KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

「こもれびの里」

2013年04月28日 | お散歩写真
天気 晴

まさに行楽日和の、GWにふさわしい日になった。
やっぱり散歩は昭和記念公園へ行ってみよう・・ということに。電車で駅三つ目だから早めに行けば混雑は避けられる。もっとも、公園内は広大だから、子供広場を除けば人混みとは縁がない。今は広場のポピーと菜の花が盛りを過ぎて、ともかく新緑が美しい。

そんな新緑の中を、目的地の「こもれびの里」までひたすら歩く。公園の北の外れにある「こもれびの里」は、武蔵野の田園風景を再現した一画。そこに新しく豪農の家が移築されて披露されたという。長いこと工事中で気になっていた。


長屋門があり、くぐると大きな農家の茅葺の母屋、そして立派な蔵。鯉幟が薫風を受けてゆったりと流れ、ああ、昔はこんな風景は当たり前にあったっけ、と郷愁を覚える。
長屋門も立派で、その向こうの新緑がまぶしい。




持参の弁当でビール。久しぶりに昼間からのビールだったが、良く歩いたので何とも美味しかった。
ちょっと見頃を過ぎたチューリップを見て、まだまだ入園してくる人たちとすれ違いながら帰宅した。
明日は「昭和の日」なので入園料は無料になる。凄い人出になるかも。


葉桜をくぐる木洩日踏みながら  KUMI

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2 コメント

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良い名前 (ふきのとう)
2013-04-29 14:39:51
木漏れ日...聞いただけだも落ち着きますしなごみます。
三枚目の写真、実家に帰ったような気がするのです。
縁無しの野郎畳、農家の我が家もそうでしたので
商家やサラリーマン家庭の縁畳が何とも羨ましく思ったものでした。
時代が変わり、今では縁無し畳の方がイグサを余分に使うだけ高いのだとか。
時代も値打ちも変わり、暮しづらいよのなかですね~ぇ。
ふきのとうさん、ほっとする場所です。 (KUMI)
2013-04-29 22:15:08
公園の一角ですけど、地元のボランティアの方が昔の暮らしを再現しています。
ここは戦後米軍基地になってしまい、返還後公園になりました。
ですから、基地になる前はこんな風な農村だったのです。

この家の座敷も、手前は縁なしの畳、奥は客間なのでしょう、縁があります。
縁のある畳なんて、子供の頃は見たことがありませんでした。
それに、今はこちらではマンションも新築の建売も畳のない家が多いのですよ。
畳を知らない子供が増えるのでしょうね。日本が日本でなくなるみたいで・・

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