密結社。
そこで自分は、何の罪もない人々を人間ではない、恐ろしい怪人
へと変える改造手術をしていたと・・・。
この男は、悪の秘密結社から逃げ出してきた、川北博士(音尾
琢真)だったのだ。
宮司は静かに、人とは罪深いもの。私は何も聞かなかったことに
しましょう・・・と博士に言った。
そこへ、町の人(藤尾仁志)が駆け込んできた。
「大変です!子供たちが川で溺れて・・・どうやっても息をしない
んです!」

急いで川へ行くと、そこには3人の子供たちが横たわっていた。
宮司が声をかけても反応がない。
救急車もまだ来ない。
そこへ、川北博士がやってきた。
私も医者のはしくれ、診てみましょう・・・と子供たちを診始めた
が、息を引き取っていたのか静かに首を横に振った。
絶望する宮司を見て、博士は言った。
「ひとつだけ方法があります。ただし、この子たちは純粋な人間
ではなくなってしまう・・・改造人間にするんです。そうすれば、
この子たちを蘇らせることが出来る。それでよければ・・・」
この子たちが生き返るなら・・・とその言葉にすがる宮司。
しかし、それはこの子たちにとって悲しい運命を背負うことに
なる。
そう言う博士に、宮司は続けた。
「それも仕方のないことでしょう。私もつらい。でもこの子たち
を助けたい・・・。この子たちは、親もいない可哀想な子たち・・・
でもそれでも健気に明るく振舞い、素直に育ってくれた。私は
何度この子たちの笑顔に救われたことか。しかも、この子たちは
我が白石に先祖代々伝わる由緒ある血筋の子。何としても救わな
ければ」

何か事情がありそうな宮司の様子に、博士は子供たちを改造する
ことを承諾する。しかし、もう一度宮司に念を押した。
この手術によって、宮司自身がいつの日か彼らに恨まれること
にもなりかねないと・・・。
「覚悟の上です」宮司は静かに言った・・・。

すまない、お前たちを生き返らせるために―。
謝る宮司に、南郷は言った。
宮司は身寄りのない自分たちをここまで育ててくれた。
恨むどころか、感謝している。
自分たちはこの白石が大好きで、その白石が今ピンチなら、
それを救いたい。自分たちに出来ることがあるなら―
それは、自分たちが20年前川で溺れた時にあなたが思って
くれた気持ちと同じだ、と。

でも、改造人間って・・・?
不思議がる3人に、宮司が言った。
「それは、雅楽三管の音が調和した時、その者たちの秘めた
力が開花する。篳篥(ひちりき)、竜笛(りゅうてき)、笙
(しょう)・・・雅楽三管。この3つの音がひとつになった時、
秘めた力が開花する」
白龍神社には代々伝わる半分に千切れた巻物があり、それに
この言葉が記されていた。
宮司にもそこまでしか分からないという。
「この白石を守ってくれ、ホワイトストーンズ!それが今日
からの、お前たちの名前だ」
宮司は3人に、伝説の雅楽師たちが使っていたという楽器を
渡した。
笙は南郷に、竜笛は本郷に、篳篥は北郷に・・・。
3人はそれを手に、街へ向かった。

その頃。
悪の秘密結社のアジトでは、白石征服へむけてなめリン大佐
(滑川まさみ)が怪人レンガレンガに出撃命令を出していた。
秘密結社の首領(鈴井貴之・2役)が言う。
やつら・・・ホワイトストーンズが目を覚ませば、いずれは自分
たちの前に立ちはだかる白石の邪魔者。やつらが暴れだす前
に白石を叩き潰せ、と・・・。

3人は、喫茶ヒーローを訪れる。
店内では青葉もみじ(小橋亜樹)とマスター(土井巧)が倒
れていたが、息はしているようだった。
しかし買い物に出たはずの大谷地ひばり(松村咲子)の姿が
見当たらず、心配する本郷。
その本郷からトイレや排水溝、マンホールから毒ガスが噴出
していた事を聞いた南郷と北郷は、毒ガスの発生源が豊平川
下水処理場であることを突き止める。
3人はそこへ向かうことにした。

ホワイトストーンズの移動手段は、主に公共交通機関。
地下鉄とバスを乗り継いで豊平川下水処理場にたどり着いた
3人。
処理場内に侵入し、悪の秘密結社の戦闘員たちが「毒ガス/
バスガス爆発」を下水道に混入しているところを発見するが、
逆に戦闘員たちに見つかってしまう。
戦いを挑む3人だが、こてんばんにやられてしまった。

その時、懐にしまってあった笙を取り出した南郷は、宮司の
言葉を思い出す。
「雅楽三管の音が調和した時、その者たちの秘めた力が開花
する」

どうなるのかはわからないが・・・。
3人は立ち上がり、それぞれの楽器を手に演奏を始めた。
雅やかな音色が重なり合ったその時―
3人の姿は稲光とともにホワイトストーンズへと変化した。
自分たちの姿に驚く3人だが、すぐに再び戦闘員たちと戦い
はじめる。
その様子を柱の陰から見つめているなめリン大佐。

圧倒的な強さで勝利したホワイトストーンズ。
悪の秘密結社の狙いを戦闘員に問いただすと、
「これで終わったと思うな。今頃毒ガスは白石だけじゃなく、
全道へ向けて・・・」
言い終わらないうちに、スイッチを押したなめリン大佐により
戦闘員は泡となって消えてしまった。

悪の秘密結社の狙いが白石だけではなく、北海道全域へ向けら
れ手いることを知った3人。
白石区は交通網が集まる重要な場所。それらの拠点となる流通
センターが狙いであると悟った3人は、流通センターへと急いだ。


                     つづく

次回へと続きます。
来週もこうご期待でございます。

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