アマゾン「真夏の方程式」
ウィキ「真夏の方程式」
ウィキ東野圭吾
2011年6月出版。
あらすじ(アマゾンより)
夏休みに美しい海辺の町にやってきた少年。そこで起きた事件は、事故か殺人か。少年は何をし、湯川は何に気づいてしまったのか。
登場人物(ウィキより)
湯川学
帝都大学物理学准教授。
柄崎恭平(えさき きょうへい)
小学5年生。夏休みを親戚の旅館に泊るため、玻璃ヶ浦にやってきた。
柄崎敬一(えさき けいいち)
恭平の父。
柄崎由里(えさき ゆり)
川畑成実(かわはた なるみ)
環境活動家。15年前に玻璃ヶ浦に移り住んでから海の環境保護に力を入れるようになる。
川畑重治(かわはた しげはる)
成実の父。旅館「緑岩荘」を経営。東京に住んでいたが、父親の後を継いで玻璃ヶ浦に越してきた。太りすぎたために膝を壊し、杖が手放せない。
川畑節子(かわはた せつこ)
成実の母。柄崎敬一の姉にあたる。実年齢より若く見える。恭平の母。敬一とともにブティックを経営。多忙な日々を送っている。
ちょいコメ(ネタバレあり)
玻璃ヶ浦に住んでいる叔母夫婦の旅館「緑岩荘」に、夏休みの滞在に行く恭平。
列車の中での、湯川博士との出会い方、面白い。湯川博士、いいなぁ。
同じ旅館で過ごす2人の触れ合いがいい。
ペットボトルで作った海底を見る実験など。(私も夏休みの宿題では苦労したので)そんなことができるんだな~と思いながら読み進む。
美しい玻璃ヶ浦の海・夏休み・花火とノスタルジックな背景だ。そこで起こったドロドロした事件。
湯川の「ある人物の人生をねじまげるかもしれない」の「ある人物」とは誰だろう?と、私なりに推理はしながら読んだが浅かった。
仙波はこうするしかなかっただろうが、殺された塚原はどうだろう?叔母さん夫婦は?恭平家族は?物語は深い。
これから子供たちは、どういう生きていくのだろうか。
印象に残った言葉
湯川「今すぐには答えをだせない問題なんて、これから先、いくつもあるだろう。しかし焦る必要はない。答えを出すためには、自分自身の成長がもとめられている場合も少なくない。だから人間は学び、努力し、自分を磨かなくてはいけない」
「今回のことで君が何らかの答えを出せる日まで、私は君はひとりぼっちじゃない」
最寄りの図書館で予約してこの本が手元に来るまで何ヶ月かかったろうか?
貸出ベスト5位!そして現在も後何十人も待っている。ちなみに1位は「麒麟の翼」。
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