人はおとなになっても いや おとなになるほど
傷つけあってしまうのは なぜなんぢゃ?
蝉が鳴き出した公園で 子どもたちが 5~6人
むしとり網を持って 走っている
昔と変わらない 夏休みが始まる
変わらないことに ほっとしながらも
それでももう 取り返せない故郷もある
ばかな大人たちが 壊してしまった あれやこれや
これから壊されてしまうかもしれない あれやこれや
ごめん ごめんね
友達思いのこどもたち
かけがえのない時間をたいせつに
今のまま やさしく健やかに育ってゆけるように・・
それはもう 祈りのような願いなんぢゃ
井上陽水「少年時代」Yosui Inoue - Shonen Jidai
傷つけあってしまうのは なぜなんぢゃ?
昨日、こんな記事を見つけました。
「植物すげぇ!!木々の葉がお互いに譲り合った結果、空が割れたように見える「クラウン・シャイネス」現象とは? 」
https://t.co/XUwXBoEu6s
多くの樹木が同時に成長した時にのみ起こる現象…お互いの葉が重ならないように、「どうぞ、どうぞどうぞ」と譲り合いながら成長…
植物のほうが、人間よりも、自然にお互いさまの精神で生きてお互いを支えあっているなんて、すばらしいですね。
人間にも、そういう本能があるはずなのに・・・。
そして、今日見つけた記事。
「野生の体を取り戻せ!/ジョン J・レイティ、リチャード・マニング」
http://ameblo.jp/tokyo1947/entry-11978391201.html
「「私たちが『病気』と呼ぶものは、ほんとうは『文明がもたらす苦しみ』と呼ぶべきなのかもしれない。それらは人体の設計上の欠陥や傷ではなく、私たちが日々の暮らし方によって自ら招いた損傷だ。世界中で、生態系を立てなおして野生のシステムを復活しようとする気運が高まっている。ヨーロッパではそれを『再野生化(rewilding)』と呼ぶ。野生の生態系と同じく人体も、多様な微生物が共存する生態系なので、自然な状態に戻したときにこそベストの働きをするはずだ。ゆえに筆者は本書を、読者の生活スタイルを再野生化する指南書にして、ライフスタイルを変える考え方の入門書として著した」
彼のいう「野生」とは、何百万年にもわたって築いてきた「進化の知恵」を意味しています。それは遺伝子に深く刻み込まれており、たかだか1万年前以降に生まれた文明の知恵をはるかに超えています。私たちは野性的に暮らすように進化によって設計されているのです。」
ほんと、まさにまさに・・・なのです。
人類は、どうあがいたところで、自然の理、宇宙の法則には適わないんですよね。。。
植物も、話しかけると成長が早いとか、いろいろとわかってきましたよね。
植物も、不思議な存在です。この地球に植物がなかったら、今の生物はたいてい生きていけませんしね。
2つ目の本のサイトも面白いです。
>いくら文明が進歩しようとも、私たちの体は20万年前から変わらないのです。だから、文明によって生物進化のルール(野生)を無視すれば、しっぺ返しを受けるのは当然のことかもしれません。
特にこの部分は、共感の嵐・雨・あられです。
家の近所でも、30~40年前の環境とも、今の環境は変わってきています。同じことをしても、自然の奥行きがなくて何だか薄っぺらく感じてしまいます。
アルベルカは、違うかもしれませんが。
生命が生まれた時には、地球に存在していない、目に見えない人工の電磁波は、今や世界中を覆っています。
意識レベル100のスマホが、人の体と心にどんな影響を与えているのか、それもまだわかりません。
この記事の、隠れたテーマも、実はその無力感だったりします・・・。
本当に、現状をいろいろと客観的に見ると、悲観的になってしまい、無力感に襲われてしまうことが多々あります。
でも、私は、なぜか、どこかで、これも通るべき道なのかな、という気がしていて、私たちは、常に進化していて、奇跡を起こし続けているから、悪影響といわれていることを、好影響へと変換していくことができるのかもしれない、と妙に楽観的な部分があるんです。
同じサイトの別記事で、
「二極が共鳴すると力が生まれる」
http://www.kmk21.com/new_page_153.htm
と
「混在の力学(波立(はりつ)の法則、1)」
http://www.kmk21.com/new_page_26.htm
というのがあるのですが、この二つを組み合わせて考えてみると、理論的には、両極端同士が調和することができたら、より高く精妙な意識レベルへ到達できることになります。
このサイトでも、こんな記事がありました。
「共鳴力を高めると意識が進化する」http://www.kmk21.com/new_page_145.htm
だから、現状がいかに混沌としているように見えても、見えないところで、バランスを取り合っているのだろう、そして、それが、全体の進化への大きな力となっているのだろうと、潜在意識で理解しているから、妙に楽観的になれるのかもしれないな、という気がしています。
このサイトは、数年前に見つけたのですが、いくつかの記事をちら読みしただけで、放置してましたが、先日、また、浮上してきて(笑)、この数日、また読んでいます。
数年前の私と今の私は、その間の経験を通して、少しは進化していますから、やっと理解が追いつく段階にきたのかもしれません。
とはいっても、まだまだ断片的な理解なのですが・・・。
私もぜんぜん悲観はしてないのです。
世界の混乱と裏腹に、日本も世界も集合の意識レベルは強くなっていますから。
必然であり、通るべき道、ということもよくわかります。
いったん表に出てきて、壊れないと生まれないものもあるのだろうとは思います。
ただ、無邪気な子どもたちの未来、だけでなく、この地球に生きとし生けるもの、すべての命が、無駄に消費されてほしくない。
それぞれの命が輝くような、世界であり続けて欲しいと思うのですよ。