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薬の副作用、高齢者専門医の7割が経験・追記資料あり

2008年10月03日 | 薬のこと・薬害のこと
NHKのニュースに、下記のようなことが・・・(以下青字は、NHKHPより抜粋・太字は私の判断です。)

副作用 高齢者専門医7割経験



お年寄りの診療にあたる専門医の70%以上が、この1年間に薬を飲んで副作用を起こした患者を診た経験のあることが、NHKなどが行った調査でわかりました。

この調査は、NHKが日本老年医学会と共同で、先月、お年寄りの診療にあたる専門医を対象に行ったもので、425人から回答を得ました。それによりますと、ほかの医師からの紹介も含めて、この1年間に薬を飲んで副作用を起こした患者を診た経験がある医師は72%に上りました。これまでに副作用を経験した薬のうち、最も多かったのは長時間効くタイプの睡眠薬で87%、次いで、うつ病や食欲不振の治療に使われる抗精神病薬が79%、心不全の治療に使われる強心剤が70%などとなっています。副作用の症状としては、ふらつきによる転倒や胃かいようのほか、幻覚や失神などの重い症状に陥ったケースもありました。日本老年医学会によりますと、肝臓や腎臓の機能が衰えたお年寄りは、一般の成人に比べ薬の成分が長く体内にとどまり、副作用が起きやすいということです。しかし、こうした作用が知られていないため、医師も患者も「高齢や病気のせい」と考え、見逃されているケースが多いということです。東京大学医学部の秋下雅弘准教授は、「医師が患者ともっとコミュニケーションをとりながら、副作用かどうか注意深く診ていく必要がある」と話しています。





何が脱力するって、最先端といわれる現代医療が、赤い字で示したような、こんなシンプルなこと・・・、肝臓や腎臓の機能が衰えたお年寄りは、一般の成人に比べ薬の成分が長く体内にとどまり、副作用が起きやすいって言うことが、知られていないから見逃されていると、書いてあること・・・おいおい、大丈夫かって、本当にがっかりしてしまいますよ。しかもこのお医者さんたちは、高齢者の専門医じゃないですか・・・

西洋医学のお医者様にも、もう少し東洋医学も学んで欲しいです。漢方なら、その人の体質を見極めることは基本中の基本ですから。
また、漢方などの東洋医学では、近頃はOリングテストなども取り入れるお医者様も増えてきて、その人にオーダーメード(年齢や体質、体調などに合わせた)の処方で、治療や投薬もしています。
屈強な若者も小柄なおばあさんも、成人だから同じでしょ、っていう現代医療は乱暴すぎると思うのは私だけではないでしょう。

大体が製薬会社の新薬の人体実験に参加するのは、健康な若者であると聞きます。
間違っても、病気の高齢者ではありますまい。
うちの父の場合も、以前、医師から処方された13種類の薬をいっぺんに飲んだら、翌日は起き上がれなくなってしまったということがありました。

副作用がなかったといっている残りの3割の医師は、患者が処方された薬をすべては飲まずに医師に内緒にしている事例(うちのような場合)か、副作用だと認識できず、病気や高齢のせいだと勘違いしている竹やぶ医師か、あるいは製薬会社の言いなりにならないで、本当に必要な薬しか出さない良心的な医師だったかのどれかでしょう。

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 この数年、アカデミー賞にノミネートされ、娘も生まれるなど、公私共に充実していただけに、28歳という早すぎる死が惜しまれる。


若い人の薬物摂取による死というと、麻薬のようなものを想像しますが、彼の場合は、すべて医師から処方された薬を飲んだことによる中毒死でした。
才能のある人の早過ぎる死、本当に惜しまれます・・・。


■■追記

薬によっても、パーキンソン症状が現れてくることがあるそうです。
下記の表は、「介護のための最新医学講座」第17巻に掲載されているそうです。参考までに。

    表写真をクリックすると大きくなります。

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4 コメント

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ふつうはわからないです (金木犀)
2008-10-05 08:31:08
>ちょっと、自分が情けなくなりました。

ゆりあさん、そんなことないですよ!
介護は日常のこまごまとしたがいっぱい、やることがいっぱいで、心身ともに手一杯です。
お薬の副作用とか普通の人は、とても目が届かないのは当然だし、これはお医者様の内部資料で、こういうことは医師がチェックすべきことです。
ところが、ここまできちんとわかってやってる先生ならいいけど、現実は、お医者様も日々忙しくて、患者一人ひとりに目が行き届かないことも多いのではないかと思ってます。
・・・これは、病院付きの薬剤師さんからじかに聞いた話ですが、ほとんどのお医者さんは、薬を出すとき、製薬会社の効能書きを見ながら出しているだけだそうです。

>これからもっと勉強して、反省すべき点は改善して
まずは、自分自身の健康な心身を取り戻すことから
ゆっくり始めようと思います。

受身じゃなくて、自分から治そうとする人は、治っているんですよ。
ゆりあさん、きっと治りますよ!
ゆりあさんの体験は、今後、多くの皆さんの役にも立つのではないでしょうか。
返信する
ありがとうございます~! (ゆりあ)
2008-10-04 10:12:04
金木犀さん、いつもためになる情報をありがとう!
とても参考になりました!!

私って薬のこと、今まで全く無知だったんだなぁ…
両親の介護をして、色んな薬を服用してもらっているのに…
ちょっと、自分が情けなくなりました。

でも、落ち込んでても何もよくはならないから!
これからもっと勉強して、反省すべき点は改善して
まずは、自分自身の健康な心身を取り戻すことから
ゆっくり始めようと思います。

ありがとうございます。(#^.^#)

新しい記事をアップしましたので、TB送信させていただきますね~!!
返信する
うちの母も・・ (金木犀)
2008-10-03 16:33:47
ゆりあさん、そういう事情があったのですね。

私の母も、若いころから神経痛に苦しみ、何かあれば薬を使うことは、当たり前の生活でした。
また、頑固な人だったので、ぎりぎりまで言うことを聞いてくれませんでした。
お医者様にも反論しないように、くぎを刺されました。
最終的な判断は、本人の選択なんでしょうね。
自分は変えられても、人を変えることはできませんもの。
身近にいても、助けられないことってあります。
また、母じゃないけど、すごく身近にいる人がパーキンソンだったのですが、力になれるならなりたかったけど、結局何にも出来ませんでした。

治った人、治らなかった人、よくわからないけど、その人のカルマのようなものもあるのかもしれません。
母は、亡くなった後、Aを通して「これでよかったの」と言ってくれました。
そして、あちらから、父の面倒を見ている私たちを応援してくれているみたいです。
クロちゃんが「心配無用だにゃ~」って言っているように、思い悩むより、今、出来ることをやるだけですよね。

お父様は長年お薬を飲み続けていらしたのですね。
追記に聖路加国際病院の理事長の日野原重明さんら監修の本に載っていたという極秘資料(?)を添付しましたので、参考になればと思います。
返信する
私の父も… (ゆりあ)
2008-10-03 12:51:46
高齢者の副作用問題についての「クローズアップ現代」、母と一緒に見ました!
父も、骨粗しょう症の薬を服用していますので
他人事とは思えません。

父が夜中、何度かベッドから落ちたのも
原因の一つは、
毎晩のように処方された睡眠導入剤や
ドーパミン入りのパーキンソン氏病の薬の
副作用じゃないかと…
私は疑っています。(幻覚・ふらつきなど)

でも父は、長年多種類の薬を服用してきたので
今ではすっかり依存症。(精神的に)
先日も、便秘の薬の件でちょっとした揉め事になりました。
便秘だけでも数種類、飲んでいますので…
さらに欲しがる父に、私がちょっと「意見」したところ
「娘にそんなこと言われるとは情けない」…なんて
涙声で。。。
父にとっては「はい、どうぞ!」と薬を持ってくる娘が良い娘なのでしょうね~。(ため息)

私も、もっと勉強しなければ。
返信する

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