虹色オリハルコン

命にエネルギーを与えるパワーの力

命からエネルギーを奪うフォースの力

どちらを選ぶかは自分次第

安倍晋三はマクロン仏大統領にはなりえない

2018年12月13日 | パワーかフォースか

フランスの黄色いベスト運動が功を奏したか、マクロン大統領は歩み寄る形で、最低賃金の引き上げ、定年退職者らに対する増税策の撤回、残業関連の税の廃止を発表した。





マクロン大統領は、もともと、就任時は125F(欲望)だった。
だからどうしても経済界の方にばかり顔を向けていた。
極右のルペン候補よりはまし、というくらいで、期待はしていなかったけれど、ピンチがパワーに上がるチャンスになる人と、ピンチに負けてさらなる下降をたどる人と、それが今、意識の大変化として起こっていることだ。






マクロン大統領は前者だったのが、フランス国民とっては本当に幸いだったと思う。
トランプ氏を批判した際は、323P(意欲)の人になっていたし、今回の発表では、なんと523P(愛・慈愛)まで上がっていたから。

フランスと同じようなデモが起こった時、中国やロシアやシリアならとんでもない権力弾圧がかかるだろう。
アメリカや日本や韓国なら、為政者はデモに対してまったく聞く耳を持たない態度に出るだろう。
そしてその裏では、対抗措置として、御用ジャーナリストや匿名のネットを使って、辺野古の抗議活動を見ればわかるけれど、デモをしている人たちへのデマやフェイク、ネガキャンに走ってしまうことだろう。
 参照:リテラ

マイナス暗黒フォースの底にいる彼らは皆、常に敵味方の構図を作り、自分に対する批判や抗議は、「攻撃された」と受け取ってしまうからだ。
上記の国の為政者らは、何も解決できず、問題をより深刻化させるのはいつも書いているとおりです。


このマクロン大統領の発表を受けて、日本でも同じように庶民の抗議活動で政治が変わるという方もいるが、フランスのような結果にならないのは想像に難くないし、期待もできない。理由は上の通りです。
(でも批判や抗議は、間違いなく彼らへの逆風になるのだから声を上げ続けることは必要なことだ。)






フランス国民は、彼の演説に一定の評価をしているものの、この勢いでマクロン大統領をやめさせたいという人もいる。だけど、それは思いとどまったほうがいい。523Pのリーダーなんていうのはめったにいないので羨ましいくらいで、事実、これだけ聞く耳を持ち、歩み寄りを見せてくれたのは、パワーの証拠なのだから。
次に勢いづくのが極右のルペン氏なら、本当に元も子もなくなる。かつての日本で民主党へのネガキャンが過ぎて、嘘つき・フェイク・反知性の自民党が政権を取り返して、今のメチャクチャな日本があるように。


仏「黄色いベスト」、デモ続行誓う 大統領が譲歩策提示でも
2018年12月12日
【AFP=時事】フランスの反政府デモ「ジレ・ジョーヌ(黄色いベスト)」運動をめぐり、エマニュエル・マクロン大統領が10日に国民向けに行った演説を受け、デモ参加者らの多くが翌11日、抗議行動を続行することを誓った。

 マクロン大統領は10日夜の演説で、最低賃金の引き上げや定年退職者らに対する増税策の撤回、残業関連の税の廃止といった一連の措置を発表。デモ隊が大統領から引き出したこの譲歩策により、政権には110億ユーロ(約1兆4100億円)の負担が発生する見通しだ。

 大統領就任以降最も深刻な危機に直面している中道派のマクロン氏には、これらの「アメ」により、過去3週間街頭に出て怒りを表明してきた地方部や小規模な町に暮らす低所得者層をなだめたいという狙いがある。

 230万人が視聴したこの13分間の大統領演説の直後に行われた世論調査によると、「黄色いベスト」運動に対する支持は急落。一方で、国民の約半数がデモの続行を望んでいることが明らかになった。

 同国中部サンテティエンヌでデモに加わった建設作業員の男性は、「われわれが成し遂げたことに喜んでいる。3週間で彼(マクロン氏)を屈服させた」と一定の満足感を示しながらも、「扉を押し開けた、だがそれで十分ではない」と語った。

 マクロン氏がさらなる譲歩を迫られるかどうかは、デモが再び呼び掛けられている15日次第となる可能性がある。政府は、さらなる暴力行為の回避を目指している。 【翻訳編集】AFPBB News



おまけ
良きツイートを見つけました。民主党へのネガキャンにだまされたのは国民。損をしたのも国民。



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