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「停止したまま脱原発に向かっても立ち行く」という菅前総理

2012年06月11日 | 脱原発
野田総理の大飯原発再稼働宣言には、心底がっくりさせられてしまいましたが、こんな時でも、菅前総理は、「日本は立ちいく」と私達に希望を語ってくれます。
どんな時でも、希望を語れる人を私は選びたいです。その希望とは、ただの希望的願望ではなく、強い意志と実現性を持った希望です。(以下、菅直人ブログ「今日の一言」より。編集は私めです)





日本は立ち行く 2012/06/09

 現在、全ての原発は停止している。全原発を再稼働させず、停止したまま「脱原発」に向かうとどうなるかを検討している。

 検討項目は

  1.安全性、
  2.電力不足、
  3.経済的問題

 の3点。

停止したまま廃炉に向かえば「1.安全性」では最も高い安全性が確保できる。

「2.電力不足」については、短期的には関電管内がかなり深刻だが、電力会社間の融通、省電力の徹底など国民の理解と協力があれば何とか乗り切れると考える。長期的には対応は十分可能。

問題は「3.経済的問題」だ。
昨日の野田総理の記者会見も、「日本が立ち行かない」というのは、電力不足以上に、電気料金の値上げなど、主に経済的な理由を考えてのことだと思う。しかし、原発の運転を続けたときのすべての原発のコスト、つまり、電力会社の収支や電力料金だけでなく、核廃棄物の処理など、国として現在から将来に向けて必要となる全体のコストを考えると、早く原発をやめた方がコストは小さくて済む。

早期の「脱原発」という方向を決めて、その前提で全ての政策を考えれば、日本は十分立ち行くはずだ。


 最近、「脱原発」に関連して、大学生など若い人の集まりに呼ばれることが多くなった。大学祭からも声がかかっている。若い人が自主的に「脱原発」の関心を持つことは大歓迎。できるだけ応じるようにしたい。


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原発には、目先の利益ばかりに固執して長期的な不利益を、ずっと見ないふりで先送りしてきた無責任さがつきまといます。
こんな事故が起こっても、まだそれを続けようとするのは、未来への罪であると私は思うし、野田さん一人が「責任を持つ」と言われたところで、本当は誰一人、原発再稼働に責任が取れないのは、あの事故でよくわかりました。

古いシステムに固執する古いおじさんたちはもう放っておいて、近い未来に希望が持てる話をしよう。
菅さんが若い人達の集まりに呼ばれることが多くなった、というのは、とてもよくわかるものです。



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