KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

あと一息の春本番

2017年03月17日 | お散歩写真
天気 晴れたり曇ったり

公園へちょっとだけ寄ったら、青空の瞬間があった。白木蓮が見ごろになっていて、林の山茱萸も咲いていた。
スマホで玉ボケ写真、撮れました、先日買ったミニ三脚を一脚にして使った効果のようで。


ようやく時間が出来たので、新しい都立図書館で新刊雑誌を読むつもりだった。
貸出はないけれど、たくさんの雑誌を取り揃えていて読み放題。
ところが何と、今日は月に二回の休館日だった。無念。実は「俳句あるふぁ」の4.5月号に句会のお仲間・・というよりも毎月の句会の中心の一人になっていただいている高田正子さんの特集が載っているのだ。買うこともないかも、と読むだけでも、と思ったのに。
で、仕方なく本屋に寄って開いてみたら、これは買わなくては、という内容だった。
図書館でゆったりしよう、と思ったので時間はある。買ってカフェに寄ってじっくりと読むことに。


いつもの句会の吟行地・生田緑地での彼女の一人吟行の様子がたくさんの写真と一緒に掲載されている。相変わらず、佳句もたくさん作られていて。
私が初めてこの句会に参加したのは、まだ句会を立ち上げて間もない頃だった。私もまだ3年目、という初学の頃。もう15年前くらいになるだろうか。
吟行の途中で「午後の句会、何句を出すのでしょうか」と訊いたら「何句でも。制限はありません」と言われてびっくり。それまで参加した句会は5句、と決まっていて、まあまあ何とかなったけれど制限なしとは・・一体みんな何句出すの?と思ったら10句以上は当たり前、に二度びっくり。結局、その日は8句くらいしか作れなかったと記憶している。
今や、彼女は俳人として素晴らしい活躍をしているけれど、句会ではみんな平等。
ちっとも進化せずにトシばっかり重ねてしまった私でも、何とか俳句を捨てないのは彼女とこの句会のおかげ。

山茱萸のほかに色なき林かな  KUMI
コメント (2)
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