KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

草木瓜

2017年03月31日 | お散歩写真
天気 曇のち雨

写真は、昨日の続き。
春蘭の林を過ぎると草木瓜がたくさん咲いていた。この花、我が家の近くにもあるが、田舎の畔道にはどこにでもあった。この花を見ると思い出すことが。
「しどめ」と言われていて、子供のころはなぜか「血止め」と思っていた。そう思うようになったのも、小さい時から花に興味があり、綺麗だとすぐに触る。摘みたくなる。
で、トゲがあると知りながら触ってしまい、そのトゲが指先深くまで入ってとれなくなり、ヅキヅキ痛み大変な思いをしたのだ。そのせいなのか、「しどめ」が「ちどめ」になって頭にインプットされてしまったらしい。
「しどめ」は方言だと思っていたら、そう呼ぶこともあると辞書に書かれていた。

昨日の暖かさはほんの一瞬だったようで、今日から週末にかけては又寒さがやってくるのだという。箱根では雪になっているそうだ。毎回、寒さが来るたびにこれが最後、と思っていたのに・・今回は、本当に最後になるだろうか。
都心の枝垂桜は満開になっているという。家の前の、毎日少しづつ咲いて行く桜が寒そうだ。


花しどみ棘に泣きたる日の遠く   KUMI
コメント (2)
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