KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

淡墨桜(うすずみ桜)

2017年03月30日 | お散歩写真
天気 晴

ようやく春らしくなった日、府中郷土の森博物館へ。
目的は7月の吟行句会の会場の申し込み、なのでカメラは持参しなかった。
無事に会場を確保出来てほっとしたあとで、もしかして、と思って園内(博物館、といっても建物だけではなく広大な庭も入っている)の淡墨桜を見に行ってみたら、みごとに八分咲きくらいになっていた。たまたま青空が広がり、今年初めて、桜を見た気分に浸れた。
この木、岐阜県根尾谷の、かの有名な古木の桜の子孫なのだそうだ。花の終いにピンク色が淡い墨色に見えてくるのでその名がついたとか。エドヒガンザクラと同類らしく、ソメイヨシノよりも早く咲く。
何だか得をした気分になって園内を帰路につこうとしたら、武蔵野の林を再現した場所に、たくさんの春蘭と一人静が咲いていた。カタクリは終わり近かった。




スマホでは、光線の按配が難しく・・でも何とか雰囲気は出せた。

やっぱり昨日の枝垂桜の咲き満ちた姿が見たい・・来週は時間が作れるかも。
大事な「野暮用」を8日に予定しているので、それまでは事務処理なども含めて「お休み」にして桜を楽しみたい。させてください、と、亡姉に祈る。

春蘭にかがめば遠く水の音  KUMI
コメント (2)
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