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大手ゼネコンが生態系回復への生態調査

2011年02月27日 | 社会のニュースを考える
社宅の屋上に設置したミツバチの巣箱を観察する鹿島の研究員
=2009年5月、東京都豊島区(鹿島提供)


ゼネコンが生き物回復作戦 大都市で生態系調査

大手ゼネコンがミツバチやチョウなどの生態調査に力を入れている。緑地づくりに応用し、大都市で多様な生物が暮らせる豊かな生態系を回復するのが狙いだ。環境意識の高まりを背景に生物多様性の研究はビジネス拡大のチャンスともなるだけに、今後も同様の取り組みが広がりそうだ。

 鹿島は東京都内でミツバチを飼育している。巣箱から半径2キロにある公園や街路樹などを対象に、ミツバチが飛び回る範囲や蜜を吸う花などを観察し分析。4~10月には週1回、研究員が自転車で40~50キロ走り、年間で延べ約千カ所のデータを収集する。環境本部地球環境室の山田順之次長は「ミツバチが生存することで都会でも花が実を結ぶ。それを食べに野鳥も集まる」と説明する。

 名古屋市では竹中工務店がチョウの生態を調べている。クロアゲハやベニシジミなど調査対象のチョウが好む植物のプランターを市内約10カ所に設置。どのような環境を整えればチョウが飛来しやすいかを研究し、都心の緑地をつないで生物が移動できるようにするのが目標だ。

 清水建設は、ビルなどを緑化した際に生態系に与える効果が一目で分かるシステムを開発。周囲の公園や水辺から昆虫や野鳥が飛び回れる範囲を地図上に示し、飛来する生物に合わせて樹木の選定をするなど緑化計画に生かす。



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今までのゼネコンのイメージは、自然や環境をばんばん破壊して、大きな箱モノを作るとか、政治家への賄賂や癒着でダークな臭いがプンプンしていたけど、こういう大きな会社が自然再生・都市緑化に向かっていることは喜ばしいことです。
「このマッチポンプ!」なんていう、嫌味はもう私も言いません。
時代が、こういうことに脚光をあてています。行くべき方向は、こちらなんだと後押ししています。
政権交代に対していろいろなご意見もあるようですが、それらもすべて大きなパワーの流れであり、必然であったのだと私は思います。

「日本の百年企業」・老舗には、三方良しという考え方があります。それは、その店(売り手)とお客様(買い手)と世間(社会)、この3つが満足できるもの・・・というもの。

略奪資本主義においては、こういう考え方がすっかり消えてしまい、自分と自分の会社、も一つ自分のボーナスアップがすべて、みたいな図式が出来上がっていましたね。
鹿島・竹中工務店・清水建設…みんな有名企業ではありますが、建設業界には厳しいご時世、どうぞ三方両得で、自分たちとお客様だけでなく、物言わぬ命たちにもやさしい環境を作って、生き残っていただきたいと思います。



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