花男の物置部屋 引っ越して3箇所目

備忘録的に食ったもん、読んだもん、聴いたもん等を書いてます。

「ゆえに、警官は見護る」 日明 恩

2023-12-17 15:59:13 | 活字もすっげえたまには読むぞ

武本&潮崎シリーズ第四弾、2018年の作品の様です。

 

古タイヤの中で焼かれる死体、その連続事件。捜査本部には「猫の手も借りたい?」と潮崎警視が入り、そのお目付け役で毒を持って毒を制すとあえて空気を読まぬ理屈モンスターの宇佐美巡査部長も。さらにはそのとばっちり?彼ら二人が万一暴走したときのために「若い女性が下に居たら無茶も収まるのでは?」捜査一課の一番の若手で正木星理花とスパイ参戦?? 難航する操作と結局暴走する潮崎チーム・・・一方2年前の横浜の事件の発砲が原因か・・・前述本部のおかれた新宿署の留置管理課にて粛々と業務に当たってた武本警部補は、第二の事件後酔ったうえでの暴行容疑で留置されてきた柏木と言う男に違和感を感じていた・・・近くに来たのをいいことに、ちょくちょく武本の下を訪れる潮崎・・・そして武本の直感から事件の全貌を解明する糸口が??? そんなですかね。

 

今回武本は地味です。地味ですが、やはり持ち味をきっちり出してて良いです。その分潮崎&宇佐美&正木の活躍が物語を動かします。新キャラも大分ナイスです。たっぷり楽しめました。第5弾も準備してるのかな・・・

 

非常に面白かったです。

 

前作までの感想↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

「それでも警官は微笑う」 日明 恩

「そして警官は奔る」 日明 恩

「やがて警官は微睡る」 日明 恩

 

追記:エピソードに既知感ありどこかで出会ってたはずと思ってた宇佐美、このトマどらでしたね

「坂木司リクエスト! 和菓子のアンソロージー」 アンソロジー

 

 



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