007シリーズの通算25作目、自分が好きになってはまった、現在のダニエル・クレイグのボンドの5作目にして、最終作(たぶん)の映画です。

007シリーズのなかで、このダニエル・クレイグボンドになってから、肉体を使ったアクションがリアルになって、アクション好きの自分はメチャメチャはまったシリーズとなりました。
ダニエル・クレイグは、自分より一つ歳上なので、今年、53歳になってます。1作目のカジノ・ロワイヤル(これは、ダニエル・クレイグボンドシリーズの一番の名作)の時は、2006年の映画ですので、まだ、37歳の凄い肉体を見せつけつつ、体をはったアクションも凄いものがありました。
それから、かれこれ15年。50歳を越えてアクションがしんどくなってきたということでの、今回がボンド引退作、と言うことです。とはいえ、劇中では、まだバリバリ動いていますし、ハラハラドキドキの展開が続きます。レイトショーに近い時間に観に行きましたが、最後までしっかり観て興奮しました。
イギリスの諜報機関、MI6を引退して隠居生活をしていたボンドが、昔のCIAの仲間と会うことによって、平穏な生活から戦いの中に引きずり込まれていくストーリーです。

1作目からの因縁、流れが続いていて、終わった後にまた1作目から観直したくなりました。



ボンドガールも、なかなかセクシーでかつ強くカッコ良かったですね。これも、007の見どころの一つでもありますがね。
時代背景に沿って、脚本も書かれているので、今時のストーリー展開も凄く良かったです。正義が一歩間違えたら、悪になる可能性があるということは、いろいろ考えさせられました。

ダニエル・クレイグボンドの作品は、この作品で最後ですが、(ラストシーンであんな感じになってしまっては…ネタバレ)1作目の次に良かったのかなと思います。2時間45分の長丁場ですが、内容もしっかりして、アクションも最後までハラハラさせてもらいました。そして、感動のラストシーン、ちょっと泣けました。
ああ、なんだか終わってしまって、少し虚無感もありますが、久しぶりの映画館を楽しむことができました。

もちろん、ポップコーンはハーフ&ハーフです😅
評価★★★★★