
それは、あのおかしな選挙が序章だった
ゴアさんは 怒らなくて偉かったな
アメリカで起こった同時多発テロ、あの日からきょうで6年。
2000年の大統領選、ゴア氏が負けてブッシュが大統領になったとき、なぜだかとても嫌な予感がしたのだけれど、まさかこれほどの事態が起こるとは・・・予想よりもショッキングな出来事でした。
しかし3棟のビルの崩壊だけで終わらなかった。アメリカはまさに軍需産業などの戦争経済と石油産業を維持するために、当初の計算どおりアフガニスタンを攻撃し、テロとは何の関係もなかったイラクを攻撃した。
その後の予定が違ったのは、一度攻撃したら、簡単には終わらせることができないということを、念頭に入れていなかったことでしょう。数ヶ月の攻撃で終わらせるはずだったイラクも、とっくに終わっていると思ったアフガニスタンも、治安が悪化するばかりで、何の解決もされていないのです。
ブッシュは、結果的にアフガニスタンやイラクの普通の人々の生活をめちゃくちゃにし、多くの命を奪い、今もなおそれが続けられています。また、ブッシュの戦争で亡くなったアメリカ兵も、6年前のあの時犠牲になった人々の数をとうに超えています。
ブッシュのような人間が支持されたのは、人々の恐怖と不安と怒りを、「テロに屈しない」という言葉を使って、彼が上手に利用したからにほかなりません。
このところの私自身のテーマである「怒りを手放す」ということと、あのときの出来事は、やはり重なっています。
怒りは怒りを増幅する、怒りは新たな怒りを作る、怒りを手放すことが平和への道。

ゴリラのココは、子どものころ、群れの仲間と母親を人間に殺されました。彼女はそれを覚えていて、とても悲しかったと手話で話しています。もしココが、人間に対していつまでも恨みや怒りをもち続けているなら、このような写真は撮れるはずないですね

もし、震えてしまうような怒りで自分がどうしようもないときは、ちょっと心を体と切り離して、上から見てください。あなたの体は今セロトニンが足りないせいで、怒りが抑えられなくなっているんです。怒りがおさまらないのは、あなたのせいでも、相手のせいでもありません。深呼吸して、降り注ぐ太陽の光を手の平で、静かに受けとめてみてください。


あの日、本当に起こったことは何だったのか。誰がこの事件で得をしたのか。なぜ、飛行機が追突しなかったビルまで崩れて跡形もなくなったのか。冷静になって考えてみましょう。
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